その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

酒は飲め呑め…

2015-05-21 12:31:48 | 暮らし

時間と空間は遡り…モクレンの花^^;

終わりました^^; いや、終わしました…って、あなた、まだ田んぼの代掻き作業でしょう。これから田植えをしなければいけないのに。
まぁ、いいじゃないですか、地道に一歩いっぽ…二日連続の朝仕事、午前中の会議に出席して、午後は田んぼへ、夕方は歓送迎会(何故か今頃)…小雨の中の朝仕事で、身体が冷え切ったのでしょうか…昨日の朝から何故か鼻から脳みその一部が染み出して来ます。(人はこれを鼻水…風邪をひいたと言うのかも知れません。)


これで酒を飲むのでしょうか?

あちょ~!!!宴会の席上に大きな盃とお燗をするための固形燃料が…いや~ゴメンね、今朝から脳みそが鼻から漏れているので、こんな時にお酒を飲んだらオラ壊れてしまうだよ。今夜は大人しく帰ります…(立派です。『夢屋国王』はこの4月から、実に立派に成りました。)…と、舌の根も乾かない内に、鼻から出た脳みその分だけ、お酒という脳みそエキスが補充され…また、呑んじゃいました^^;


まぁまぁ、おひとつ・・・これ、タジン鍋だったのね^^;

この1ヵ月の不満やストレスが一気に鼻から抜けて、言いたい放題し放題^^; ご参集の賢い皆さんには申訳ありませんが、『夢屋国王』のみ絶好調であります。
あの~「田植え」を終わらせてから飲みましょうよ…頭の片隅に微かに残った脳みそが『夢屋国王』に自制を促します。
庭に咲いた「モクレン」の花言葉は「自然への愛」「持続性」だそうですが…まだ、終わった訳じゃないのでね、鼻から出た脳みそエキスは、「モクレン」の花言葉を「自分への愛」とねじ曲げて働きかけたようであります。残り二日…さぁ、春作業の追い込み漁であります。まぁ、がんばんべぇ^^;

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しゃどう

2015-05-20 12:16:48 | 暮らし

アケビの花…秋には肉詰めで

朝4時30分、目が覚めました。『第2サティアン・テラス』でモーニングコーヒーを…いつもならば6時まで機械作業を見送るところですが、遂にご近所さんに遠慮している場合ではないと悟り、5時15分にトラクター『クワジマン』のエンジン始動…まだ、お休み中の『エスケーの社長』すみません…こちらも切羽詰って来ましたので^^;
ということで周囲からは1週間以上遅れている田んぼの代掻き開始。今度の土日には田植えをしたいので、代掻き後の田面を落ち着かせるには、そろそろ今日辺りが我慢の限界でありました。いつもの年なら1日有給休暇を取って代掻きするところですが、今年はたまたま研修が入っておりまして、朝仕事で何とか終わらせる必要に駆られております…いや~お百姓さん7年め、自分で褒めるのも何ですが、結構要領を覚えて来たような気がします。


ツンデレの『さくら君』は、お父さんの膝の上^^;

山形市内まで研修に出掛けるため、ギリギリ7時まで代掻きをして、7時40分には家を出て、車を飛ばして…こんな時に限って『ねずみ取り』そして事故による渋滞^^;
こんな時の『夢屋国王』は、開き直りの天才であります。無理して罰金を払うのか?自らも事故を起こしてさらに研修に遅れるか…結果的には、頭を下げて遅刻した方が絶対に得策でありますよ…開き直りの天才に神も呆れたらしく、研修所に飛び込んだのは講義開始の1分前…帳尻合わせの上手な者は、何をやってもこんな調子なのでありますよ。しかし、眠い…居眠り運転しない代わりに、居眠り受講…目を開けているのが辛いこと辛いこと。明日もまた『夢屋本田』の代掻き作業…人の迷惑なんてもう考えている余裕が無いのであります。(365日分の2日間だけですから許して下さいな^^;)
さて、バッチリメイクの我が家の大女優『柴犬コウ(本名:さくら)』でありますが、本日、ブルーのシャドウを入れてみました。今時、ブルーのシャドウなんて…つい最近、お客様でいらしたものですから…昭和40年代かいと一瞬思ったのでありますが、レトロとか何とか言って復活する場合もあるので、女性のメイクは寸評の対象外にするのが得策ですよ、『オジSUN』はね。「アケビ」の花言葉は「才能」…君子危うきに近寄らず。リスクマネージャーは女性のお化粧に気を付けよう^^;

