ピーナッツバターブラウニー

夫の職場で、バレンタインデーに、焼き菓子を持ち寄ってミニパーティをするという。

女性が多い職場なので、

「女性は手作りだけど、男性は既製品を買っていいわよー」

と言われたのが、夫の何かに火をつけた。


アメリカには、混ぜて焼くだけ、というケーキミックスが溢れていて、一から自分で作るより間違いがないものができる。

しかし、闘志に燃えた男は、全部自分で作ると決めた。


ネットでレシピを入手し、「ピーナッツバターブラウニー」の材料を揃え、日曜の午後に制作開始。



制作風景

使用するバターや、チョコレートの量におののきながら、私はもっぱら洗い場担当。

あまーい香りがキッチンにたちこめる。





ブラウニーの生地の上に、ピーナッツバターをゆるめたものをマーブル状に混ぜてゆく。




３０分焼成して、できあがり！


チョコも砂糖も、半分近くに減らしたのに、じゅうぶん甘いブラウニーができた。

夫は器用で、なんでも私よりも上手にできる。

お菓子つくりだって、絶対に私よりもうまいのだ。

楽だけど、ちょっとジェラシー。


「早くバレンタインにならないかなー」（ハワイは明日がバレンタイン）


男の子だってできるんだゾ、と威張りたいのだろう。





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レンタル山羊

「ヤギ　あります」という看板が気になったという話を（参照記事『ヤギ　あります』）、昨日ある人に話したら、


「えっ、それどこで？ヤギ、欲しいよぉ！」


と身を乗り出してきた。

犬や猫が好きな人がいるように、ヤギが好きな人もいるんだなあと思っていたら、そうではなかった。

ヤギを庭に放しておくと、雑草やらをみーんな食べて、きれいにしてくれるのだそうだ。

我が家の場合は、月に２回、ヤードガイを頼んで庭をきれいにしてもらうのだが、ヤギがいれば、その手間が省けるということらしい。

でも、飼うのは大変だから、ヤギを数日レンタルするという。

レンタル料金はわからないけれど、ヤードガイを５人雇うよりは安いような気がする。



環境にもお財布にもやさしい、ヤギはひっぱりタコ、ならぬ　ひっぱりヤギというところか。



どこかの家の庭で、ヤギが草を食べているのを見たことがあったけど、

あれもペットじゃなくてレンタル山羊だったのかもしれない。


あの看板はもうなくなっちゃったから、その人の役には立てなかった。

それに、連絡先も何も書いてなかったし・・・・

でも、意外なヤギのお仕事がわかって、ちょっとスッキリ。







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