その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

手近な目標

2019-05-11 04:54:09 | 転職

いよいよ通水開始…田んぼ作業の始まり^^;

『夢屋本田』は未整理地の最末端…小割で機械作業効率も悪いし、農業用水が届くのも一番最後。昭和の「農地解放」があったとは言え、こんな末端の土地しか購入出来なかった貧乏家…5人の幼い男の子たちを残して早世した祖父を恨んだものであります。しかし、20歳そこそこの我が親父が12歳の叔父を筆頭に4人の子どもたちを戦後の混乱期に飢えさせずに育てられたのもこの田んぼのお陰であります。今は亡き親父の頑張りがなければ、『夢屋家』は一家離散していたに違いないのであります。そして、条件の悪い小さな田んぼではありますが、一家総出で働きそこには家族の笑顔がありました。そんな訳で、この田んぼには愛着があり、同時に苦い思い出も詰まっている。今は赤字ではあるのだけれど、耕作放棄(委託)をしないでこだわる理由がそこにある。
とは言え、体調不良で作業手抜きをした結果、用水路はご覧のとおり「がつぎ(マコモ)」が生い茂り、用水確保もままならない状態になっております。(水路の左、3分の1は、大規模農家『善助さん』が、ユンボで掘削してくれてますけれどね。非常にありがたい^^;)
歩測で約50m、「夢屋さん、排水が取れないでしょう?」…我が家の場合は「排水」ではなく「配水」「揚水」でありますけれど…要するに秋上げ作業(水田の水抜き)に支障が出るというクレームでありますが、10年前はひとり、手作業で右3分の2を整備していたのである。上流の耕作者だって、排水路が必要なはずなのだから、大小関係なく協力すべきであるという思いはあるが、今は右3分の1を泥上げしていただいているから文句も言えないのでありますよ。
ならば、稲刈り鎌を片手に、ガリガリと「がつぎ」の根っこを切りながら前に進む…結構な重労働であります。若い頃なら、一気に進むことでしょうが、畑作業もあるし、疲労蓄積が怖いので、今朝は4分の1ほど進んで作業終了^^;
歩測で、4分の1のところに目印を立てて、明日の目標に先送り…お百姓さん稼業も始めたばかり、少しずつ少しずつ、手近な目標を置いて着実に前進しておりますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悲劇からの脱出

2019-05-10 00:49:00 | 転職

毎晩続く「ねずみ」の被害

2年間、畑を放置したことで、ドブネズミやハツカネズミが『夢屋農園』に増えてしまったようです。自宅の小屋では、米袋が食い破られ、原付バイクの配線が食いちぎられるという被害。雪融けで畑の表面は穴だらけ…こんなことは日常茶飯事と意に介さず構えていたのでありますが、インゲンやスナップエンドウの種播きをして、ようやく芽を出した苗が食い荒らされる。播き直して、また掘り返されるということの繰り返しであります。遂には温床内のほうれん草の畝にまで大穴を開ける始末。(さすがにほうれん草は食べておりませんけれど^^;)
『夢屋』が種まきゃ、カラスがほじくる。否、ネズミがほじくる。まったくトンマなお話であります。
春先の手近な収入源をと播いている種ですから、もし、山菜類の売上がなければ、絶望的な気持ちになっていたに違いありません。なされるがままに時が過ぎていくのも腹立たしいし、ネズミ捕り器は、処理が後味が悪い…いっそのこと殺鼠剤でも使いたいところですが、野良ネコではあるけれども黒い♂ネコ『ジジぃ』が、『夢屋農園』を主戦場にしているようであり、一度、ネズミを咥えている姿を目撃しているものだから、ネズミの死骸でも食べたら忍びないと躊躇しております。(魔女宅をもじって『ジジ』と命名したいところでありますが…このネコ、実に根性が悪い…だから、野良でも生きながらえているとも言えるのでありますが^^;)
さて、今朝の作業前のミーティング(きゅうり部長『ポン太郎君』は、農場長の期待を裏切らず仕事がノロイ…慎重な仕事運びであると評価することにしよう^^;)昨日の作業指示が突然変わったことを説明しながら、来年への作業のつながりも含めて農場長の考えを伝える。そして、ねずみ被害の現状も…むむむ、苗箱を見ながら、ポットを収納している篭をもうひとつひっくり返して被せれば、ネズミの悪さは防げるのではないだろうか?ネズミ捕り器や殺鼠剤を使わない防御法…これは試してみる価値はある!ひとりで語り、ひとりで納得しているミーティングではありますが、悩みや問題点を口にしてみる勇気があれば、他の人は別の視点で問題点を見つめ、解決策の糸口を口にしてくれるかもしれない。『きゅうり部長』も問題点を口にしてみなよ…悲劇は、意外な展開を生むかも知れませんなぁ^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝令暮改