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ふぁんくらぶ

2015-05-19 18:26:15 | 暮らし

好き、嫌い、好き…今さら「恋占い」なんて…

マーガレットは、ギリシャ神話に登場する狩猟と貞潔の女神「アルテミス」に捧げる花であるとか…自宅の庭には、祖母が植えたと思われる、一重のマーガレットが毎年花を咲かせておりましたが、いつの間にか絶えてしまいました。(亡父が庭の手入れとともに掘り返したのかも知れません。)
早世した祖父が植えたという「夏リンゴ」や「サクランボ」の木は、時の流れと庭の手入れによって整理され、子どもの頃の記憶に残るものは「スズラン」と「キャラボク」そして、祖父が植えたという斑入りの「オオバギボウシ」「ザクロ」だけのような気がします。庭にリンゴやサクランボを植えたのは、子どもたちが他所様の家の果物に手を掛けないようにとの配慮だったとか…今考えると、さほど広くもない庭にはヤギと羊小屋があり、夏リンゴとサクランボ、紅玉にカリンの木が植えてあり、どこにどういう風に収まっていたのかと感心するばかりであります。


マルメロの枝には「コナカイガラムシ」が…

昨夜、『押し売りの米』(米価が安く、精米して小売を始めてみました。)の御用聞き…売り手は30kg当り2,000円ほど高く買って頂き、買い手は市価より2,000円ほど安く買える。双方が喜べる商売であります。早朝に精米し、自慢のアスパラガスとともにお届け…街場の奥さんに花束の代わりにアスパラの束を捧げて、愛の告白を…「旦那さんには内緒で、直ぐに湯掻いて食べてご覧なさい。感動的な甘さですから…!」(夢屋)
夕方、代金を頂戴しながら「アスパラ食べて頂けました?」と確認すると「お昼にこっそり頂きました。」とのこと…「ふっふっふ、旦那さんに食べさせるのは勿体無いでしょう^^;」などと玄関先で訳の分からない会話をする二人。枝豆などは予冷によって甘みを引き出す手法もあるようですが、取立ての野菜の旨みを楽しんでいただく。「夕方では感動が薄れるんです。だから、朝から米をお届けしました。」などと、ちゃっかり『夢屋農園』のファンクラブを増やす算段であります。夕刻は『育苗ハウス』で、露地物より2~3週間ほど早取りした「イチゴ」を家族で試食…『夢屋農園』のイチゴ「女峰」に「章姫」は、味、香り、甘みも最高ですが、如何せん色付きと形が…まだまだ、技術を磨く余地があります。課題克服は、やり甲斐にもつながる…ええ、我が家の大女優『柴犬コウ(本名:さくら)』もお父さんが作るアスパラとイチゴをお気に召して頂いたようであります。(農産物試食犬さくら…二女『も~ちゃん』には、また余計なものを食べさせたと叱られそうでありますが^^;)

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告白

2015-05-18 13:32:54 | 暮らし

「ツルニチニチソウ」が咲いています。

哲学者「ジャン=ジャック・ルソー」は、「蔓日々草」の思い出をその著書「告白」で記しているとか…「告白」は昔、本棚にあったような気がしますが、読んだ記憶がありません。「教育原論」を履修しながら、「エミール」を読まなければと思ったことも事実ですが、神田の古書店から購入した「エミール」は、埃を被ったまま本棚の肥やしになっているはずであります。「自然への回帰」や「原点に帰れ」などと、良く口にする『夢屋国王』でありますが、残念ながら「エミール」は数ページ読んだだけであることを「告白」しておきましょう^^;
さて、春の強風でボロボロになった「雨除けハウス」の天幕ビニールを見て呆然とし、それでもブドウの新梢を見て、ブドウ棚を完成させようと意気込む『夢屋国王』でありますが、単鋼管をひと組差したところで断念…日曜日は「薪割りの日」とばかり、ご近所の『大工さま』に頂いた建築廃材を電ノコで切り刻んでおります。(切っても切っても、薪の収納棚が一杯にならないのは何故だろう…まぁ、冬は、まだまだ先であります^^;)


我が輩は「ニセナミハダニ」であるダニよ^^;

