夫と、夫の両親には、ファミリーフレンドといって、家族ぐるみで友好を深めている仲間がいる。
かれこれ35年前に住んでいた家の近所の人たちで、親子ともに年齢が近いこともあってか、自然に仲良くなった。
今もその場所に住んでいる人は1件だけで、あとは本土に移ったり、オアフ島内のほかの地域に引っ越したりとバラバラなのだが、
それでも何かがあると招き招かれ、おつきあいが続いている。
そんな仲間の家で、本土に住む、その家の長男が家族で帰省しているからといってパーティがあった。
夫にとっては懐かしい幼馴染だ。
男二人、女一人の兄妹の子供達の中に、双子と三つ子がいるんだという話は聞いていた。
しかし、実際に集まってみると、もう誰が誰だかわからない。
3人の兄妹が子供を持った時期が近い上、三つ子が一組、双子が二組いるので、同じような年の子供がわんさかいて、まるで幼稚園。
孫、大集合の写真
整理してみよう。
・長男 → 三つ子+一人
・次男 → 双子+双子
・長女 → 一人+双子
祖父母にあたる人たちは、たかだか数年のあいだに11人の孫ができて、てんやわんやだ。
「えーと、うちはBOYが7人でGIRLが5人、だよな?」
「あらやだ、違うわよ、BOYが6人でGIRLが5人じゃなかった?」
という夫婦の会話が笑える。
長男夫婦は、三つ子とわかった時点でハワイを離れ、本土に移った。
なぜなら、子供を育てるのに、ハワイほど物価が高くて育てにくい場所はあまりないから。
それにしても、望んでも子供に恵まれない家庭もあり、こうして集まってしまう家庭もあり、その仕組みとはどういうものだろう?
三つ子+一人の親も大変だが、双子+双子の親も大変だ。
子育てを知らない私には、一言で「大変」と片付けるしかないのだが、ほんのひと時を観察しただけでも、
自分だけにかける時間なんかないんだ、ということがわかる。
それでも、DVDを観るのに、一同を円座に座らせて、
「はい、○○観たい人、手をあげて。じゃあ、△△観たい人?」
と、まるで先生のように子供達を統率する母親たちは、堂々たる自信にあふれている。
私の母は、私が生まれて数ヶ月の頃、こんなふうに体調を崩したとかいったことを覚えている。(そのくせ、子供の私が傷ついたと思うようなことは一切覚えていない)
夫の母も、夫が小さかった頃のことを怖いぐらいよく覚えている。
同じような年の子供が4人いても、そしてみんながすっかり大人になっても、
母親というものは、それぞれのことをちゃんとわかっているのだろうと思うと、母親という存在を尊敬するしかない。
子供達の賑やかな声を背景に、35年前の色あせたアルバムをみんなで見ながら、楽しく夜は更けていく。
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かれこれ35年前に住んでいた家の近所の人たちで、親子ともに年齢が近いこともあってか、自然に仲良くなった。
今もその場所に住んでいる人は1件だけで、あとは本土に移ったり、オアフ島内のほかの地域に引っ越したりとバラバラなのだが、
それでも何かがあると招き招かれ、おつきあいが続いている。
そんな仲間の家で、本土に住む、その家の長男が家族で帰省しているからといってパーティがあった。
夫にとっては懐かしい幼馴染だ。
男二人、女一人の兄妹の子供達の中に、双子と三つ子がいるんだという話は聞いていた。
しかし、実際に集まってみると、もう誰が誰だかわからない。
3人の兄妹が子供を持った時期が近い上、三つ子が一組、双子が二組いるので、同じような年の子供がわんさかいて、まるで幼稚園。
孫、大集合の写真
整理してみよう。
・長男 → 三つ子+一人
・次男 → 双子+双子
・長女 → 一人+双子
祖父母にあたる人たちは、たかだか数年のあいだに11人の孫ができて、てんやわんやだ。
「えーと、うちはBOYが7人でGIRLが5人、だよな?」
「あらやだ、違うわよ、BOYが6人でGIRLが5人じゃなかった?」
という夫婦の会話が笑える。
長男夫婦は、三つ子とわかった時点でハワイを離れ、本土に移った。
なぜなら、子供を育てるのに、ハワイほど物価が高くて育てにくい場所はあまりないから。
それにしても、望んでも子供に恵まれない家庭もあり、こうして集まってしまう家庭もあり、その仕組みとはどういうものだろう?
三つ子+一人の親も大変だが、双子+双子の親も大変だ。
子育てを知らない私には、一言で「大変」と片付けるしかないのだが、ほんのひと時を観察しただけでも、
自分だけにかける時間なんかないんだ、ということがわかる。
それでも、DVDを観るのに、一同を円座に座らせて、
「はい、○○観たい人、手をあげて。じゃあ、△△観たい人?」
と、まるで先生のように子供達を統率する母親たちは、堂々たる自信にあふれている。
私の母は、私が生まれて数ヶ月の頃、こんなふうに体調を崩したとかいったことを覚えている。(そのくせ、子供の私が傷ついたと思うようなことは一切覚えていない)
夫の母も、夫が小さかった頃のことを怖いぐらいよく覚えている。
同じような年の子供が4人いても、そしてみんながすっかり大人になっても、
母親というものは、それぞれのことをちゃんとわかっているのだろうと思うと、母親という存在を尊敬するしかない。
子供達の賑やかな声を背景に、35年前の色あせたアルバムをみんなで見ながら、楽しく夜は更けていく。
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