2019-05-09 06:05:41 | 転職

昨日4kg、本日2.5kg…どこまで続く?

朝出された命令が、夜には変更されてしまっている…宮仕えとは言え、働く者には堪ったものではありません。山形でも走りの「わらび」でありますから珍しくもありますが、食べるにはアク抜きというひと手間が必要なことから、ご婦人方には不評のようであります。(ポツポツと売れておりますが、「こごみ」のように爆発的にとは参りませんなぁ^^;)保健所の届出や検査を経て、加工品に着手出来れば在庫の処分も可能ですが、今のところ調理場など設備投資も出来ないので、このまま採れ続けても廃棄処分するしかありません。我が家とて、食べ続けたら「わらび」がそのまま出て来てしまいますよ。
連休明けの『夢屋農場長』のお仕事は、営業活動…とにかく「わらび」を売り切らなければ…幸い『富久子ばぁちゃん』が塩蔵品として当面仕入れてくれるとのこと。価格は下がっても捨てるよりはマシ…店頭販売分の残りは引き受けていただくことで交渉が成立いたしました。(目出度しめでたし!)
「そこに、わらびが出ているから踏むなよ!」と長男『ポン太郎君』に声掛けしていたのに、今朝の指示は「開いたわらびは手折れ!」…大切にしろと言った口から、折ってしまえとの指示ですから、こりゃ~困惑しますわなぁ^^;
畑の前オーナーによれば「わらびは責めろ(イジメろ)!」とのこと。採って取って、獲りまくり、最後は刈り取れとの教えであります。(後から肥料は上げますけれどね^^;)太く価値の高いわらびを採るためのコツらしい。「花が開いて加工にも向かないような『わらび』は、選別するのも手間だから収穫せずに折ってしまえ。」指示が変わった理由を明確に示すことは、事業所でも、家庭でも大切でありますよ。
『夢屋農場長』と言えば、鎌を片手に「わらび刈り?」…わらびより人気があり、販売単価が高く、収穫選別が簡易な「タラの芽」を増やすために、地を這っている根から出た「タラ」の幼木を草の中から見つけ出し、周囲の草を刈って、『タラの芽増殖計画』実行中!わらびの収穫もタラの木の下草刈りも、既に来年の生産量確保を頭において作業を進めているつもり…このことを従業員にしっかり伝えないとなぁ^^;

追記:手軽に入れる山には、タラの木がめっきり少なくなって来ました。来年のことを考えず芽を総て掻き取ったり、枝ごと切り倒すマナー違反の乱獲者が横行しているようです。タラの芽の高値は、そんなところからも来ているようですねぇ…困ったもんだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山菜三昧

2019-05-08 05:40:46 | 転職

大漁、大量…採れたら処分も考えて?

