太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

My blue heaven 繰り返し観たくなる映画

2021-06-03 07:34:35 | 勝手な映画感想
繰り返し、観たくなる映画がある。
私の場合、たいていはコメディだったりする。
重くて考えさせられるような話は苦手で、正しい人が苦しむのも見たくない。
(そういう理由で「ブレイブハート」なんか二度と見られない)
クスっと笑って、観終わってからも、笑顔の残りが顔に残っているような映画がいい。

「My blue heaven」は、そんなコメディ映画のひとつだ。


スティーブ・マーティン演じるヤクザのヴィニーが、証人として裁判に立つまでの身柄保護のために、
FBIのバーニーが、とある町に連れてくるところから始まる。
口八丁手八丁で生きているヴィーニーに、くそ真面目なバーニーは翻弄されてばかりなのだが・・・
タイトルにもなっている、My blue heavenの音楽も、温かくて好き。1920年代のヒット曲。


いい映画を観ると、夫と一緒に「好きな映画トップ10」の入れ替えをする。
私のトップ3に常に入っているのは、「Plane Train Automobile(邦題は 大災難)」
サンクスギビング前のNYからシカゴの自宅に帰りたいだけなのに、ことごとく交通手段に裏切られ、
その間に出会った、シャワーカーテンリングのセールスマンと共に、大変な遠回りをしながら家路につく。

「Click(邦題は、もしも未来が選べたら)」も。
アダム・サンドラーはそれほど好きな俳優ではないんだけれど、この映画だけは別。
これを観ると、親が元気なうちに親孝行しよう、と思う。

邦画だったら、「Kamikaze girl(下妻物語)」
ちょいしんみりするけど「Hula girl」


コメディ以外で、繰り返し観たくなるのは、インディジョーンズシリーズと、
ジェイソン・ボーンシリーズ。


人の好みなんてものは色々で、どの映画が好きか、どれに感動するかもそれぞれ。
でも、人が口を揃えて感動した、という映画に私がまったく感動できないということもままあって、私の感性を疑われる気がして、適当に合わせておく。
「タイタニック」が、それ。
感動した、泣いた、何度も見て泣く、と人は言う。
いい話だけど、好きな人のために命を差し出すなんて、差し出されたほうの気持ちを考えてみよ、と思う。
悲しすぎて、私は二度と観たくないのだ。


映画は、いいな。