峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

若者とのスパー

2016年02月09日 | スポーツ

午後1時、走って「KUROFUNE JYM」へ。
今日は、こーじくんが来てくれた。このところ、ノブさんは仕事が入っていて来れない。当然だが、若い人は、仕事を持っていて、昼間に練習に来るのは難しい。

こーじくんは、元来、総合格闘技の選手でベースは柔道だそうだ。そこできょうは、総合の試合で彼が得意としている柔道の技術をいくつか教わった。
組んでから確実に相手を倒す技を2つ、それに絞め技の1つバックチョークの極め方を習った。柔道の技は、身体の仕組みからして理に適っており大変興味深かった。
その他、彼のキックを打つ際の軸足のリングに接地している足先の捻り(スライド)方を見て、目から鱗の思いだった。

練習の締めくくりに、ボクシングスタイルでのスパーリングを2分3ラウンド、最後のラウンドを3分行った。

こーじくんは若干20歳だ。20歳の若者と4ラウンドのスパーリングが出来るのが嬉しい。こーじくんに感謝。
午後3時、練習終了。汗だくでジムを後にした。



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行政は誰が担うのか

2016年02月08日 | 佐々町町内会連合会長

「佐々川再生の会」という組織がある。名称だけは聞いていたのだが、どなたがリーダーで、具体的にどんな活動をされているのかまでは承知していなかった。

昨日、参加した「ニコニコクリーン佐々」で、「佐々川再生の会」のメンバーだという方にお会いすることが出来、会について少しお話を伺った。

「佐々川再生の会」の目的は、公表されている資料によると「住民参加による佐々川を中心とした自然再生」とあり、長崎県の河川里親団体として認定を受け、年に数回佐々川の清掃を行っておられる。
「ニコニコクリーン佐々」さん同様、やはり事前にお断りを入れるべきだろうと思い立ち、お名前を伺っていた川野さんに、たいへんぶしつけではあったがお電話を差し上げた。

今考えてみると、本来ならば、計画の段階で両方の団体のリーダーにお会いし、私たち保健環境自治連合会の思いと計画した活動の内容をご説明し、了承をいただくのが筋だった。そこまで思い至らなかったのは私の不徳の致すところである。川野さんには、そのことを率直に謝り、ご理解を求めた。

川野さんからは、会員の一部からは不平が聞こえるが、佐々川を美しく保とうという活動がそこここで起こることは望ましいことだとたしなめていますよと温かいお言葉をいただいた。
その上、会としては自由参加としているが、私は仲間と参加しますよと仰っていただいた。

嬉しかった。
佐々町に暮らしておられる方にとって益になることをやる。それを、誰がやるのかは問題ではない。それぞれがそれぞれの立場でやるべきことをやろう。力を合わせれば、より大きなエネルギーとなる。

 

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力を束ねる

2016年02月07日 | 佐々町町内会連合会長

夜も未だ明けきらない早朝7時、有線放送で今日の町内会清掃の案内をかける。
その後、色々と調えた後、清掃ボランティア活動をしておられる「ニコニコクリーン佐々」の今朝の清掃活動現場へ向かった。

ある会合で、佐々町内32町内会長で構成する「保健環境自治連合会」が主体となり、今月28日・日曜日に実施する予定の佐々川清掃のことを、ご一緒した「ニコニコクリーン佐々」を引っ張っておられる方にお話した。
こちらはそんなつもりはなかったのだが、彼は、間髪を容れず協力を申し出られた。回覧を回したり、HPで呼びかけても人は集まりませんよと彼は言った。
そうかもしれない。しかし、動員をかけたり、何がしかの強制力を持たせたりして行う住民活動こそが、実は真の住民活動がなかなか育たない元凶になっていると私は考えている。

そうは言うものの、多少の思いの違いとかは乗り越えていかなければ大きなムーブメントにはなり得ない。独りよがりはだめだ。
町民が主体となって自主防災を考える。町民が主体となって佐々川を奇麗に保つ。そして、それらのことを通して、広く住民自治について熟慮されるようになることこそが大切なのだから。

