あけましておめでとうございます。
とは言え、一夜明けたところで『怠惰な生活』が激変する訳もない^^;
2024年の干支は「辰」…伝説上の生き物である『龍』だから手持ち画像があるはずもなく、代用品である「タツノオトシゴ」(フリー素材)を使ってみました。「辰」にまつわる話題はないかと考えてみますに、我が祖母が辰年生まれでした。『辰巳普賢』などと申しまして、普賢菩薩を一代守本尊として深く信仰しており、我が在所の「亀岡文殊」本堂の裏に祀られておりますので、合格祈願のために御利益のある「文殊さま」を参拝する際は、必ず裏に回って『代参』するように言われたものである。『普賢菩薩は貧乏で、文殊菩薩の宿を借りている。(これは祖母の解釈^^;)』…本来は、お釈迦さまの両脇を固める文殊菩薩と普賢菩薩であるけれど、『貧乏』とは失礼な言い分ではある。こんな解釈をしているから我が家は『貧乏』から逃れられなかったのかも知れない(笑) もし、祖母が生きていたなら彼女は今年120歳の『大還暦』なはずである。
さらに、神武天皇にいたっては、龍のお腹から生まれたという伝説もあるようである。(母親は海神の娘「玉依姫(たまよりびめ)」の第四子と言われているようですが…。)1月1日(庚辰の日)生まれとされているようであるから、神格化するには何がしか人とは違っていることを強調しなければならなかったのかも知れない。『龍(辰)』のお腹から生まれると言えば…。
アメリカ産の牛らしい。(硬い^^;)
さて、話題を離れて、少々景気の良いところを見せるために、大晦日のすき焼きの画像を…これを遡ること30分。友人『ノロ社長』の年越し晩酌にお呼ばれしたのであるけれど、同じような光景が繰り広げられていた。アメリカ産1パック2,000円VS米沢牛1パック5,000円…我が家は米沢牛が準備されているはずであると期待して食卓についたのだけれど、同じアメリカ産の牛肉だったようである。今年の大晦日こそは『米沢牛』に変えてやると、ささやかな新年の誓いではあるけれど(笑)
はてさて、『龍(辰)』のお腹から生まれると言えば、「タツノオトシゴ(辰の落とし子)」は、♂がお腹の「育児嚢」で受精し、稚魚になるまで育てるんですと…『♂が産卵する。』と勘違いされていた時期もあったようですが^^; 『落とし子』とは、妻以外の女性に産ませた子を指す言葉ではあるけれど、♀が産んだ卵を自分の「育児嚢」で受精、育児する訳だから、確実に自分の子ではある。昆虫の世界でも、♀が産んだ卵を♂が背中に担いで孵化させるタガメの種類も存在する。(この場合、他の♂の受精卵を背負わされる場合もあるのだけれど…)まぁ、いいかぁ~少子化時代にあっては、♂どもも積極的に子育てに関わっていく必要があるから、お手本になる事例かも知れない。『自分の子かな?』などと疑問に思ってはいけない。『かな?手本子育記』…それでも、出生数は上昇しないと思うけど。