その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

登頂断念

2019-01-21 06:42:24 | 新規就農

のんびり登る「かたつむり」

南米大陸最高峰「アコンカグア」の登頂を目指していた「三浦雄一郎さん(86)」が断念して下山開始。日々、肉体の鍛錬を積んでの挑戦でありますが、高山病でしょうか?心肺機能の限界であったようであります。挑戦者であり続けることと、生きて還るという冒険者としての心構えに感動しております。
「三浦雄一郎さん」と言えば、小学館から発行されていた「学習と科学」で、パラシュートを着けて富士山を滑降したという記事を目にしたのが始まり…かれこれ50年経っておりますが、その後、七大陸最高峰からの滑降達成ということで、冒険スキーヤーの『オジSUN』というイメージが強く、80歳でエベレスト登頂成功は、後からの記録でありますが、『老人(オイト)パワー』全開という印象であります。今回もまた、手段は別にして成功してくれるのではないかと期待もしていましたので残念ではあります。
お話は変わって、学生時代に傾倒していたのが「植村直巳さん」…こちらは、1984年にマッキンリーで消息不明となっております。40歳の時に、アラスカでマッキンリーの遠景を眺めながら、あの山のどこかに「植村さん」が眠っているのかしらなどと、感慨を深めたことも遠い思い出であります。
さて、『冒険は生還することが前提』…記録や記憶を残すために無理・無茶をしている訳ではない。『オジSUN』たちのプチ冒険は、数々あれど…引き返すこともまた勇気。生きていればなおでありますよ。(時として、心が疼く『オジSUN』でありましたとさ^^;)

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玉の輿

2019-01-20 10:03:22 | 新規就農

「輿」って何じゃ?から始まるのです^^;

1月20日は『玉の輿の日』?アメリカの「モルガンさん」が、祇園の「お雪さん」と結婚した日なのだそうです。事実確認は出来ませんが、身請け金が4万円(現在の8億円相当)とか?『日本のシンデレラ』と呼ばれるのも頷ける気も致しますが、一方では『金に目がくらんだ女』との世間の目もあったようであります。
さて、庶民の好奇な風評は置いて、『玉の輿』って何じゃ?と改めて考え、「輿」は高貴な方が乗る人力で担ぐ乗り物であり、「玉」とは宝石で飾られたものと曲解しておりましたが、俗説では、京都の八百屋さんの娘「お玉さん」のことという説もあるとか、三代将軍家光の側室となり、五代将軍綱吉を産んだとされております。タレントさんが、お金持ちと縁があったか無かったかといったレベルの「輿」ではないようであります^^;
一方、モンシロチョウの幼虫に産み付けられた「ヤドリバチ」の卵は、ある時期に一斉に体外に飛び出し、蛹化(繭を作ります。)します。恐らくは、体内に卵を産み付けられたモンシロ幼虫は、何の意識もせずに葉っぱを食べて成長し、「そろそろ私も蛹に成ろうかしら。」なんて思った瞬間に、外皮を噛み破られて、「あらら?」の時を迎えております。神経系まで損傷していないので、ヤドリバチが出て来てもしばらくは刺激に反応するようです。
「もっと大きな輿(幼虫)に乗った方が幸せかも?」なんて親も子も考えたりはしないだろうなどと勝手な解釈をしておりますが、乗せるべき「輿(幼虫)」を間違えることはないのだろうか?というのも疑問のうち^^; 絶対ありえません!と言い切ってしまうと、昆虫には「玉の輿」というものが無くなってしまう。幸せか不幸かということとは、別の次元の問題としてということではありますがね^^;

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捨て犬

2019-01-19 09:56:48 | 新規就農

この子たちは、どこで暮らしているかな?

