一般的なイメージは「ブチハイエナ」?
(パー券)購入者リストに群がる「ハイエナ」…という配信記事のタイトルを見て、『ハイエナ』に失礼ではないか?などと思って調べてみた。子どもの頃に観た「ジャングル大帝」だって、『ハイエナ』はずる賢く、悪党の集団のように描かれている。多くの場合、登場する『ハイエナ』は、どうも「ブチハイエナ」の特徴があり、この場合、彼女たちは確かに高度な社会性を備えており、群れで行動するらしいのだけれど、その他の『ハイエナ』は基本、単独行動であり、犬のように見える身体の特徴も、実はジャコウネコ科に近縁種であるから『ネコ』なのである^^;
「死肉を漁る」イメージが先行し、また、ライオンが仕留めた獲物を集団で横取りする映像から、人間社会に当てはめ、美味しいところを持っていく人を『ハイエナ』とも称するのだけれど、「ブチハイエナ」の場合は、獲物の半分以上は自らが狩りをした獲物であり、逆にライオンから横取りされる場合もあるという研究(観察)成果もあるようです。何より『彼女たち』と表現したように、群れのリーダーは♀であり、リーダーの座はその長女に引き継がれるらしい(驚)
『死肉(お金)』に群がるという点と、強力な顎の力と消化能力で、他の肉食動物が食べ残す骨さえかみ砕いて消化吸収してしまうところは、似ているかも知れませんけれどね(笑)
大相撲を観戦しながら「ちゃんこ鍋」…
さて、「死肉を漁る」という行動が、感覚的に『汚らしい行為』として嫌われるとすれば、『ハイエナ』にとっては不名誉なお話ではある。狩られた獲物の食べ残しは、最終的には微生物が分解してくれるとしても、時として病原菌の温床にもなるはずだから、二次的にであれ、『ハイエナ』たちのエサとなり消化分解されれば、今流行りの『環境にやさしい』生き方ではある。「食物連鎖」と言えばそれまでではあるけれど、生命の長い歴史の中で組み込まれた摂理のひとつではある。
はてさて、転じて、『死肉(お金)』に群がるという行動は、これまた『恥ずべき行為』として諫められるけれど、『群がる機会』に恵まれないだけであって、目の前に『エサ(お金)』をぶら下げられたら、我先にと血相を変えるに違いない。(それが人の本性かも知れませんぞ^^;)世の中に『綺麗なお金』『汚いお金』などと、『色の着いたお金』を『おやじぃ』は見たことがないのである。せいぜいが、それが『正当なお金』か『不法なお金』か内心で区別しているに過ぎないのではないだろうか?企業や個人から支出されたときは『正当なお金』も、捌き方次第では『不法なお金』に変わってしまう。(否、変えてしまう。)『汚らしい行為』などと言わずに、良くかみ砕いて『病気』が蔓延しないように消化分解してくださいな。それが出来ないのであれば『ハイエナ』にも劣るのでありますよ(笑)