gooブログはじめました!

あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

メリークリスマス! 沈黙の時を

2021-12-25 16:25:39 | 日記

今夜からはホワイトクリスマスになるようだ。昼間はそんな気配がなかったが、3時を過ぎると冷たい凍り付くような風が吹き出した。空も雪空だ。さすがに、今日は早めに年末の買い物に出かけた。特にお正月を祝うわけではないが。

昨日は1日用事で出かけて、18時からは教会のイエスさま誕生の夜半のミサだった。ミサの準備に入るまで、時間があったので彦根城の周りを散策していた。駐車場を一部閉鎖していたので、車も少なく冬枯れの静かなお堀だった。

ミサでは、讃美歌も歌われずろうそくの燃える音が聞こえそうな静かなミサだった。明るい歌声で聖歌をプレゼントしてくださる神父様も今日は静かに「この沈黙の時を大切にしましょう。まだまだコロナ禍で心が落ち着かない日々が続きます。日常のなかでも、このような沈黙の時間を持ってみてください」とお話になられた。

そんな沈黙の時間をプレゼントです。静かに自分を抱きしめています。

     

 

                  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英雄色を好む

2021-12-23 19:51:21 | 日記

今日のノルマの用が終わったのが、6時半過ぎだった。暖房を入れずにいた部屋は冷え切っていた。夕方や明け方の冷え込みは厳しい。朝ドラの時間お流れのように乱暴に時が過ぎていく年末だ。優先順位をしっかり守っていないとストレスになるだろう。

「英雄色を好む」の話でもしようかな。この言葉は高校時代の世界史の教師が使ったので、覚えた言葉だ。内容はよく覚えていないが、「英雄色を好む」だが逆は必ずしも真ならずだと言ったことはよく覚えている。「色を好むから英雄ではない」なのだろう。でも、この頃思う。大なり小なり男性は色を好むものだと。

慶喜は側室が二人、渋沢栄一も二人だとかいうが、その他、夜な夜なお通いになった女性の数は二桁だ。子供たちも多い。まぁ、それだけの財力と体力おわりだったのだろう。ある所で聞いた話では、一番子供が多かったのは笹川良一だという。晩年に彼は「あの時間(どういう時間か?)をもっと他のことに有効に使うべきだった」と話したという・・・。

種の保存は動物の世界では当然で、ほかのオスの精子を掻きだしても自分の子孫を残そうとする昆虫もいる。オスの本能か?そうしていないと不安なのではないだろうか。別に女好きとかいうのではなく、ただ行為のみのことだと、慶喜の小説には書かれていた。まぁ、なにか悲しいいお話だ。

「たった1回の過ち」とその結びつきを言ったのは、向田邦子の小説「幸福」で岸恵子演じる倉田組子で「たった1度でもあれは過ちなんかではない。過ちなんかにできない」と言ったのは彼女への想いを捨てられない殿村和夫(竹脇無我)だった。私はこの話が好きだ。そう、1回がなくとも、想ったことが過ちなんて言えるわけがない。世には美しい物語もある。

明日は聖夜。きれいに終わりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腹立たしことも乗り越えるわざ 答かな

2021-12-22 18:00:50 | 日記

書きおえた最後のハガキやらをもって外に出ると、伊吹山に夕日が当たって白銀がオレンジ色に輝いている。ほっとする時間だった。ああ、なんで私はいつもこのようなことをしているのだろう・・・。

腹立たしいことは、多くの時は自分のやり方(考え方)と相手が違うことだ。いのちにかかわることやどうしても譲れない生き方ならしかたないが、たいていはそんなに目くじらを立てるほどのことでもない気がする。その違いは、成育環境や社会に出てからの経験の違いだろうな。でも、腹立たしいのだ。まぁ、世間一般の常識から外れているときは、それなりに上手に相手に話すのがいいのだろうが、私などは、「まぁ、いいか、そのうち許せるときが来るだろう」にしている。年のせいか、喧嘩している時間がおしいし、自分の気持ちがもったいない。マイナスの感情は不美人をさらに醜くする。

昨夜は辻仁成の「人は思い出にのみ嫉妬する」を読み出した。感覚的にはよくわかる気がする。確かにそうだと思う。愛しすぎるといけないのだろうな。自分の前に恋人だった人のことをあれこれと詮索し、私はダメだという回路におちいる。

