何故か「旗指物」の行列?(フリー素材)
ブログネタに困って、いつものネットサーフィン…中々、適当な波が見つからない^^;
拾えた言葉が「正々堂々」…「我々は〇×精神に則り、正々堂々と戦います。」と勇ましく選手宣誓する場面を思い出す。「②態度や手段が正しく立派なさま。(デジタル大辞泉)」今さら調べる必要もないでしょうと思っていたら、語源は『おやじぃ』の大好きな孫子の兵法だった!
「正正の旗を邀ふる(むかうる)なく、堂堂の陣を撃つなし…」つまり~「旗の列が整っている軍隊や士気の高い軍隊と戦ってはいけない。」という戒めだったのねぇ…負け戦になるから(笑) 「正々堂々」と戦えるのは、力量や技量が相手より優れているからであって、劣後する者が勝つためには、奇策を講じたり、逃げの一手を考えなければいけないのよねぇ…。それでは「〇×精神に悖る(もとる)」…そうそう、未来を担う子どもたちには、弱っちぃ『おやじぃ』も正論を教えなければいけない。「逃げるなど言語同断、負けても良いから正々堂々と精一杯戦え。」ん~今風なら、これも違うなぁ…『生き残る』ためには逃げても良いんだよ。イジメや悩みを抱えた子どもたちに『戦え』と唱えるのも酷な話ではある。『正義』の旗を掲げたところで、命を落とすまでのことはない。逃げることも恥ではない…しかし、これまた『逃げ場所』がある場合ではあるけれど…。
醤油、味噌、塩と「うどん」は続く…
さて、孫子の兵法の中に「兵は拙速を聞くも、未だ巧みの久しきをみざるなり。」という名言があるようです。「戦争は多少のまずい点はあっても早々に切り上げる。巧妙な作戦をたてて戦を長引かせるという例は聞いたことがない。」という教えのようである。そうねぇ…お互いに消耗戦だから、継ぎはぎだらけの『膏薬貼り』でも、ちゃっちゃと幕を引くのがお互いさまである(笑)
はてさて、「大山鳴動して鼠一匹(コチラは西洋の諺)」…最近では「マスコミが大騒ぎしても、記事ネタとしては七十五日」という解釈も成り立ちそうである。大体ねぇ、不法利得(所得税法違反)や政治資金規正法違反を世間に問うのではなく、『大本営』発表の「派閥の解消」という巧みな争点のすり替えを大々的に報道しているのだから…。結局のところ、筋書きありきの作戦に上手に乗せられて、あとは『庶民は怒っている。』と結べば一件落着となるはずである。何度も繰り返される「政治資金収支報告書の不記載事案」に対して、訂正すれば許される、会計責任者のせいにすれば逃れられるという問題には切り込んだりはしない。今風の『正々堂々』とは、野党が弱すぎるから、整然と並んだ与党の軍旗、士気の高い先生方とは敢えて一戦交えないという『孫子の兵法』が活かされているのかも知れませんぞ(笑)