「ニコニコクリーン佐々」の活動の際に、時間を設けるから、みなさんに案内してくださいと有難いお言葉いただいたので、今朝、彼らの活動現場に出かけたのだった。

私も、ゴミ袋を手に佐々中学校のグラウンドと町民体育館の間の道路を歩いたが、たばこの吸い殻が捨ててあるのが特に目についた。わずか30分ほどでゴミ袋はほぼ満杯になった。

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10年先を行くドイツ

2016年02月06日 | 暮らし
今日、まだ若いある建築家の方とお話する機会を得た。
 
10年ほど前まで彼は、土壁の家をこれだと信じて作ってきた。しかしその後、現在主流の高気密・高断熱の家づくりを中心に据えているとのことだった。
それに対し、私は、家の中を丸ごと暖かくする、あるいは丸ごと冷やす高気密・高断熱の家づくりについて、過剰なエネルギーの消費の観点、あるいは、人間に元々備わる環境に適応する力を削ぎ、そのことが本来の生命力を弱めることにつながる懸念等々からして、日本固有の風土・気候を考えるとき、調湿機能が高い土壁を始め、無垢の木材を用いることこそ、環境問題も含め、これからの私たちの国の家づくりに求められる方向性ではないのだろうかとぶつけてみた。
 
すると彼は、昨年ドイツへ家づくりの勉強に出かけた際に感じたということを語り始めた。
ドイツの家は「パッシブハウス」と呼ばれる家が広く普及しているという。
「パッシブハウス」とは、太陽光とか地熱とか風などを冷暖房に活用する家のことを指すらしい。ちなみに彼らは、室内の温度を冬場でも18℃くらいに設定するのが一般的のようだ。
ドイツの家づくりに対する考え方は日本より10年は先に進んでいると彼は言った。
 
ドイツは、福島の原発事故後間もなく、2001年から2002年にかけて産業界と合意していた脱原発スケジュールを復活させ、それをさらに1年早めて実行することを決めた。
原発17基のうち8基を直ちに停止し、残りの9基は、2015年から2022年の間に停止される予定のようだ。
 
ドイツの、原発から自然エネルギーへの大転換は、確かに福島原発事故がきっかけにはなっただろう。だが、それよりはるか以前にドイツ゚では「エネルギー大転換」という言葉と概念が使われ始めている。そして、福島原発事故の20年も前に自然エネルギーへの移行が正式に始まっているのだ。
長年に渡り熟慮、議論されたものが政策として段階を経て、展開されている。
ドイツ人の民度の高さをつくづく感じる。遅れは10年どころではないだろう。
 
エネルギー政策同様、家づくりにおいてもドイツが進んでいることを若き建築家は、それを肌で感じて帰国した。
彼は、今の高気密・高断熱の家づくりが本当に良いのかどうか、実は、よく分からないのだと正直に語ってくれた。
そこに客のニーズがあるから、それに応えているのだと。もっともっと勉強して、本当にお客様に喜んでいただける家づくりが出来るよう頑張りたいと瞳を輝かせた。
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6歳と89歳が戦うことに

2016年02月05日 | 将棋

来週土曜日に開催する小中高生と高齢者の交流を目的とする囲碁・将棋大会を前に、世話人と事務局との打ち合わせ会が午後1時半から町社会福祉協議会で開かれ、出席した。
早いもので今年で10回を数える。主催は町社会福祉協議会だが、実質的な運営は囲碁・将棋とも世話人が行う。まったくのボランティアだ。

私は、佐々町将棋同好会のメンバー共々、将棋の方のお世話をさせていただいている。ただ、佐々町将棋同好会が発足して以来のここ数年は、お世話をさせていただいているというのもおこがましいくらい同好会のメンバーがよくやってくださるので、私は、ほんの手伝い程度のことしかやっていない。

毎週土曜日の例会の方も同様なのだが、何もしなくていいですから、忙しいでしょうから例会に顔を出さなくてもいいですからとみなさん口をそろえられる。それに甘えてほとんど例会に顔を出していない。顔を出すのは年2回の納涼会と忘年会の時くらいだ。
町内会長同様、将棋同好会の会長も交代した方が組織のためだからと折々申し上げているのだが、何もしなくていいから会長だけは務めてもらわなければとみなさん口をそろえられる。