世の中は大型連休が終わり、はてさて五月病が囁かれる頃であります。(退職代行サービスというニュービジネスのニュースに多少の違和感を感じながら…。)夜半からの雨の予報に、夢屋本田ときゅうり畑の耕耘を急ぎ、予報通りの雨に胸を撫で下ろしております。畑だけは、雨水が染み込むとまた2~3日耕耘が出来なくなりますから。
結局、休み無しで連休を過ごした『夢屋農園』でありますが、連休の帰省客用のおもてなし…山菜出品が好調で、幾ばくかの収益を上げることが出来ました。山形では蔬菜類が端境期のこの節、畑を主体とした農業を試みるには、山菜は外せないと前オーナーの遺産に感謝しております。(前オーナーの墓前にお供えをお届けしました。)
さて、『夢屋農場長』は良しとして、長男『ポン太郎君』には、休みを与えなければなるまい。何せ、世は「働き方改革」が叫ばれております。只々、ワーカーとして働かされていたのでは続かない、何かを考えたり、身体を休めたりすることも必要でありますよ。例えそれが爆睡の一日であったとしても^^;
一方、『夢屋農場長』は、連休の家族行事として『夢屋観光わらび園』での『1時間無料わらび狩り体験ツアー』を提案したのでありますが見事に却下され、伸びたわらびと悪戦苦闘…本日の収穫4kg。まだわらびが出回るには早い節ではありますが、食するのにひと手間掛かるわらびは、売れ筋商品とは言えず、塩蔵などをするお年寄りを見つけないと買い手が付かないようです。ならば、作業服を1ヶ月ぶりに背広に着替え、退職時にお餞別や記念品を頂いた方々にわらび片手のお礼参り(毒を混ぜている訳ではありませんが^^;)返礼品にお金を遣わず、生産品で誤魔化す作戦であります。営業の甲斐があって、農業生産加工まで手掛けている『富久子ばあちゃん』ちで、塩蔵用の材料として持ち込み注文を頂きました。多少単価が安くても廃棄するよりはマシであります。スーパーに生産物を出品していることなど話をしながら営業活動を行ってまいりました。(婦女子の溜まり場…前々職場にも、販売の足掛かりのあいさつも抜け目なくしております。)
お百姓さんを目指して、ふと感じること…農作業に追われることで、外とのつながりが薄れていく。それが前職場であったとしても、いつかは忘れ去られてしまう存在になってしまう。何かをやっていることをアピールしないと、人としての存在感が無くなってしまうような気がして…やはり人間は、社会性の存在なんだなぁ^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

息子たち

2019-05-07 05:32:56 | 転職

『善助さんち』の息子と『ポン太郎君』の共演^^;

大型連休最終日、午後から雨の予報に、『夢屋農園きゅうり生産部長ポン太郎君』を急かせて、圃場の耕耘作業であります。田んぼは雨でも耕耘出来ますが、畑地は乾燥するまで2~3日圃場に入れなくなる。お天気商売の性ではありますが、結局、連休中は休み無しでありました。(休んだところで出掛ける場所も無いか…失礼^^;)農場長がやってしまうことも可能ではありますが、『きゅうり生産部』は息子に任せたい…農場長の指示だけではなく、自分で考え、昨年の反省点を改良し、成果や生産の喜びを感じて欲しい。バカ親の願いであります。
『善助さんちのYすけ君』は、30代前半で奥さん、子どももいらっしゃる。オヤジの『善助さん』も稲作農家の若手(50代ではありますが農家では若手です^^;)、おっと、ジイちゃんの『先代善助さん』も背負式の動噴を駆使して、水田畦畔の除草剤散布作業の現役であります。第2種兼業農家も現象する中、必然的に規模を拡大し、第1種兼業農家(ほぼ専業農家ではある。)として頑張っておられます。32馬力の「パワクロ」400万円は下らないだろうなぁ^^;
大と小…比べたところで仕様が無い。農業で暮らしを立てるという強い意志を持って臨んでいる家族と、取り敢えず畑作で、これからの農村の隙間に参入できないかという淡い考えで臨んでいる親子では規模も考え方も違って当然であります。しかし、大と大の狭間には、必ず隙間が出来上がる。(事実、農場長は、小さな畑の耕耘の依頼を受けて、小遣い稼ぎをしております。)その隙間をどう見つけ出し、活用していくかという考え方ですから。
さて、両者とも。これからの農村社会(大袈裟に言えば、日本を)背負って頂く若者たちであります。昭和後半の狂ったバブルと平成の足踏み停滞…超高齢化社会がピークに達する「令和」を生きる若者たちに明るい未来があって欲しい。「明るい未来が待っているのではない。明るい未来は中古のトラクターで耕すものよ。」なんて、講釈を垂れ始める『夢屋農場長』でありましたとさ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あせり…

