その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

万事を休す…

2024-01-20 10:47:26 | 転職

まずは、味噌汁で一膳^^;

次に、トロロで一膳、そして、焼肉のタレで一膳…焼肉最後に^^;
急遽、応援要請されたお仕事は、草津温泉の裏側の越後湯沢だった。6人掛かりで何とか荷積みしたお荷物を現場の大工さんと3人で下ろせという任務…現場代理人の段取り不足で人の手配が付かなかったらしい。クッション替わりの毛布の上に横倒しにして、スライドさせて上手く台車に乗せられれば何とかなるかも?色々と事前に作戦を考えるも何ともならない…これを「万事休す」というらしい。
何となく『万事窮す
』と書きたくなるけれど、「休す」には休むという意味だけでなく「止める」や「おしまいになる」という意味もあるらしい。コチラの現場監督は、一度余計な手出しをしてケガをしたことがあるらしく、それ以来、荷下ろしなどのお仕事には一切、手を貸さないとのことである。ハタと困り切っていたら、先行する別会社の若い衆が手を貸してくれまして、何とか難を逃れました。(つまり、応援要請された『おやじぃ』は、万事を休した(休んだ)状態で、お仕事終了…ありがたや、ありがたや^^;)
「天は、その人に乗り越えられない試練を与えない。」…意味合いが全く違う。元々、「万事休す」とは、領主に溺愛された王子が、何ごとに当たってもニタニタ笑ってばかりいたことに、領民が「ダメだこりゃ~。」と嘆いた中国故事に由来するらしい。当然、こうした王子の下では国も滅んでしまったらしいのだが(笑)


小千谷の錦鯉…『雅紀くん』に似ている^^;

さて、『政治屋さん』にとっては「万事休す」ということが存在しないらしい。何事にあたっても、巧みに物事の論点をずらし、責任は秘書、会計責任者に押し付ける。検察の取り調べなど、するりとかわせる力量を持ち合わせている。共謀した、指示したなどという証拠さえ残さなければ何でもアリの世界であり、それが『大物』たる者の条件なのかも知れない。「政治とは、陽の当たらない場所に陽を当てること。」…過疎の村に大型公共事業を持ち込んだ『田中角栄さん』もいらっしゃったけれど、名物の小千谷の錦鯉も『餌不足』でやせ細っていたのが気になりましたけれど(笑)
はてさて、本来は天下国家を語り、この国の有り様を議論してくれるのが国会議員の方々だと思うのだけれど、「政治にはお金がかかる。」とばかりに、『私腹』を肥やすことばかりに躍起になっている昨今の姿が気にかかる。寄らば大樹の陰とばかりに、公共事業や補助金にすがりつくコチラ側にも責任が無い訳でもない。本来は、公共事業や補助金を『起爆剤』にして、新たな生産活動やサービス財貨を増大させなければいけないのだけれど、いつの間にやら、お金持ちの外国人のお財布に期待するようになってしまっている。巡り巡って、『おやじぃ』の懐を潤す財貨にもなっている訳ではありますが…「万事休す」状態を脱する手立てを考える『大人』ではありたいけれど、何かなぁ、大半の庶民が『万事に窮する』状態になっているようにしか思えないのでありますけれどねぇ(笑)

コメント
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