毎日朝8時に始まるNHKの連続テレビ小説「あさが来た」を観ている。幕末から大正期にかけての激動の時代を生き抜いた実業家であり教育者であった広岡浅子さんをモデルにしたドラマだ。
その「あさが来た」のヒロイン・あささんのお姉さんの子供・藍之助を演じているのが、なんと棋士の森下卓九段の息子さんだというのを今日知った。
我が家の次女・三女が小学生の頃、将棋を指していたことから、佐世保市出身の深浦康市九段とは親しくお付き合いさせていただいている。その深浦さんは別にして、山崎隆之八段、橋本崇載八段、糸谷哲郎八段とのお話は今も強く印象に残っている。中でも森下九段とはご縁で親しくさせていただいた時期があった。その辺のことは過去に記している。
森下さんは教育に造詣が深く、真摯でかつ能弁でいらっしゃる。最初にお話した際、思いもかけず長時間の教育談義となったのを懐かしく思い出す。
その時の話の中で、ご自身の子供は絶対将棋指しにはさせないと仰っていた。それにはもちろん理由があった。そのことと関連するのだが、興味深いテーマでの論戦となったのだ。その辺のことは、また別の機会に譲るとする。
ともかく、森下卓九段の御子息は俳優になられた。その名は「森下大地」、「あさが来た」の中でも重要な役どころを演じていて、その存在感はキラリと光るものがある。
お父さんも、さぞお喜びのことだろう。ネ、森下さん。