農業上の有害な生物として「ハダニ類」(昆虫ではありません。)が挙げられます。他人の稼ぎを巻き上げて生活する者を「社会のダニ」などと表現する場合もありますが、ハダニにとっては迷惑至極な話であります。「きゃ~!!!ダニ~!!!」って叫ばなくとも、ハダニ類は決して人の血を吸うことはありません。(吸血性のマダニ類とは別ですから。)
かつては「ナミハダニ(黄色系)」と「ニセナミハダニ(赤色系)」に分類されておりましたが、外国での交雑試験から両者は同一種であるという括りにされ、一方、1995年に茶業試験場の交雑試験では、F1(子・♂♀)は生まれるものの、F2(孫)には雄しか発生しないことから、やはり別種であるとの結論を出されておられますが…まぁ、日常生活には、あまり影響のない話ですけれど^^;
年間の世代発生回数が多く(発育期間が短い)「リサージェンス」…という現象(簡単に言うと殺ダニ剤を散布すると抵抗性を示すとともに、天敵の死滅などによって散布前より発生数が増えてしまう現象)も確認されております。「アタシャ、オッカーのダニ亭主ですからねぇ~!」といって、『夢屋国王』のコピーが増えても困り物なのでありますが…^^;
本日の花「ツルニチニチソウ」の花言葉は「楽しき思い出」…ルソーがその著書「告白」の中で妻との思い出を語ったことが由来とも言われているようですが…。

お詫びと訂正)2014.08.22付「性の衝動」にて、交尾行動を行う蛾の名前を「マドガ」と表記しておりましたが、「カノコガ」の誤りでした。来訪者『しぐま』さんに教えていただきました。お詫びして訂正いたします。『夢屋国王』の同定は、結構いい加減なので、ご注意ください^^;

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初恋…

2015-05-17 20:23:02 | 暮らし

「好きだよと言えずに 初恋は~♪」 村下孝蔵作

「五月雨は 緑色♪」…激しい雨は緑色には見えませんが^^;
久し振りにまとまった雨が降り、畑がぬかるんでおります。トウモロコシの種を直播きし、仙台コネギの苗を伏せ込みました。田んぼに通水し、来週の代掻きに備えます。雨に当たっても寒くもなく、いよいよ農作業本番であります。(反面、今まで出るに出れなかった雑草が一気に芽吹くことになるとは思いますが…。)
「放課後の校庭を走る君がいた♪」…出稼ぎ後の『オジSUN』は、夕日が沈むまで遅れた農作業を取り戻さなければいけないし、君の姿を追い掛けているより、缶ビールを片手にウダッている方が気楽であります。
「遠くで僕はいつでも 君を探してた~♪」…『大人のメガネ』を掛けなければ近くの字は見えませんが、今では昔の思い出や遠くの物は見えますよ。
「浅い夢だから 胸をはなれない~♪」…最近熟睡出来ませんねぇ~いえいえ、オシッコが近い訳ではありません。缶ビールを片手に着処寝、目覚めて布団で2時間…それでも、何とか持ってます。(お昼ご飯を食べ終わると、急に睡魔が襲って来ますけど^^;)とまぁ、懐メロと化した「初恋」の歌詞も『オジSUN』には、自虐のネタにしかならないのであります。


田んぼの水面に浮かぶ「白い物体?」

毎年、田んぼの畦畔や水面に浮かぶ「白い物体」…何の卵塊なのか未だに分かりません。カエルでもないし、サンショウウオなど田んぼには棲んでいないし…水槽にでも入れて孵化するのを待てば良いのでしょうが、得体の知れない宇宙生物が現れるような気がして、それも出来ないのであります。アマガエルの卵は独立しているはずだし、最も寝坊なトノサマガエルはこれからの出現であります。一体何なのでしょうねぇ?
明日は水の調整だけをして、オクラとお盆用の枝豆を播いてみよう。おっとっと、明日は、『オッカー』と『さくら君』を『夢屋農園イチゴ園』にお招きし、いちご狩りをさせてあげましょう。(たまには、おべんちゃらをこいて置かないとねぇ^^;)
「白ツツジ」の花言葉は「初恋」であります。『オジSUN』の初恋は、遠い昔の記憶…「ふりこ」のように揺れる心など、もうどこかに置き忘れてしまったようであります。