一つ不思議なことに気が付いた。心に何年も住んでいたY氏にそういう思いはしなかった。彼はもてたはずだからお付き合いした人はいたはずなのに・・・。その匂いをさせなかった。そして、「君はほかの人とは違うから」という言葉をかけた。そういう話をしない人だったなぁ。

現実にも過去にも私は嫉妬できなくなった。私の大事な人もほとんど余分な話はしないし、私は私でしかないから聞こうとも思わない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

腹立たしいことも乗り越えるわざ

2021-12-21 17:39:03 | 日記

暖かい日だった。今日も時間との戦いなのだが、どうも気分が乗らない。ここで腹立たしく思うことを書いてもと思うし、昨夜読んでいた徳川慶喜の小説で感じた「英雄、色を好む」の話を書くのも少しはばかれる。こんなことで腹を立ててはいけないと思うが、なにか許せない。

そんな夕方、電話が鳴った。夕飯前の時間の電話は怪しいものもある。きれいな声だ。母が最期にお世話になっていたデーサービスの看護師さんで介護士さんのSさんからだ。母のことを本当によくしてくださった。4年間お世話になったのだろうか。生きがいを持って母は通っていた。せめて、4年間は盆暮れにお礼だけはしようと思っている。大したものではないが、今回のひこにゃんのクッキーを皆さんが喜んでくださったという。うれしかった。

今、夕方外から帰ると寒い!そんな寒さを感じないようにと、母にはSさんがエアコンにタイマーを入れておいてくれた。電気毛布もそうだ。細かいところを気づかってくださった。認知症も進まず、元気に最期まで通いとおせた。それには、皆さんのあたたかいケアと自分の生きがいをそこで見つけられたからだろう。血の通ったケアだった。おかげで、母は色々なことに感謝するようになった。

Sさんとの母の思い出話は、私を元気にさせた。母はケセラセラと大変なこともうまく乗り越えていく人だった。先ず、人とぶつかることはなく、うまく乗り切っていく。そういう意味では達人だった。Sさんもとても元気づけられたという。

母の写真はいつも童女のようにかわいい。年を重ねるたびにそうなれたらと思う。腹を立てている場合ではないですね。(^^♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つらいときこそ 人にたよろうね

2021-12-20 17:04:49 | 日記

昨日は姿が霧の中だった伊吹山がきれいな白の打掛姿で現れたようだ。ああ、雪が降っていたのだなぁと思う。スキー場もオープンしたという。今日はゆっくり寝ていたいと思うが、机の上のハガキの山を見ると、ため息をつきながら起きだす。期限があるので、頑張ってやるしかない。そこへなぜか新しいお願い事が来る。これも何とか年内に進めなくてはならない。誰かのためになれることはうれしいことだが、ふと思う。私のことはだれも面倒をみてくれないのに・・・。

ため息どころではない事件が起こる年の瀬だ。何とも悲惨な放火殺人事件が起きた。これから社会へ復帰しようと頑張る人とそれを応援する心優しい医師が亡くなられた。「言葉がありません」という言葉が一番正直な気がする。この不安定な時代に精神を病んでいく人は多いと思う。少し心理学を学んだだけに、初めから精神がおかしい人というのはほとんどいないということだ。成育過程の中で身に付けた身を守る姿勢というのが、さまざまな形で出るだけだと思う。そのつらい本体には、何回も何十年も時間をかけないと行きつかない。私はだからカウンセリングという言葉があまり好きではない。

そして、自死が起こった。有名人だけにニュースになったがこのコロナ禍で死を急ぐ人が増えているという。生きていく不安が心の深いところに気が付かないうちに巣をくい始めているのだろう。それは大なり小なり誰にでもあることだと思う。駆け込み寺的なところは必要だ。キリスト教系の講座で学んだ心のケアは、相手に寄り添い少しずつ心をオープンにすることだった。私はその方法?が好きだ。そこに復帰するにはそれなりの覚悟もいるし、現状では自分のメンテナンスで精いっぱいだ。

一つ言えることは、絶対に自分から関係を切らないことだ。「いのち」であれ、人との関係や仕事においても。やっとその意味が分かった気がする。自ら関係を切らないことはむしろつらいことでもあるから。正直に人に頼るのがいいんだよね。

今日はきれいなランの花です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする