のんびり登る「かたつむり」
南米大陸最高峰「アコンカグア」の登頂を目指していた「三浦雄一郎さん(86)」が断念して下山開始。日々、肉体の鍛錬を積んでの挑戦でありますが、高山病でしょうか?心肺機能の限界であったようであります。挑戦者であり続けることと、生きて還るという冒険者としての心構えに感動しております。
「三浦雄一郎さん」と言えば、小学館から発行されていた「学習と科学」で、パラシュートを着けて富士山を滑降したという記事を目にしたのが始まり…かれこれ50年経っておりますが、その後、七大陸最高峰からの滑降達成ということで、冒険スキーヤーの『オジSUN』というイメージが強く、80歳でエベレスト登頂成功は、後からの記録でありますが、『老人(オイト)パワー』全開という印象であります。今回もまた、手段は別にして成功してくれるのではないかと期待もしていましたので残念ではあります。
お話は変わって、学生時代に傾倒していたのが「植村直巳さん」…こちらは、1984年にマッキンリーで消息不明となっております。40歳の時に、アラスカでマッキンリーの遠景を眺めながら、あの山のどこかに「植村さん」が眠っているのかしらなどと、感慨を深めたことも遠い思い出であります。
さて、『冒険は生還することが前提』…記録や記憶を残すために無理・無茶をしている訳ではない。『オジSUN』たちのプチ冒険は、数々あれど…引き返すこともまた勇気。生きていればなおでありますよ。(時として、心が疼く『オジSUN』でありましたとさ^^;)