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土曜の夜は…

2015-05-16 12:14:53 | 暮らし

花片喰(ハナカタバミ)の花言葉は…

金曜日の高畠町は気温29℃を超えました。こんな陽気の5月は記憶がありません。イネの苗は丈が一気に伸び(その割に太さがない。)お隣の『善助さん』の田んぼは田植えが終わっております。(『夢屋水田』は、まだ代掻きも済んでいないというのに…。)
朝、雨除けハウスの中のスナップエンドウに支柱(蔓用のネット)を立てていると『善助さん』が早々に水回りにやって来ました。
「終わしちゃったねぇ。こっちはまだ代掻きもしてないのに^^;」(夢屋)
「うちは稲単作だから、そっちは複合経営だから仕方ない。」(善助さん)
「何言ってんだい。うちはこれから今年2度目の田植えなのに^^;(冗談)」(夢屋)
『善助さん』は、若い頃からのお付き合いでありますが、周囲が離農するたびに耕作を引き受け、ここ30年の内に一気に耕作反別を増やした農家であります。一方、『夢屋農園』は所有から7年めの実験圃場でありますから、機械力に雲泥の差があります。(比べること自体に無理があるけど^^;)


ハルジオンの花粉を求める「コアオハナムグリ」

今日は午後から会議、土日の百姓、月火は研修、水会議…トラクター『クワジマン』を使っての代掻きは来週の木曜日になりそうであります。「慌てる乞食は貰いが少ない。」などと申しますが、元々「貰い(収益)」の上がらない田んぼですから、慌てたところで「草臥れ」が儲かるだけでありますよ^^;
夕刻、間違いなく雨を含んだ「おムレる(湿度の高い)」空は、一気に爆発し、久々にまとまった雨を降らせました。これでダイズやトウモロコシの直播きが可能になりましたが、同時に草が一気に芽吹きそうであります^^;(どこまでも自分の都合の良い方向には進みません。)
明日、土曜日の夜は…この春の陽気で少々テンションが上がっている義兄に意見して来なければなりません。「ハナカタバミ」の花言葉は「あなたと過ごしたい」…ストレスが溜まりつつある『夢屋国王』は、出来ることなら50過ぎのオッサンよりも、甘い香りの「おネェちゃん」と土曜の夜を過ごしたい^^;
甘いあまい…飲み屋の「おネエちゃん」にビールを注いで欲しいなら、何とか『夢屋農園』で収益が上がる努力をしなければ…その頃は、足腰が立たないでしょうけど^^;
神(髪)は「決してあなたを見捨てません」←これもハナカタバミの花言葉…まだ『夢屋国王』の頭には、神(髪)が宿ってますから~^^;

追記)そして、朝5時…予報通りの大雨。疲れた身体を癒しなさいとの神のお告げかも。

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素朴な疑問?

2015-05-15 12:08:03 | 暮らし

姫女苑(ヒメジョオン)…漢字で書いた方が読み易い^^;

昨日に引き続きお昼休みの徘徊…いやいや、画像は昨日の内に収めておりますが^^;
「ハルジオン」と「ヒメジョオン」…ハルジョン、ヒメジョンと言い間違えることが多いのですが、漢字で「春紫苑」「姫女苑」と書くと、ああなるほどと改めて読みを覚えるのであります。同じ場所に、同じような花を咲かせるので見分けることが大変ですが(区別出来なくても日常生活には影響ありませんけど^^;)蕾や葉の着き方、茎を折って空洞の有り無しを確認すれば簡単に見分けることが出来るんです。


ヒメジョオンの茎は中が詰まってます…なるほど

で、それを知っていると何か良いことがあるのでしょうか?…今まで何も無かったような^^;
春の陽気に誘われて、ちょっと精神的に病んでいると思われる方が身の回りに3名程…「うつ病」という範ちゅうなら「最近良く眠れる?」とか「何を悩んでいるの?」と相談することも出来ますが、「そう状態」が高じている方に「最近良く眠れる?」と尋ねても、本人は「絶好調~!!!」の状態ですから相談の対象になりません。『自分が偉く思え、攻撃的な言動、素行がある。』のであれば、指摘や対処の方法もありますが、それが原因で塞ぎ込まれても…第一、自分自身の状態と比較してみると、むしろ自分の方が病んでいるのではないかと思えてしまう…専門家では無いから、接し方が厄介なのであります。


露地物より2週間ほど早く収穫できました^^;