打ち合わせ会終了後、表に出て5人で立ち話になった。そういえば、例会が終わった後も、よく表に出て立ち話をする。仲がいいし、話が合うのだ。
いろいろ話している中で、会計を2年ほど務めていただいていた植野さんが交代する旨お話になられた。既に新しい方に要請をして快諾をいただいているとのことだった。
そこで私も、そろそろ交代をと切り出したとたんすぐに却下された。あれこれ役を務めてきたが、何もしなくて気が引けるから辞めたいと思っているのはこの会だけだ。

さて、今日は囲碁の方から2人、将棋の方からは私を含め5人が出席した。
5人も出席しなくていいのだが、とにかく我が佐々町将棋同好会は仲がいいというか結束が固いというか、何事を行うにも主要メンバーが力を合わせる。

申し込みは2月1日で締め切っている。今日の時点での参加者は囲碁が17名、将棋の方は50名となっている。
ちなみに年齢は6歳の保育園児から89歳までと幅広い申し込みがあった。

※広報等で申し込みの受け付けは2月1日までとなっていますが、来週水曜日まで大丈夫です。また、予定が変更になって当日参加できるようになった場合も、遠慮なくご来場ください。大丈夫です。

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身近な社会問題を解決できるのは

2016年02月04日 | 暮らし

経済活動が世界的規模で広がりを見せる中、さまざまな分野で企業の合併統合が相次いでいる。
1日、国内鉄鋼最大手の新日鉄住金が4位の日新製鋼を買収したと一昨日の新聞が伝えていた。

この合併で一部製品の国内シェアが100%近くなるらしい。そのことで当然ながら価格の決定力が強まりすぎる恐れが出てくることから、今回の買収に際しては、公正取引委員会の承認が必要とされているという。
種々の難しい問題を内包しながら、それでもグローバリゼーションは進むのだろう。だが、政治的な領域でのグローバリゼーションとしての欧州統合の例からしてもその前途は多難と言わざるを得ない。

さて、近所のコンビニが今週いっぱいで閉店することになった。
店舗が老朽化し、トイレ等の設備が古くなり、それが客離れにつながっているとの見方から店舗の改装を考えられたそうだが、諸事情を考慮され閉店を決断された。

その影響をもろに受けるのが、私の暮らす西町町内会始め、近隣の町内会の特に車を持たない高齢者のみなさんだ。
かつては町内会に1つや2つは食料品・鮮魚を扱う店があった。それが、いつしか大資本に淘汰されてしまった。私の暮らす佐々町、それに佐世保市とも「イオン」とその系列店、それに複数店舗を持つ地場の大手スーパーでしか食料品を求めることが出来なくなった。それらはたいてい街の中心か広い駐車場を確保するため郊外に店舗を構える。
これも、グローバリゼーションの余波か。いつだって、しわ寄せは弱い立場の人々の元へ来る。

そんな中にあって、コンビニの存在は、いわゆる「買い物難民」にとってはありがたい存在となっている。
ところがだ、その頼りにしていたコンビニが閉店する。これで、先に記した町内会の高齢者のみなさんは、歩いて食料品を買いに行ける店を無くしてしまった。これは、決して私たちの地域の問題にとどまらず今日的な社会問題となっている。

しかし、1人の優れたイノベーターの出現により、四国・徳島発の素晴らしい取り組みが始まっている。「とくし丸」という移動スーパー方式が全国的に広がりを見せているのだ。大いに期待している。

身近な社会問題は、国とか大企業とか大きなところ、大きなものに頼っても決して解決しない。身近な社会問題を解決できるのは、身近にいる、身近にある小さなところ、小さなものだけのように思う。
近いうちに私たちの町にも「とくし丸」は必ずやって来る。

 

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大先輩からの葉書

2016年02月03日 | 暮らし

一昨日、長崎市在住の大学の大先輩である田中さんからお葉書をいただいた。

それによると、田中さんの後輩にあたる岩永守弘さんという方が代表を務める学校法人・岩永学園グループの高校にボクシング部が創設されることになり、その祝賀イベントが来月3月6日・日曜日に長崎駅前カモメ広場で行われることに決定したとのことであった。
田中先輩は、県のアマチュアボクシング連盟の理事を務めておられる。

当日、特設リングを用意したイベント会場には、母校の桜門ボクシング会会長の斎藤先輩が全日本大学ボクシング王座決定戦2連覇中の日大ボクシング部の学生全日本チャンピョンと梅下伸介監督を伴い来崎されるとのことであった。

