その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

イノベとリノベ

2024-01-12 11:06:22 | 転職

「刷新」をカタカナ語にしてみたら?

「イノベーション」とは、経済学者シュンペーターの理論で使われた言葉であり、「従来とは違った仕組みや技術を組み合わせることで、今までにない価値を生み出し、社会に大きなインパクトをもたらすこと。」を意味するらしい。『おやじぃ』のイメージでは、本田技研工業の「CVCCエンジン」がその筆頭ではあるけれど、その後の各社の技術開発により、世界的な流れにはならなかったようである。日本の花形産業である自動車輸出台数も遂に中国に抜かれたと報じられた日に思い出した過去の記憶…欧米に追いつき追い越せという掛け声も、日本に追いつき追い越せという合言葉に替わり、それが現実になったとしても何の不思議もない昨今ではある。
はて、「政治刷新本部」の会合…「刷新」という言葉を英語に直すと「refurbishment」となるらしいのだが、「磨き上げ」では語呂が悪いので、『イノベーション』を当ててみた^^; 『今までの仕組みや技術を組み合わせ、新たな集金システムを構築する。』と定義してみると、なるほど会の存在意義が見えてくるような気になってくる。「派閥」が『病巣』のような捉え方をされている向きもあるけれど、「派閥の解消」なんざぁ60年も前から言い尽くされて来た話題であり、政治資金の流れを1円単位まで可視化すれば、下手な身動きは出来なくなるはずである。『若手育成の場』などと言ってのけるのはチャンチャラ可笑しい…純粋な若手を、古くからの因習に引き込んでいるとするならば、「金をやるから俺の子分になれ。」と言ってのけた方が余程すっきりするのでありますよ(笑)


餡子と刺身のコラボ^^;

さて、『おやじぃ』たちは、相も変わらず晩酌を続け、岸田首相の「二次避難の検討を…」という呼び掛けに失望した。「政府が〇×に避難所を確保したから、一時的であっても二次避難を…」という具体的な話を期待しているのであるけれど…ただでさえ、高齢者は地元を離れたくないという思いが強いようにも思える。少なくても復旧には数年単位の歳月が必要にも思える。故郷を捨てろとは言えないけれど、高齢化が進む地域では、避難所暮らしに耐えきれないという思いの方が強いのでありますけれどねぇ…。
はてさて、『イノベ』に似た言葉で「リノベーション」という言葉がある。こちらは、「リフォーム」と違って、場合によっては使用目的さえも変えてしまうような大規模な建物の改修を指すらしい。『古巣』を捨てて、新たな気持ちで暮らし向きを立てるのは若者たちの特権かも知れない。歳を重ねると「住めば都」とばかりに、地元愛が湧いて来る。むしろ『離農ベーション』が一段と進み、地元に残るのは年寄りばかりなんてねぇ…。災害とともに進んでしまう過疎化…人口減少社会ではいたしかたないことかも知れないけれど、自らの『政治刷新本部』なんてものより先に考えなければいけないことの方が山積みのような気もしますがねぇ…。

コメント
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