処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

奈良行

2015-02-26 18:45:32 | 出張

日帰り出張で、富田林に行くことになる。所用を終えて、足を奈良に延ばす。

  

賑わいの法隆寺を敬遠して法起寺へ。

  

推古14年(606年)の聖徳太子が法華経を講説した岡本宮を寺に改めたと言われている。法隆寺、四天王寺、中宮寺などとともに太子建立七ヶ寺の一つに数えられている。1993年世界文化遺産登録。

  

入場料は300百円。塔中には初老の男女の一組だけ。静寂な冬の午後。

 

  

国宝の三重塔。一重の石壇に立つ三間四方三層、高さ23.9メートル。慶雲3年(706)に建立されたとする我が国最古の三重の塔。

   

屋根の勾配緩く軒深く、雲形肘木、井籠組の構架法など、いずれも飛鳥時代の様式を伝えているという。

  

聖天堂

  

講堂

帰りは大和西大寺駅から京都駅まで、近鉄特急の新鋭『しまかぜ』。

近畿在住の人でもまだ乗った人が少ない運行間もない新型車両。

  

  窓側一列のゆったりシート。暮れなずむ大和路を静かな車両で窓いっぱいの景色を楽し

  みながらのショート・トリップになった。

  


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