太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

深海からのお土産

2012-02-02 09:24:39 | 日記
1ヶ月ほど、遠洋で海洋調査をしていた叔母が帰って来た。

「はい、これはシロにお土産」

と言って渡されたのがコレ。



がさがさした触り心地で、布の包帯のようでもあり、でも包帯にしては固い。



実はこれは、スタイロフォームでできたコップで(紙コップのような)、コップに文字を書いてから深海調査をする潜水艇に乗せる。

調査艇がどんどん降下してゆくと、気圧の変化でコップが縮んでしまうというわけ。


これは夫が子供の頃にももらったそうで、家族がそれぞれ名前入りのチビコップを持っている。

安定は悪いけど、小物入れのようにも見えて可愛いのだ。

ただしまっておくのももったいないし、何に使おうか考え中。





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ノースダコタから来た少年  ~その後

2012-02-02 09:19:12 | 日記
昨年11月に、ひょっこりやって来た雑誌購読セールスの少年。(参照記事 「ノースダコタから来た少年」 )

ノースダコタから来たという彼は、雑誌購読を売って得たポイントで賞金を得ようという企業の企画に参加していて、

賞金もさることながら、アメリカ国内を無料で回れることのほうに興味がありそうな少年だった。


夫は初対面の彼を家にあげて、食事をふるまい、私はしばらく彼が誰なのかわからずにいたという話。


その場で夫は、自分のためにサーフィン雑誌を、叔母のためにワイン雑誌を契約し、現金を払った。

しかし、こういう 押し売り 訪問販売なんて、疑えばどこまでも疑えるものだし、少年は悪い人には見えなかったけど、実際その雑誌が届くのかどうか、

夫も私も確信はなかったのだった。

「雑誌は来るさ、でも来なくてもいいさ」

夫はそう言って、私も、これが嘘でも、少年と話して楽しかったからヨシとしよう、と思うことにした。


あれから2ヶ月余。


サーフィン雑誌が来たーーーーッ!!!




いやぁー、嬉しかったなぁ。

実はすっかり忘れていたんだけれども、これを見た時、裏切られなかったことが、信じたことがほんとに嬉しかった。



2冊一緒に届いたのが、ちょい気になるといえば気になるが・・

叔母に聞いたら、叔母にもワイン雑誌が届いているらしい。

「あら、これプレゼントだったの?私はてっきり、自分で頼んで忘れていたんだと思ったワ、あっはは!」

あははー、って・・・叔母らしくていいや。

ノースダコタ少年、元気にしてるかなぁ。ありがとよーーー。






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