『花冷え』という言葉があるが、花冷えではなく『花寒』ようだ。桜さんもびっくりしているだろう。長浜も朝方、雪が降ったという。表に出ると伊吹山がかなり深く綿帽子を被っている。それを見たら、さらに寒くなった気がした。それでも、長浜に来て1 ヶ月以上になると身体が寒さに慣れてきたようだ。昨日は「令和」で一日が終わったようだ。TVで見ないで、ラジオか何かで『音』だけを聞いたら、「レイ」が柔かく上品な感じだ。目で見ると「令」の字から「命令」の字が浮かぶからかもしれない。ともあれ、後1ヵ月後には新しい年号がスタートする。
3/31のNHKスペシャルで「イチロー」の引退を特集していた。「NHKさん、それはちょっとずるいのではないですか?」という感じだ。でも、それが見られてよかった。神戸で一人練習するイチローではなく、それをサポートする市民がいたこと。その人たちと練習後なじみの店でくつろぐイチローの姿。甲子園に出場する高校のブラスバンドがイチローの応援に来たこと。そして、メンバーの一人ひとりと握手をするイチロー。孤独で怖いというイチロー。だから、人に頼ることをするようになったと言うイチロー。そのイチローを支えていた一弓(イッキュウ)。結婚したときから飼いだした18歳になる柴犬だ。毎日、必死に生きている一弓に励まされるという。
特別なこと?だけでは無いように思う。イチローは「死ぬとき(選手を引退するとき)は笑っていたい」という。そう、だから「感謝」と「お別れ」を大事にするという。これはだれにでも言えるような気がする。多くのことを教えてくれたイチローだった。