太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

海苔

2011-11-04 12:32:11 | 日記
実家の母が、海苔を送ってくれた。

海苔は買えるけれど、肉厚の香りのいい海苔は、やはり日本で買うほうが美味しいから、

何かのついでがあったら送ってほしいと頼んであったのだった。

それから1週間もしないうちに海苔は来た。

密封された大判の海苔がたっぷりあって、なぜか一つは 使いかけだった



母の手紙が同封されていた。

「お海苔、送ります。 賞味期限が切れていますが、海苔だから大丈夫です。」


なにぃッ??賞味期限切れだぁ??

見てみると、たしかに2011年の7月が賞味期限になっている。

海苔だから大丈夫って・・・・・



さらには手紙の追伸に、

「追伸:賞味期限が切れている上、海苔は湿気やすいので、くれぐれも保管に気をつけるように願います」

賞味期限切れを送っておいて、保管に気をつけろもないもんだ。



一人で笑ってしまった。この母にしてこの娘なのだ。

お礼の電話をしたときに、「 賞味期限切れの海苔を ありがとう(笑)」と言うと、

「あっはは!実はちょっと気にはなったんだけど、早く送ってあげたいと思ってねー。お友達にも、賞味期限切れてるけど・・といってあげてるのョ」

「げげっっっっ   ひとさまにもあげてるの??」

「だってみんな、海苔だからダイジョブよ、いただくわーってもらってくれるわョ」



私だって、そう聞かれたら、「消費期限切れてるならいらない」とは言えないだろうよ・・




こんな大雑把な母に育てられた私が大雑把になったのは致し方のないことで、しかしその自分の大雑把さに、どれだけ救われてきただろう。

ということは、母に感謝なのだな、やっぱり。



早く食べさせてあげたいと思うあまりに、使いかけの海苔まで入れてくれる母の愛。

それにしても、この大量の海苔。私しか食べないのに、いったいいつになったら使い終わるだろうか。

こうして賞味期限から、どんどん遠くなってゆくのだなあ・・・・







アラモアナぶらぶら

2011-11-04 09:03:33 | 日記
夫の母が、お昼ごろに職場である大学に行くというので一緒に行き、ホノルルの街中で降ろしてもらった。



都会だぁー、高いビルがある(笑)

今日は一人で気の向くままにぶらぶら歩きをするのだ。



ワードセンターという、お店がたくさん集まったエリアにできた新しいカフェでランチを食べた。

木曜だし、オフシーズンでもあり、ロコの人が目立つ。

「どんぶりもの」が人気のようで、サンドイッチ類と一緒によく売れる。ここはハワイなんだなと思う光景の一つ。


ギャラリーやお店をゆっくり見たあと、アラモアナショッピングセンターまで歩いてゆく。


ハイビスカスって一体何色あるんだろう?


今日も大きな虹がのびやかに大空にかかる


ショッピングセンターには「白木屋」という日本の老舗デパートがあって、

その1画に BOOK OFF がある。中古の日本の本が3~4ドルで買えるので(1ドルコーナーもある!)私の大事なオアシスとなっている。

読み終えた本を、再びここで売り、また別の本を買う。

最初は、再び売るのは悪い気がしたが、他の人は平気で売っているようだ。日本の本は貴重であることだし、捨ててしまうよりは誰かに読んでもらうほうがよかろうと解釈し、私も 循環させている。




BOOK OFFで本を買ったあとは、大好きなブランドの トミーバハマ で帽子を買った。

ツバの形が、こんもりとまあるくなっていて、



内側も、なかなか洒落ている。ハワイじゃ帽子は必需品。



そういえば、日本で売っている仮面のように顔全体を覆うバイザーを装着している女性を初めて見た。

仮面をしているので顔はわからないが、100%日本人で、日本から持ってきたに違いない。あれこそハワイで売るべき商品じゃないか?




ハロウィンのあとは、サンクスギビングとクリスマス一色の雰囲気の中をのんびり歩き、休み、木陰で本を読み、

仕事終わりの夫と待ち合わせるために、再びワードセンターに戻った。



レストランからの夕日

ハワイで見る風景は、なぜかどれも濃い気がしてならない。海も空も木々も山も虹も、ビル群さえも。



前菜に頼んだ、蟹とアーティチョークのディップ

これがすごーーーーく美味しかった。すごーーーーくカロリーありそうだったけど・・・



翌日の新聞で、この日、アラモアナショッピングセンターのフードコートで火事騒ぎがあったと知った。

私が行く2時間ぐらい前にボヤがあり、大変な騒ぎだったらしい。

そんなこととは露とも知らず、のんきに買い物なんかしてラッキーだったな、ほんと。