私にとって懐かしいお菓子といえば、
チューブに入ったチョコレートや、メロンの形をした入れ物に入ったアイスクリーム、だるまの形のお砂糖のお菓子、アポロチョコレートや、クッピーラムネ。
絵が切り抜きになっているガムもあったし、お米に圧力をかけて膨らませて、砂糖をからめたのもあった。
親に、食べてはいけないと言われていた、イカの燻製なんてのもあったっけ。
太陽がじりじり照りつける夏場の、クーラーなんかない駄菓子屋の店先で、イカの燻製はカビることもなく毎日同じ場所にあった。
もし今、それらを見かけたら、きっと買ってしまうと思う。
時々、夫がフーセンガムを買ってくる。
こういうの。
ハワイには、日本人や日系の人たちがたくさん住んでいるので、日本のお菓子やアニメで夫は育った。
紙芝居もあったというし、お菓子を売りに来る車もあった。
放課後は、近所の日本人の友達の家で「キカイダー」や「仮面ライダー」を見たり、おまんじゅうや、あまーいチョコファッジといった、
自分の家では食べられないお菓子をいただいたりしたそうだ。
厳しかった両親が子供に与えるおやつといえば、リンゴやにんじん、バナナなどで、甘いお菓子は特別なときしか食べられなかったらしい。
夫が『フーセン』と呼ぶ、このフーセンガムも、そんな懐かしいお菓子のひとつ。
夫の兄も大好きで、誕生日やクリスマスプレゼントには、必ずフーセンと、「磯ピーナツ」(ピーナッツをおせんべいでくるんだもの)をオマケで付ける。
僕らが食べる前に、ダディは全部隠して食べてしまうんだと、いつか甥が文句を言っていた。
包み紙の裏側に、怪獣の絵が描いてあり、
腕や脚を水で濡らしてから、これを貼り付け、しばらくたってはがすと、即席タトゥの出来上がり。
本物のタトゥがある今になっても、夫はたまにこの怪獣を手首に写してニヤニヤしている。
バリバリやり手ビジネスマンの義兄も、そっと一人で怪獣を写しているのかもなァー。
想像すると、ちょっと笑える。
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チューブに入ったチョコレートや、メロンの形をした入れ物に入ったアイスクリーム、だるまの形のお砂糖のお菓子、アポロチョコレートや、クッピーラムネ。
絵が切り抜きになっているガムもあったし、お米に圧力をかけて膨らませて、砂糖をからめたのもあった。
親に、食べてはいけないと言われていた、イカの燻製なんてのもあったっけ。
太陽がじりじり照りつける夏場の、クーラーなんかない駄菓子屋の店先で、イカの燻製はカビることもなく毎日同じ場所にあった。
もし今、それらを見かけたら、きっと買ってしまうと思う。
時々、夫がフーセンガムを買ってくる。
こういうの。
ハワイには、日本人や日系の人たちがたくさん住んでいるので、日本のお菓子やアニメで夫は育った。
紙芝居もあったというし、お菓子を売りに来る車もあった。
放課後は、近所の日本人の友達の家で「キカイダー」や「仮面ライダー」を見たり、おまんじゅうや、あまーいチョコファッジといった、
自分の家では食べられないお菓子をいただいたりしたそうだ。
厳しかった両親が子供に与えるおやつといえば、リンゴやにんじん、バナナなどで、甘いお菓子は特別なときしか食べられなかったらしい。
夫が『フーセン』と呼ぶ、このフーセンガムも、そんな懐かしいお菓子のひとつ。
夫の兄も大好きで、誕生日やクリスマスプレゼントには、必ずフーセンと、「磯ピーナツ」(ピーナッツをおせんべいでくるんだもの)をオマケで付ける。
僕らが食べる前に、ダディは全部隠して食べてしまうんだと、いつか甥が文句を言っていた。
包み紙の裏側に、怪獣の絵が描いてあり、
腕や脚を水で濡らしてから、これを貼り付け、しばらくたってはがすと、即席タトゥの出来上がり。
本物のタトゥがある今になっても、夫はたまにこの怪獣を手首に写してニヤニヤしている。
バリバリやり手ビジネスマンの義兄も、そっと一人で怪獣を写しているのかもなァー。
想像すると、ちょっと笑える。
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