処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

MANHATTAN JAZZ QUINTET - TRIBUTE TO ART BLAKEY

2010-03-22 15:12:09 | ジャズ

CD club3月新譜

 

マンハッタン・ジャズ・クインテットは、深みとコクが感じられず、これまでさほど聴かずにきたが、ユニット結成25周年記念となるこの盤は、及第点。アート・ブレーキーを選んだのが奏功したか。

 1.Les Liaisons Dangereuses

 2.Moanin'

 3.Mosaic

 4.Blues For Buhaina

 5.Quick Silver

 6.Split Kick

 7.Come Rain Or Come Shine

 8.Blues March

サウンドをジャズ・メッセンジャーズに擬したことで迫力が増した。積極的なアレンジは、気合いと新鮮さを感じさせる。 

このCDのライナー・ノーツで知ったのだが、マンハッタン・ジャズ・クインテットのプロデューサーは結成以来、日本の川島重行氏だという。レーベルが変わってもずっと半世紀。ジャズの一角を日本人が支えて来たわけで、これは敬意を表しないわけにはいかない。

ところで、このアルバム・ジャケットいいねえ。ストッキングがシームレスに変わって歴史はどの位経たろうか。この”線ありストッキング”の脚の粋なこと。

そういえば、カウント・ベイシーに名曲「シャイニー・ストッキング」というのがあった。あれなど入れてくれたら、洒落が効いたのになあ!

 

 

 



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