2019-05-06 03:03:40 | 転職

「コナラ」の新芽が朝露で光ってます。

勤め人だった昨年は、勤務に支障が出ないように農作業は何とか土日で終わらせたい。そんな思いで焦っていた春作業…今年は、『夢屋農園』の収益を何とか上げるために焦っています。田起こしを進めたいのに、「わらび」や「こごみ」は、どんどん伸びて来るし、せっかく収穫して店頭に出しても売れ残ってしまうし…きゅうり生産部長の長男『ポン太郎君』は、どこまでもマイペース…さすがに『夢屋農場長』も、疲労からくるイライラで大声を張り上げそうになります。(我慢がまん^^;)
365日の年次有給休暇取得中であるのに、やらなければならないことが多過ぎる…2年間の「惰農」が招いた結果であるのだけれども、世の中が大型連休を謳歌する中、遊び盛りの青年を農作業に駆り出すのだから、怒っていたら、今時の若者は逃げ出してしまいますよ。(オヤジだって、J2モンテのホームゲームを応援に行きたい…何故かしら応援にいかないと、ファジアーノ岡山に勝利しているし^^;)オヤジが提案した連休の家族レジャーは、『わらび狩り』…観光農園に行けばレジャーでありますが、『夢屋農園』のわらび園では、お仕事…却下されましたけれど^^;
春先の主力商品と考えていたアスパラガスの生育が悪過ぎる…圃場が老朽化したせいもありますが、基本的に仕立て方が間違っていると気付いた今日…新たな畝を作るにしても、育成期間の約3年間が待てないお年頃であります。少しずつ、少しずつ…10年間蓄えた経験を、焦らずに実行していくだけですかねぇ。
作物の育成も息子の育成も…『夢屋農場長』の成長も時間を掛けることが必要なようです。今夜は明日のために眠ることにしよう^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

機械化

2019-05-05 06:01:35 | 転職

昨年は「ヒエ」にも負けてしまいました。

世の中が「令和」の大連休を享受している頃、大規模農家は代掻き作業に追われております。『夢屋農園』も「裁量労働制」を敷いていると言うと格好が良いのでありますが、現実には作物の都合に合わせて働いているというところですなぁ^^;
しかし、大型連休の帰省客のおもてなしに「旬の山菜料理」をといったところでしょうか、コシアブラやタラの芽といった山菜の売行きが好調で、山形の露地蔬菜類の端境期の頃には、大変助かっているというのも実感であります。直売コーナーで、他の方との重なりを避けながら出品しているのも功を奏しているようです。昨年まで、畑の邪魔者という存在だった「ぎんぼ(ウルイ)」さえ、遮光栽培の白化で売れる。消費者(主婦層)の買い物動向を慮ることが、畑作農家には重要な視点であるということを、物を売り始めて改めて気付かされた点は今年の成果であります。この時期の主力商品となると考えていたアスパラガスは、株の老朽化で不調であります。来年以降に向けて、少しずつ新たな場所に改植する必要があると感じているところです。
さて、水田は…確実に売上が期待できる一方で、トラクター以外の機械のない『夢屋農園』では、これ以上の規模拡大は望めない。規模拡大したところで、委託作業代金で収入の大半が消えてしまい手元には、赤字と飯米しか残らない状況と分析しております。そんな訳だから、自ずと作業が手抜きになる。手っ取り早い換金作物(山菜)の収穫に追われ、作業は遅れ遅れになっております。周囲の大規模農家が代掻き作業に追われる中、昨日、ようやく元肥を撒き、これから田起こし…昨年、悩まされたヒエたちが笑っておりますよ^^;
手押し式の散布機で、田んぼの畦畔に除草剤を散布する…お勤めの合間の気晴らしの農作業であれば、それもまた一興でありましたが、現金を稼ぐことに追われ始めると悠長なことも言っていられない。背負式の動力噴霧器を導入しただけでも、作業が楽なこと楽なこと…肉体的にも作業がキツくなってきていることも現実でありますけれどね^^;
さぁ、これから『夢屋本田』の除草剤散布…連休後半も農作業は佳境でありますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

