太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

脳内スイマー

2012-02-29 08:43:49 | 日記
今、滞在している叔母宅があるコンドミニアムには、施設としてプールとテニスコートがある。

ほぼ毎週末、海に行っているくせに、やるのはボディボードだけで、私はまるっきし泳げない。

小学校のプールの授業は、私には拷問のようなものだった。

よって、私の人生において「プール」は出来る限り避けてきた場所で、私立の中学校を受験した理由のひとつは『プールがない』からだ。



先週の日曜に友人親子が遊びに来て、どういう心境の変化か、私は友人の子供と一緒にプールに入ることにした。

何十年ぶりのプールだろう。

プールはだんだん深くなっており、なんとか足が着く場所はちょうど半分あたりまでで、その浅い場所だけで水遊び程度をするつもりでいたが、

友人の子供につられて、つい平泳ぎをしてみたら、何と少し泳げてビックリした。

全然泳げない、泳ぐと沈んでしまうというのは、私の思い過ごしだったのか??


クロールはできなかったけど、背泳ぎもできた。

なんだ、私、泳げるじゃん!

でもって、調子に乗って深い場所にも行けたりして、なんだかプールって楽しくない?



その楽しさに味をしめて、今日、私は一人でプールに行った。

友人の子供に水泳ゴーグルを借りたら、すごく具合がよかったので、ゴーグルを買って、アイスコーヒーと本を持って、いざプールへ。


左側がテニスコート、右手がプール



平日のお昼どき。人っこ一人いやしない。




プールも貸切状態



ジャクージも入り放題


プールの水はひんやりと心地よく、『泳ぎたい衝動』がムクムク湧いてくる。

水に潜る。ぽこぽこという水の音が耳の奥に響き、ぐぅーんと圧力がかかってくる。

浅い方から、平泳ぎで5かきしたら、息があがってしまい、足を着いた。半分も進んでない。

無理してこのまま泳ぎ続けると、足が着かない深さでギブアップになること必至で、仕方がないのでプールの短い辺を行ったり来たり。



私のイメージでは、誰もいないプールで優雅に何往復も静かに泳ぐ大人の女性。


しかし現実は、長方形の短い辺をあっぷあっぷしながらもがき進む東洋人。



しかも、あーもう駄目、これ以上泳げない、と思ってプールを出たら、たった 6分 しか泳いでいなかった・・・・・・


1時間ぐらいのんびり泳ごう、なんておこがましい限りだった。

1回につき、5mしか泳げないのに。

買ったばかりのゴーグルには水が入ってくるし。


結局、5分泳いで、10分ジャクージ、15分読書して、それを2回やったらもうヘトヘト。

泳いだのはトータルたったの10分。

こんなはずじゃなかった、と思いつつ、疲れた足をひきずって家に戻った。



私の周囲の人は、みんな泳ぎの達人ばかり。

夫はトライアスロンに出るぐらいだし、叔母も亀のように泳ぐ(いや、たとえはアレだけども・・)

5mで疲れてしまうのは、やっぱり何か泳ぎ方がマズイんだろうなぁ。

これを機に、しっかり教えてもらうべきだろうか。

車を運転できることで身を助けることがあるように(参照記事「動機」

泳げることで身を助けることがなきにしもあらず、だし・・・








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