太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

フラと腹肉

2011-11-02 08:55:58 | 日記
~ハワイの花シリーズ~

1ヶ月おきぐらいに花を咲かせる、名前を知らない木



花の中に、もうひとつ花があるみたい。葉はサンドペーパーのようにざらざらしている。





隣家の17歳になる娘Aちゃんがフラダンスを習っていて、そのお披露目があるというので観に行った。

フラダンスのことは詳しくないが、ハワイのフラと、タヒチのフラがあり、

ハワイは手指の動き、足の動きにすべて意味があり、あまり肌を露出せずに音楽に合わせてゆったりと舞うもので、

タヒチは、両手にスクールメイツのようなポンポンを持ち、悩殺的なコスチュームで、打楽器に合わせて腰を激しく振る。




Aちゃんは、長いブロンドヘアで、ほっそりとしてマーメイドのように美しい。

フラダンスを長年やると、こんな体型になるのだろうかと錯覚してしまう。



舞台には、1度に15人ほどのダンサーが出て踊るのだが、出てきた人達を見て驚いた。

腹肉がハンパない・・・


ハワイアンフラの時には、ドレスで隠れて見えなかった腹肉が、タヒチアンフラでは堂々とあらわになる。

激しく腰を振るたびに、腹肉も激しく揺れ、腹芸じゃないかと思う人もいた。

もちろん私は、他人の腹肉のことをどうこう言えるような腹の持ち主ではない。

そうではないけれど、踊りよりも何よりも、申し訳ないがどうにも腹肉にしか目に入らないのだ。



「これで腹肉とサヨナラ!」みたいな見出しの雑誌は、年中売っている。

しかし、こちらの人は日本人ほど自分に厳しくないように思う。そうでなければ、1食で1日分のカロリーの食べ物がこんなに売れるわけがないのである。



Aちゃんを含め、3人ぐらいがマーメイドだった。

腰まわしをすると、ウエストが細くなって腹がへこむのは嘘か?



嘘、かもしれない。

それとも腰をまわしても追いつかないぐらい供給しているのか?

しみじみと自分の腹肉を眺めた夜であった。