今、平穏な暮らしの場が提供されているとしたら、彼らは今年、満8歳を迎えるはずであります。オッカーが、ワンコと同居したいと提案し、『夢屋社長』は「私は一切お世話はしません。」と宣言し、二人で出掛けた譲渡会…残念、この時のお見合いは成立しませんでしたけれどね。この時、既に我が家の同居犬『さくらさん』は、お誕生していたようであります。
お嬢様は高貴な方だから、朝夕のお散歩に、食事、入浴、ブラッシングと召使いは、彼女のお気に召すようにお使えしなくてはいけません。子どもが生まれれば、妻は母親の顔に変化し、夫への愛は2分の1、3分の1と減っていき、今やオヤジは朝夕帰って来るキャッシュディスペンサーの役割でしかありませんが、後からやって来た『お嬢様』は、今では我が物顔で家を占拠し、父の唯一の憩いの場であるコタツの中央を陣取り、十分に熱を吸収しては、たまに外に出て来て伸びております。
『夢屋家』当主としての威厳は地に落ち、たまに言うことを聞かない場合は、「外飼いの刑を命じる。」と当主が宣言しても、家族裁判では1対3の絶対的多数をもって却下されてしまいますなぁ。30年掛けて手に入れた当主の座も、たった8年で奪われてしまっておりますよ^^;
さて、譲渡会のワンコたちも、我が家の『お嬢様』も熟年の域に達する頃となり、これから迎える高齢化…同居人の老化以上のスピードで老化が進んでいくのだろうとも思うのでありますが、家族の介護で『犬生』を全うさせてあげたいものではある。それより、家の片隅に置かれた『オヤジ』のことはどうする?『オヤジ譲渡会』を開いても、誰も引き受け手は居ないのでありますよ。『かわいいジイさん』になろうと決心する『オジSUN』でありましたとさ。(情けない^^;)

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どっさり

2019-01-18 06:27:31 | 新規就農

「オナガガモ」も風雪に耐えております。

どっさりと雪が降りました。年末に雪が降ってから久し振りの大雪であります。朝起きるとカラスの鳴き声がして、庭にはスズメの群れがいる。夏場なら、何ら不思議のない光景でありますが、今朝は窓の外から風の音が、そして、除雪車のエンジン音が聞こえる…当然、カラスの鳴き声など聞こえない、普通の冬の朝であります。
穏やかな日々が続くと、それはそれでありがたくもあるが、夏の水不足を心配し、雪が降れば、これが当たり前の冬であると諦めつつも、憂鬱な気分になってしまう。「しょうがないわなぁ。雪国だもの^^;」…仕様がない。しょうがないで、あと1ヶ月半もすれば、春でありますよ。
さて、秋に北からやって来て、同じ風雪をやり過ごす『オナガガモ』の夫妻でありますが、白鳥の飛来地ではよく見られる種であります。毎年、同じような場所で冬を越すのかと思っておりましたが、足環を付けた調査では、年によっては、まったく違った場所(国)で越冬する個体もあるようです。ご夫婦で、避暑地(この場合は、越冬地でありますが)を選んでは、お気に入りの場所を旅していらっしゃるのでしょうかねぇ。今年は日本を選んでみましたけれど、貧乏臭いので、来年はアメリカにしてみようかしら…なんてね。翼があったら、そうしたい。などと下らない妄想を巡らすよりも、今朝は雪かきしないと、オッカーにどやされますなぁ。

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今月今夜…

2019-01-17 06:58:17 | 新規就農

これは「夕日」…今夜の月齢は11日め

「熱海の海岸散歩する~♪」…明治時代の小説「金色夜叉」の登場人物「間貫一さん」が「お宮さん」を蹴飛ばしたのが、小説が連載された1897年(明治30年)1月17日の夜であったなら、その時、熱海の空に昇っていた月は14日め…ほぼ満月であったようであります。(いや~、月齢カレンダーなるものがあって、100年以上前の月まで分かってしまう。便利べんり^^;)
学生さんの「貫一さん」よりも富豪を結婚相手に選ぶ、現実派の「宮さん」でありますが、翌年の1月17日の月は、月齢24日めで、いわゆる三日月状態であり、「貫一さん」が涙で月を曇らせたとしても、「宮さん」の心には届かなかったかも知れませんなぁ。熱海の場面がお芝居で有名過ぎて、結論を知らない「金色夜叉」でありますが、富豪の元に嫁いだ「宮さん」も決して幸福ではなかったようであります。(小説ですから^^;)
はてさて、色恋とお金にまつわるお話は、100年以上経っても色褪せることは無いようでありますが、1月17日は「尾崎紅葉祭」だそうでありまして、ネタに困って、高利貸しとなった「貫一さん」にお題を求めました。さぁ、4月より無収入となる『夢屋さん』は、金の切れ目が縁の切れ目と成るのやら…明日は我が身と考えるのでありましたとさ。

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逆さ夢

2019-01-16 07:12:04 | 新規就農

「ノビル」の反対は縮む?