「うつ症状」でも無ければ放っておけば良いこと…本人は、やる気満々なのだから…しかし、二日前のお客人のように、お仕事に関係のない疑問をぶつけられたり、高ぶる気持ちが仕事上のミスを生み、周囲の者が振り回されるとしたら…やっぱり、これも問題ですよ。(しかし、私もトラブルメーカーかも…。)と言った風に、こちらが落ち込んでしまうのであります。(ええ、ご本人は絶好調ですから自覚がない…これもオラのことかい?)
精神的に病んでいる方と向き合っていると、先方が病んでいるのか、こちらが神経質過ぎるのか「負のスパイラル」に陥ってしまうのであります。
んにゃ~!やっぱり、お百姓さんの方が向いている。お日様の下で汗流していた方が健康ですよ^^;「ヒメジョオン」の花言葉は「素朴」…そう、素朴な疑問には、簡単明瞭な答えを用意しよう。

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追憶の…

2015-05-14 12:13:20 | 暮らし

「The Way We Were」…追憶

少しばかり鼻っ柱の強い女性を演じたら、バーブラ・ストライサンドはハマり役だったかも知れない。共演のロバート・レッドフォードに憧れていた同級生も居たし…1973年に公開された映画「追憶」に描かれた男女の価値観の違いによる別れと、遠く過ぎ去った二人の良き日々の思い出を懐かしみ抱擁できる大人の関係を当時の中坊が理解できていたとすれば、それはかなりのマセガキだったに違いありません。それは、遠く薄れかけた映画と実生活の記憶ではありますが…。


約1ヶ月ぶりに『にゃん子先生』が現れました。

換毛期のおかげで、グリースで汚れていた彼の腰の辺りの汚れもそこそこに綺麗になっておりましたけど…夕方、缶ビールを片手に『第2サティアン・テラス』を覗くと、『夢屋国王』の王座(ただの座椅子ですけど…^^;)にちゃっかり『にゃん子先生』が腰掛けておりました。彼のサティアンでの傍若無人ぶりは、枚挙に暇がないほどでありますが、厳しかったこの冬を一緒に乗り越えた戦友として憎めないのであります。ただし、今でも国王に対して「シャー!!!」と威嚇音を発しますけど…。逃げようとする彼に「ほれほれ、待てよ、あるぞい。」とキャットフードの袋をカシャカシャ鳴らせると彼は思い出したかのように定位置にうずくまってくれたのであります。完治したと思っていた彼の左手は、残念ながら手首から先が失われておりましたけど。毛艶が良く、丸々と太っていた秋口の彼の体型は、ひと回り小さくなっているような気がします。ノラの世界で生きるのも中々厳しいもののようであります。


ヒメジョオンとハルジオン…茎の空洞で見分けられますが

「貧乏草」とも呼ばれる「ハルジオン」でありますが、昔を懐かしむかのように、うな垂れる蕾と、茎が空洞になっている状態で「ヒメジョオン」とは簡単に見分けることができます。微妙に葉っぱの着き方も違うんですけど…。
『キジ虎雄♂』との縄張り争いに負けたと思っておりましたが、『にゃん子先生』は、身体は不自由になったものの、確かに元気で『第2サティアン』に戻って来ました。(縄張りは、それぞれ重なり合っているとも言われていますけれど…。)人間に対しては警戒心を解いてはおりませんが、ビールを飲み干す間『夢屋国王』の傍らでキャットフードを食べておりました。外は台風(温帯低気圧)の余波で強風…左右に揺れるテラステントの音にも怯えておりますので、今夜だけは『にゃん子先生』にテラスを開放してあげることにしましたよ^^;
「ハルジオン」の花言葉は「追想の愛」…「Memories,like the corners of my mind~♪」演じた女性像のお陰で好き嫌いがハッキリ別れてしまう、バーブラ・ストライサンドの澄んだ歌声が急に思い出される春の日のひとコマであります。(コーヒー飲みたくなった…ネスカフェじゃなくてね^^;)

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今日は?明日は?

2015-05-13 12:16:03 | 暮らし

『花梨ちゃん』との「唯一の恋」…

今朝の室内温度は8℃…早朝はまだ肌寒いのであります。台風は温帯低気圧に変わり、前線の影響で少しはまとまった雨が期待できそうであります。出稼ぎとの兼業でお一人で管理するには少々広過ぎる畑では、いかに手を抜くかが鍵であります。昨年からトウモロコシや枝豆は、苗床やポットで芽出しせずに畑に直接種播きをする…しかし、連日の晴天で畑はカラカラの状態ですから直播きでは芽も出ない。ポット撒きにするかどうするか思案のしどころでありますよ^^;
今朝は、長ネギとキャベツの定植…お次はブロッコリーに、試験栽培用のサンチュの種播きかい?いや、ホウレンソウの直播きか…インゲンもポット播きしておきたいし…やることは目白押し…暇よりは良いかぁ~^^;


ハエトリグモの類(ネコハエトリかなぁ?)