斎藤会長は、田中さんの後輩にあたる。岩永さん・斎藤先輩をよくご存じの田中先輩が仲介の労をお取りになられたのだろう。そして、ボクシングをこよなく愛しておられる田中先輩と斎藤先輩がお骨折りされ、このたびのイベント開催の運びとなったのだろう。

お葉書は、そのイベントへのご招待であった。

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リングを独り占め

2016年02月02日 | スポーツ

町内会公民館運営費補助金及び町内会女性学級育成補助金を受けるためには、それぞれの活動計画書と収支予算書、また活動報告書と収支決算書を町に提出しなければならない。

一昨日、塾が済んでから2つの活動報告書と収支決算書の作成に取り掛かった。その夜、深夜3時頃まで頑張ったが、決算書の計算がおぼつかなくなったのを潮に床に就いた。

翌日は午後から会議が1つ入っていたので何としても午前中に仕上げなければならなかった。結局、午前中いっぱいかかってしまったが、午後には何とか提出することが出来た。

1つ済ませたことから昨夜はほっと一息、女房どのの手料理にワインがすすんだ。

今日は午後のジムの他予定はなかった。朝、ゆっくり起きて新聞に目を通しながら、いつもの朝食と食後のコーヒーを十分に楽しむ。
間もなく正午。昼食をとり、お茶をいただき、すぐに支度をして午後1時「KUROFUNE JYM」へ。
きょうは1人だけの練習だ。ストレッチを入念に行った後、シャドーボクシングから始める。その後、グラブとレガースをつけてサンドバックに向かう。

午後1時から3時まで、みっちり練習に取り組めた。心地よい汗が流れる。
練習後、リングを拭き、ストーブの火を消し、消灯し、鍵をかけ、ジムを後にした。

しかし、今日は、まだたっぷり時間がある。帰宅して、ロープスキッピングを30分。その後、裏庭のゴルフネットで約100球・1時間ほど打ち込んだ。



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佐々町総合計画 答申

2016年02月01日 | 佐々町町内会連合会長

午後3時から町役場3階第一会議室において第7回目となる「佐々町総合計画(後期)策定検討委員会」が開かれ、出席した。

石原委員長の挨拶の後、事務局より98ページからなる冊子にまとめられた佐々町総合計画(後期)案につて、特に前回の会議で委員から出た意見をもとに修正・追加された箇所の説明が行われた。
その後、委員による意見交換、また質問、提案等が行われた。

さらに、事務局より「佐々版CCRC」導入に向けての現状の説明とその可能性についての説明があった。
政府の「日本版CCRC」構想に対し、いろいろと批判の声が上がったことからだろう。ここにきてその具体像が若干変化している。
例えば、移住に関して、「大都市から地方へ」と言っていたのが、「近隣転居」も加わっている。また、「元気な高齢者」がその対象だったが、「40歳代」までに引き下げられている。

晩年を迎えようとする人間が、住み慣れた場所を捨て、全く知らない遠くの地方で、新たな生活を始めるというのだからそう簡単な話ではない。また、彼らを受け入れる側の問題も裏腹にある。
したがって、この「日本版CCRC」に積極的に取り組もうとする自治体はほとんどないらしく、全国的にも佐々町の注目度、期待度が上がっているようだ。

明るい話に水をさすようだったが、地元の町内会長としては、地域(町内会)の抱える今日的な問題を語らなければならなかった。地域が崩壊しているようであれば、移住者を受け入れるなど何をか言わんやである。
「佐々版CCRC」の導入について調査・研究をしていくことに異論を差し挟むものではないが、並行して、町内会に暮らす者同士の付き合いの在り方とか、町内会そのものの在り方とかを、行政にも真剣に考えてもらわなければならないところにきている。

会議の最後に、石原委員長から町長へ答申書が手渡された。
会議が終了したのが午後5時。その後、5時半から懇親会が行われることになっていたが、寒波で塾生に迷惑をかけたので今回は失礼させていただいた。

※佐々町のHPの「佐々町の地方創生」「行政経営改革委員会」にこれまでの会議録が載っています。ご覧いただければ幸いです。


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