ほぼ10年近く、パチンコをしていない。現在の機種では勝てる気がしない、大当たりまでの時間が待てないetc.理由は上げられるが、要するにつまらない。毎日のように通っていた頃を考えると信じられないような日々であります。お小遣いは増えないが、減りもしない。勝った話をされてもうらやましくもない。やり尽くしたと言えなくもないが、取り敢えず依存性にはならずに済んだようであります^^;
が、夢の中でパチンコをする夢を見ました。(何で今さら?)それもセンターに玉がガンガン入って、出玉が続かない位の大勝ちであります。(こんなに上手く行くはずがない。)こんな時は、大概にして『逆さ夢』というやつですわ…調子に乗って、今回は勝てるかもなどと思いもしないところが、いかにパチンコから離れているかという証明でもありますなぁ^^;
「パチンコの必勝法は、ネバリとガンバりにある~♪」といった「所ジョージさん」の歌があったような気もしますが、『夢屋社長』が必勝法を伝授するとしたら、①毎日通って台の傾向をつかむこと。 ②投資金額は決めて、負けてもそれ以上は打たないこと。(もうすぐ、出そうだなんて、ATMに駆け込むのは止めましょう^^;) ③深追いはしないこと。(もっと出るはずなんて欲をかかないこと。) ④翌日、その台が大爆発していても、それは運が無かったと気にしないこと。(これ意外と重要^^;) いずれ、子はそれぞれの投資金額を分け合っているだけだから、勝ちたかったら親(経営者)になることですかねぇ。ということで、パチンコで勝つ夢を見ても、「逆さ夢」にはならない、変な自信だけはある『オジSUN』でしたとさ。

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引きこもり

2019-01-15 06:55:51 | 新規就農

雪の下でも枯死する訳でもないのだ。

「全国高校サッカー選手権」…青森山田高校が2年ぶりの優勝。屋外競技で東北勢が優勝するなんて夢のようなお話であります。福島尚志がベスト4、秋田商がベスト8進出ですから、雪のハンデなんて言っていられない時代になったのかも知れません。
さて、農業の世界では…生鮮品は、やはり都市近郊には叶わない。が、『寒〆野菜』ならば、勝負出来るかも?『雪の下』で凍らずに耐える野菜は、糖度が増して甘い。キャベツやニンジンは、驚くほど甘い野菜に変わっております。(不格好だったり、流通量が少なくて一般化しませんけれどね^^;)
雪が降り続ければ、雪かきなどして休日を過ごしますが、今年は極端に雪が少ない。(昨年は、1月22日頃から1週間で110cmの積雪があったので、決して気を緩めることは出来ませんけれど。)そんな訳で、オヤジは家に引きこもる。若い時代であれば、スキーや釣りに出掛けたろうに…「オヤジはコタツで丸くなる。」まるで猫並みの生活であります。オッカーは、毎日の買い出しに出掛ける。上手に気分転換と引きこもり生活を防いでいるようでありますなぁ。
雪を理由に仕事をしないのも、雪を使って仕事を見つけ出すのもアイディアの内。春まであと2ヶ月ですからねぇ…そろそろ、エンジンをかけ直す時期に来ておりますけれど。はてさて。

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龍の子太郎

2019-01-14 10:08:01 | 新規就農

「日本むかし話」の市原さんも亡くなりました。

「にっぽん昔ばなし」のオープニング曲…「坊やよい子だねんねしな~♪」寝る子は育つなどと申しますが、寝て欲しい時には寝ずに夜泣きをし、今夜は体力も万全、いつでも夜泣きはO.K.などと準備出来ている時は、何故かスヤスヤ眠ってくれる。意外と親の心理(精神的ストレス)は微妙に子どもに伝わるのかも知れませんねぇ。(遠い子育て時代を振り返る^^;)
「でんでん太鼓」を持った男の子が、龍の背中に乗って空を飛ぶオープニングで始まる昔話は、一体何のお話だったのだろう?どうやら「龍の子太郎」のようであります。各地の民話がベースになっているようですが、怠け者の『太郎君』が、沼地を龍となった母親とともに開田するところは共通しているようであります。乳飲み子の『太郎君』に自身の目玉をくり抜いて与えたり、自ら住めなくなることを承知で沼の水を抜いたりと、龍と化した母親は自己犠牲を覚悟で『太郎君』の提案に乗る訳でありますが…目出度しめでたし。(どこが、目出度いのか良く分かりませんが^^;)
勧善懲悪…母親の自己犠牲…大概、オヤジは飲んだくれか、約束を破る側なので、あまり追求しないことにしよう^^;
ほのぼのとしたお話と暗い音楽が象徴する残酷なお話と…教訓とは言いながら、意外と理不尽な村人たちの理屈があったりしてね。昨日は、恒例の神社の「しめ縄」造り…あと10年続くだろうかなどと語るのはいつものこと。「しめ縄」を奉納したからといって、ことさらご利益があったとも思えず、「しめ縄」が無くなったところで神罰が下るとも思えない。伝承活動といったところでありますが、無くしてしまった時に、元に戻れなくなるのが「伝統」というやつですかね。「龍の子太郎」のように村人のために…本来、怠け者なはずなので^^;

