晴れのち曇りのち 所により雨

ハワイに住むようになって、雨は降るというよりも「来る」もの、

あるいは、雨に「入る」ものだと思う。

現在、猫シッターをしている家は、海の近くにあって、

海の向こうのほうから、漫画に描いたような雨雲と雨のセットがやって来るのが見えると、数分のちに雨が通ってゆく。

自宅がある場所だと、山の上のほうに霧が出始めたかと思うと、雨の香りを空気中に漂わせつつ雨がやってくる。

どこもかしこも雨、ということはほとんどなくて、

まっすぐな道の、一部分だけが雨で、その中に入っていき、すぐに抜ける。



遠くから、水平線をゆっくりと移動してゆく雨雲＋雨セットを眺めているのはいいもので、

海の近くに住むのもいいなあと思う。

週末に会った友人は、２年前に海の近くの家に引っ越した。

「海が見えるからと思って引っ越したけど、思ったより大変なのよ」

潮風で、パソコンの寿命は１年（中が錆びるらしい）、家の窓は塩がこびりつき、１週間で窓枠は塩でザラザラ、

壁の塗装は傷みが早いし、プールも（なんとプール付き！）いつのまにか塩味。

日本で建設業関係の仕事をしていた時、海岸に近い場所に家を建てるときには『塩害対策』用の資材を使っていたのを思いだした。

ハワイでもそういうものがあるのかどうか。



さっき、買い物に出かける時、海から雨が来るのが見えて、

走り出したら、前も見えないほどの雨の中に入り、スーパーに着いたらカンカンに晴れており、道路も乾いていた。

戻る時、別の雨が海を渡って、山のほうに向かってゆくのが見えた。

もうすぐ自宅のある辺りは雨の中に入るのだろう。



ここでは天気予報はいらない。

毎日、晴れ　のち　曇り　のち　ところにより雨、その繰り返し。

それなのに、湿度が低いから不思議。







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コラージュ

コラージュの記念すべき第１作品が完成した。

いや、完成とはいえないな、打ち切ったというべきかも。

これ以上どうしていいかわかりません状態。

来週、３ヶ月・月１度という変則コラージュのクラスがあるので、そのときにスーザンに聞いてみようと思う。






とりあえずの完成ということで。


これがワークショップ終了時点






手伝ってくれる猫さんたち（左・ラテ、右・モカ）



染めた紙の山に埋もれて



懲りずに新しいキャンバスを買ってきて、新たな作品に取り掛かっているところだが、

あぁやっぱり難しい。

こうなればいいなあ、という思惑が、ほぼはずれる。

かつて体験した技法の中で、こんなにうまくいかないものは初めてだ。






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