後継者

2019-05-04 06:14:29 | 転職

『クワジマン』と『ポン太郎君』は今日も行く。

昨年、40年以上働き続けたトラクター『シゲオちゃん』に別れを告げ、後継車『クワジマン』を譲り受け、『夢屋農園』の田んぼ、畑を耕耘しております。操作性も良くなったことから、『夢屋農園きゅうり部長』の長男『ポン太郎君』にきゅうり畑の耕耘を任せてみました。我が家の食客『ポン太郎君』に所有車はなく、現在、『夢屋農場長』の公用車である軽トラックを貸しておりますが、マニュアル車を操作することに慣れたため、トラクター操作の移行もスムーズに行きました。(人間、何が幸いするか分からない^^;)多少の掻け残しや上下段差はありますが、習うより慣れろ…農場長も誰に教えられた訳でもない。(実は、農場長もまだ下手であります^^;)
今年は、『おらだの農協』から示されれた標準栽培マニュアルを紐解きながら、『きゅうり生産部』の生産量を飛躍的に増加させる予定…そうでないと『夢屋農園』の今後はない。(どうしても基幹作物がないと経営の目処が立ちません。)この目論みが外れるようであれば、きゅうりを断念し別の基幹作物を考えなければならないし、『ポン太郎君』の将来も大きく変わるような気がする。農場長は、それなりの覚悟を持って今年の生産に賭けております。
さて、『夢屋農園』は、農場長もポンコツでありますが、農業機械も中古品ばかり、今年は防除剤散布用の動噴を導入しようと考えておりましたが、農地の前オーナーの作業小屋に背負式の動噴があるのを無償で譲り受け、代用してみるつもり…これだけでも作業効率は格段に上がるはずであります。水遣りに疲れ果て農場長がダウンした1年目、『ポン太郎君』に任せたものの、病害で出荷停止になってしまった2年目、リベンジにオッカーが乗り出し、生産量は上がったものの規格品質が揃わなかった3年目…遂に、満を辞して農場長が参戦する4年目の作付であります。3年間の反省点を一つひとつ潰して、結果を出す。年の始まりは意欲充分なんですけれどねぇ…今年はどうなることやら^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

商品規格

2019-05-03 04:53:39 | 転職

いくら私でも、間違えませんから^^;

