薄手のシャツで歩けるくらい暖かかかった。(暑かった)風が強いので、木々の新緑揺れるのか風の音よりもさわさわと聞こえて心地よい。こんな季節に痛ましい事故が相次いでいる。事故に遭われた方のご家族の悲しみはどれほどであろうか。連休に海外に行かれる方がぞっとしたようなスリランカの事件。それも(それだからか)復活祭に教会で事件が起きるなんて!スリランカは治安がいいと聞いていた。海外(ベトナム)にいる弟やこれから海外に出かける知人の安全を祈らずにはいられない。そして、交通事故。わが身もそうだったかも と思うと恐くなる。一番危ないのが、横断歩道だと警察の人から言われた。安心して歩いているだけに恐い。事故というのは、一命を取り留めても、精神的な後遺症が残る。フラッシュバックするので、カウンセリングも必要になる。どこでもだれでも事故に遭遇する時代なので、どうしたらいいのかわからない。それを「不運」などとは片付けられない。キリスト教でも仏教でも、祈りだけでは救えないのが悲しい。
そういえば、250グラムくらいで生まれた赤ちゃんが無事退院された。映像で見ると、どんなにか医療関係者が心を砕いて育つように力を注がれたかがわかる。あらためて「いのち」というものを感じぜずにはいられなかった。「いのち」について、さまざまな想いが起きた1週間だった。「人生があなたに期待をしているという言葉も思い出した。また、どんないのちでもなにかの使命をもって生まれてくると聞いたこともある。
新緑のなかで、ウグイスがだいぶ上手に鳴けるようになった。さわやかの5月も近い。この「いのち」のちからのみなぎるときに、どうかこれ以上事件や事故が起こりませんようにと、教会に祈りにいこうと思う。