出稼ぎ先の昼休み、抱腹絶倒のブログ(←ブックマークしてあります。)「ゴン太郎ステッカー」の趣旨に賛同し、ひと口分の送金をしました。道すがら雪で倒れてしまったカリン(この場合、マルメロの方が正確でしょうけれど)の花が咲いておりました。これは絶好の「お狩場」であります。アリが2種類ほど忙しく動き回り、チャドクガの幼虫でしょうか?(これは絶対触ってはいけません。)そして、ハエトリグモと思われる個体も…一本の倒木を観ているだけで、飽きの来ない休息時間を満喫出来たのでありますが…あああああ!
午後からは最悪のお客さんに相談事のアラシであります。皆さん春先の陽気のせいで何故かハイテンション…こんな時は、しゃべりたいだけ喋らせて、アラシが過ぎ去るのを待つしかありません。私に安倍内閣が進めようとしている憲法改正路線をどう考えるなどと聞かれましても、ラッスンゴレライの世界でありますから応えることなど出来ませ~ん!!!喋らせながらも譲れない一線は譲らない。(出稼ぎも楽じゃないんですけど^^;)話はマルメロなんちゃって!
まぁ、明日は明日で、何か「魅惑」的な良いことあるんじゃないかと思いながら寝ることにしましょう^^;(マルメロの花言葉は、魅惑なんですけど…。)

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晴れ晴れと

2015-05-12 20:51:20 | 暮らし

十字花植物に間違いはないのですが…

早朝、先輩『クワちゃん』から携帯に電話が入りました。「16~17日に代掻きするから、その後だったらいつでも良いから…。」この5年、トラクターを借りて、我が家の田んぼの代掻きを行っているのでありますが、今年は土日に『クワちゃん』が代掻きを行うというので、必然的に私は平日に代掻きをしなければいけません。直後の18~19日に掛けては、出稼ぎ先の研修で出張…20日以降の平日に代掻きをすることになりますが…。田植えから逆算しても、20日には代掻きを完了したいところであります。まぁ、いいか。朝仕事と夕方に少しずつやれば…古老より農作業を受け継いで7年め…少しずつ粗法的な百姓になって来ました。「まぁ、いいかぁ…。」そんな風に受け流さないと、ひとり百姓では作業がこなせない広さでありますから^^;
畑の耕耘中に、薄紫色の十字花植物(アブラナ科)を見つけました。確かこの場所は「カブ」?…カブの花なら黄色いはずなのに…記憶を辿ると「カラシダイコン」の花のようであります。こぼれた種が成長(本来の根の部分が肥大していません。)したものなので、区別が付きませんでしたが、花の形からしてもダイコンで間違いないようです。


あいや~!テラスの床下がネズミの貯蔵庫に…

『第3次越冬隊員』の一員として『にゃん子先生』にサティアンの警備員を任命しましたが、床下に断熱材替わりに敷いたワラを上手に使って、ハツカネズミが巣と貯蔵庫を作っておりました。春が近づくにつれて、サティアン内の貯蔵用の黒豆や秘伝豆がネットごと持ち去られておりましたが、ハーブティー用のナツメとつまみのギンナンまで貯め込んでおります。お隣には、ワラの柔らかな部分を使って巣(育児場所)まで…恐る々々ワラをめくると、まだ毛に覆われていない子ネズミが6匹…極力人間の匂いを着けないようにワラごとダンボール箱に移しましたけど、親ネズミは子育てを断念してしまったようです。(結末がそんなため、子ネズミの画像は撮影しておりません。無駄な殺生か…罪悪感^^;)
ハツカネズミもシマヘビも共生できるものなら、極力間借りは許可しようとは思うのでありますが、床の張替えを機に断熱材はスチロール材にすることに…。
もし、薄紫色の花が「カブ」ならば、その花言葉は「慈愛」であり「晴れ晴れと」で結ぶのでありますが、「カラシダイコン」の花であるならば「潔白」であります。『夢屋国王』にも都合というものがあります…と身の潔白を訴えることにして結びましょう。

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