お小遣い稼ぎのアルバイト(山歩き)も、そろそろにしないと本業の春作業が滞ってしまいます。『夢屋農場・山菜エリア』の「わらび」や「こごみ」もボチボチ出て来たことですし、山の「コシアブラ」も陽当りの良い場所は、大きく伸び始めたので、この春最後の山歩きと心に決めて、山の恵みを拝借に参りました^^;
わらびやこごみの値段設定が良く分からない…帰り道、高畠地区内の直売所に寄って、出品者のお値段を参考にさせていただきました。まだ春早く、「茎たち菜」以外の蔬菜類の出品はなく、この辺りが将来の狙い目と感じつつ、山のコシアブラを大きさを揃え、丁寧にパッキングしている商品群に目が止まりました。そして、わらびもこごみも…。
私自身、料理もするので、規格が整っていた方がありがたいとは思う。私の商品は、丁寧に詰めてはいるが形もマチマチで、この直売所では確実に値落ちすると感じて来たところです。ご近所の「スーパーS」は、地元客相手の商売であり、正直「こんな規格でも売れるの?」と言ったアスパラまで売れてしまう。お陰さまで出品商品は総て完売御礼と言いたいところですが、今後の生活を考えるともう少し生産量と売上を増やしたい…が、スーパーの市場規模では限界がある。次の市場を求めて『高畠の直売所』を覗いたのでありますが、現状の物を出品したら「完敗」だろうと思ったところです。
バラ詰めでも売れる。しかし、単価は下がる。当たり前のことではあるのだけれども、消費者は何を求めているのか…良い物をより安く。しかし、規格揃えとパッキングには時間と商品の無駄も出る。地元の小料理屋で利用して頂くならば、やはり、ある程度の規格揃えが必要であろうし、何の料理(天ぷら?お浸し?)に使うかで姿、見栄えも違ってくる。生産者の思いだけではなく、消費者や料理人の意見も重要な要素であると改めて気付いた次第でありますよ。当面は、手っ取り早い現金稼ぎに奔走しますけれどね^^;
まだまだ、農場経営の課題と悩みは続くのであります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

筋肉痛

2019-05-02 06:26:31 | 転職

純白の「仏炎苞」は、葉が変化したものです。

「令和」初日の朝は、放射冷却による逆転層…それも人の目の高さ程度の「地霧」まか不思議な光景が拡がっておりました。上下の乖離…ひと握りの富める層と大多数の庶民層、しかし、それは自分の目の高さなのであるから、手を伸ばせば届きそうでもあり、手を伸ばした瞬間に、分離された層はさらに上に上がるような気配…欲をかき始めたら際限は無さそうであります^^;
経理部長を兼任する『夢屋農場長』は、4月の〆を試みるも、当然、費用が収益を大幅に上回っております。山菜エリアの活躍で多少の売上はあったものの、まだまだ生産性は上げられる見込み…部下にハッパを掛けて、「タラの芽」増殖計画を推進したいところでありますが、労働者=農場長であるから、自分でやるしかない。働いた分だけ還ってくる…そう信じて手入れすることにいたしましょう。
今のところ、最も大きい支出は「肥料費」であり、これから作付する田んぼときゅうり畑の先行投資分が大きなウエイトを占めております。昨年までは、ほとんど肥料らしい肥料を施していなかった「きゅうり畑」…『おらだの農協』から、標準となる施肥量を研修会で示されているにも関わらず、自己資本を持たない『きゅうり部長』=長男『ぽん太郎君』は、当初投入した堆肥と少量の追肥だけで栽培していたようであります。今年から『夢屋農場長』が着任したからには、持てる資本を投入して生産量を上げる目論みでありますが、果たしてどうなることやら?当分、事業主貸しが増え続けるようでありますなぁ^^;
当座の現金収入を得るために始めた『山狩り』も、そろそろ一段落…次は「アイコ」狩りを模索しているのでありますが、残念、狩場を知らない…『親切な電器屋さん』が場所を知っていそうだから、今度、台所の換気扇の交換修理とバーターで場所を聞き出そうという魂胆でありますよ。衰えた肉体は、山歩きと堆肥散らしで筋肉痛がひどい…若い頃なら、筋肉痛は運動で直したものでありますが、お歳を重ねると筋肉痛は蓄積するようでありますよ…まぁ、身体が動かなくなったら、次は口だけでも動かすことにいたしますよ^^;(さて、5月の売上はいか程になるのでしょうかねぇ?)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする