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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

あなたの残したもの

2018-05-19 19:32:33 | 日記

 今日も暑い日でした。午前中に仕事をして、写真のプリント用紙などを買いに出かけました。半そでです。普段はほとんど外食をしないのですが、このごろなんとなく外で食事をとることがあります。それから改装前のデパートのバーゲンセールへ。欲しかった日用品を買って、ふらりと見てしまった絨毯のコーナーでセンターラグを買ってしまいました。30%OFF。まぁ、いいや、とそれ以上考えないことにしました。そんな風に過ごさないと心がしぼんでいきそうです。

 夕食が済むと宅急便が届きました。母がお世話になっていた馬渡りさん家においてあったいる衣類などです。「重いから気をつけてくださいね」とヤマトのお兄さん。たしかに重いです。衣類のほかに上手に書かれたお習字や母の日用に作った紙のカーネーションなども出てきます。そして、日報も。4/22の夕食もメニューまで書かれています。この夕食中に心筋梗塞を起こしました。馬渡りさん家のみなさんはどんなにたいへんだったことか!申し訳ない気持ちがいっぱいになります。

 『3/28(水)晴れ 桜満開 午前中は昨日のように晴れです。気持ちがよいお日和です。3月も月末です。来月は私の誕生日がやってきます。91歳です。自分でもよく頑張ってこの年まで生きてきたと思います。周りの人たちに可愛がって頂いて幸せです。その気持ちを大切にしてみなさんと暮らしていきます。』 桜の絵が描かれた日記が出てきました。大好きな先生に見せるために書いていました。

 

 

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人生も物も使い切る(樹木希林)

2018-05-18 20:57:33 | 日記

朝ドラのあとTVをそのままつけていたら、樹木希林さんが「あさイチ」に出演していた。自然体の彼女のファンだ。31歳であの「ジュリー」を演じてからずっとおばあさん役が多いという。今回、山崎努さんとの夫婦役で共演した映画「モリのいる場所」での話をしていた。理想の夫婦とは「向かい合わないこと」だそうだ。向かい合うと嫌な面も見えてしまう という。そして、夫婦円満の秘訣は夫を尊敬できる立場にいることではないかとも語る。夫婦だけでなく、人間関係は向かい合わないことが大事なのではないかと。

人生のペーソスが自然な言葉として出てくる。もっと早く彼女の話を聞けていたらとも思った。夫の内田裕也さんとは40年間別居している。「あの人はうまく面倒を見てくれる人を探してくるので助かるんですよ」とさらりと言うが、そこに至るのにはやはり葛藤があったのではないかとも思う。昨今話題の「不倫」については、「男と女がいれば何かあるほうが自然ですよ。覚悟さえが出来ていればいいと思いますよ。」というような発言をしていた。

1年に1回逢うか逢わないかでも相手を尊敬して、互いの道を尊重して進んでいればそれでも夫婦は夫婦。一人の人間として互いを尊重して生きていく、ある年齢になればそれが可能になるのだろうな。むしろ、お互いに余分なものをそぎ落として、そう、人生を使い切るれるなら(生き切る)それはすてきなことではないだろうか と思えた。

 

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母の残像

2018-05-17 20:17:25 | 日記

平塚は薔薇がいたるところで咲いている。街が明るい。そんな街中の街路樹の日陰に、もう紫陽花が咲きだした。花の季節が半月はやい。紫陽花はやはり梅雨空の6月がいい。しっとりした雰囲気がこの花を引き立たせる。薔薇は躍動を感じさせるが、紫陽花は静を感じさせる。昨年、山で紫陽花を採ってきて、部屋中に飾った。全部、表情が違う花なので満足していたが、紫陽花ばかり見ていると寂しくなる という声を聞いて名残りの薔薇を少し飾ったのを思い出した。

母の介護保険やらの手続きに役所へ行ってきた。福祉課のほうは親切で、こちらの心も和んだ。市民課で住民票の除票をとる時に、同居人でない私は第3者として取ることになる。これが面倒で、二人は戸籍が別、母も住所には本籍が無い。二人の親子関係を示すものは無いか という。さまざま書類に親族でなければわからない記述をいるのにこれ以上どうしろと言うのだ・・・。幸い、登記の関係の書類があったのでOKになった。悲しみのときに、私が彼女の娘でなくて、だれの娘だというのだ と腹立たしかった。

その足で母がお世話になっていた小規模多機能サービスの馬渡りさん家へ。やさしいケアマネが待っていてくれた。この施設の(ごく普通の大きな家)お陰で、母は幸せに最期を迎えられた。きれいなケアマネの目に涙があった。母も彼女が大好きで、よく二人で散歩をしたらしい。二人のほうが親子らしかった気もする。週4日でも母の過ごした家を後にするのが寂しかった。

「また、寄ってくださいね」とケアマネは言ってくれた。「ええ、母の代わりに洗濯物をたたみに行きます」と応えた。母ほど上手ではないので、天国から文句を言うだろうな。

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ずぶずぶのやさしさ

2018-05-15 22:22:39 | 日記

 やっと食欲が戻った。まだ、油気のあるものは入らないが。休まなくては と思いながら事務処理が続く。そんな折、励ましのメールを頂く。本当にありがたいことと拝見する。

 つくずく男はやさししいと思う。「あなたのやさしさがこわかった」という歌詞が頭に浮かぶ。だから、優柔不断になんでも引き受けてします。元夫もそうだったような気がする。母と妻の間でも、妻と恋人との間でも、どちらも大事だと、やさしさでずぶずぶしている。だから、だまされるのだ。本気になれば、だませたと思うこともあるが、わたしは出来ずにきた(残念?)

「許せない!」ということが出来なかった。そのやさしさは男の持つ本能なのだろうから。そのやさしさに癒されることが多いのだから。それを考えると女は残酷だ。女のやさしさにはどうも計算がある。これも本能的な計算なのだろう。でも、私はずぶずぶのやさしさを持つ女が好きだ。だらしないくらいの・・・。

もうだますことはできないだろうから、ずぶずぶの男のやさしさに甘えて生きてみようかい。(ふふふ)

 

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風薫る5月?

2018-05-14 11:13:14 | 日記

 4日間の取材から昨夜戻った。よく戻れたという感じだった。怒涛のような5月の2週間。まだまだ整理がつかない。

めまいが襲ってきてつらい日が1週間くらい続いた。回転性のめまいで以前にも経験した。そのときは大ごとになり救急車騒ぎだった。今回はともかく休むことを第一にした。「無我夢中」とはよくいったもので、「我を無くし、夢の中にいる」ようだ。考えることも出来ず、目の前にあることをこなした。それが終わった今、我に帰ることが出来た。

外はさわやかな風が吹いている。気温は高いが、からりとした天気だ。今日は「休む」と心に決めたが、取材先からの荷物を開けるとそうもいかない。現実はきびしいねー。せめて1日、うつくしい新緑のなかで過ごせたら・・・。

家はいい。どんなに粗末でも、家はいい。一人帰る部屋はさびしいが・・・。だからだれかと暮らしていて欲しいと思う。帰る家があり、待っている人がいるということがどんなに安心でやすらぐことか、忘れてはいけない。

多くの人に支えられた4日間だった。それもまた人生なのだろう。

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