 

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顔採用

2019-01-13 08:53:46 | 新規就農

「あら、かわいい!」と言ってもらえる?

新年の顔合わせ…賀詞交換もそろそろねぇ^^;
1月11日は「鏡開き」でありますが、我が在所では『仕事初め』と言って、農家ではわら仕事を始める頃とされていたようであります。機械化されていなかった頃は、雪を被った稲穂を脱穀したこと(年明け前のことですが)もあったとか…何かに付けて、のんびり時間は過ぎていたようであります。
今年は統一地方選の年にあたり、我が在所では県議選、参議院選挙、町議選と選挙の年に当たっておりますから、賀詞交換も色々と思惑が働くものであります。興味のある方、意欲のある方様々でありますが、若手の方々に街のあり様について語って欲しいと思うところではありますが…。
さて、就活に「顔採用」があるかどうか?『夢屋社長』は人事(人選)に関わったことはありませんので無責任ではありますが、多少なりとも「顔採用」はあるのではないかと考えております。
『良い男、良い女』が有利であるという意味ではありませんのであしからず…目は口ほどに物を言い、お顔もやる気や幸福感が相手に伝わるアイテムであるという意味でありますけれどね。何年も生きていれば、その性格はお顔にも現れて来ますって…やっぱり、ポスターは幸福感が溢れるような笑顔でなければ!がっはっは、人前にさらす顔をしていない人間がよく言うよ。口コミの評判も、ポスターの笑顔も最後の投票行動には影響すると思いますが、その前に投票に行くという意欲を持っていただかないとなぁ^^;

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北限のさる

2019-01-12 10:16:18 | 新規就農

ニホンザルの母子は微笑ましい?

長女『有季菜先生』のインフルエンザは沈静化…やはり、タミフルの効果は絶大なようであります。これが娘だから、看病してもらえるのであって、オヤジが感染しようものなら大迷惑の塊のような扱いを受けるのではなかろうか?新年会の深酒で鼻水を垂らして帰る『バイキンマン』オヤジのそんな鼻水まで舐めてくれるのは、同居犬の『さくらさん』だけでありますよ^^;
電線を渡る青森県むつ市のサル…あれ、そんなに珍しいことだっけ?(どこかで遭遇したことがあるような気もするが…。)集団で電線渡りをする光景が珍しかったということらしい。四国を旅した時に、公園の注意書きがあるにも関わらずトイレ休憩…リュックサックをベンチに置いたのが運の尽きで、一匹のサルに奪われてしまいました。(重いから背負っては行かなかったけれど。)居ないと判断したのは、こちらの勘違いで群れに囲まれておりましたっけ。友人の機転で取り返すことに成功しましたけれど、お猿さんに囲まれるは、威嚇されるはで、非常に怖かった。お猿さんを観察するつもりが、お猿さんに観察されていたんですなぁ^^;
農家の老夫婦と畑に一緒に出勤するサル。(老夫婦が作業前に電撃柵の電源を下ろすことを知っているようであります。)カボチャを三つ抱えたサルに「欲張るのも大概にしろ!」と叫んだら、1個置いていったサル。(さすがに三つは無理で、1個落としたものとは思うが。)サルにまつわるお話は色々ある。「畑には何も作らないの?」と尋ねたら「お猿さんに負けちゃった。」と応えてくれた民宿のお婆ちゃん。かわいいねぇなんて言えるのは、最初の内だけで、被害が甚大になればそんな悠長なことも言っていられない。厳しい雪の下で生き残るためには、お猿さんも必死でしょうけれどね…。

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