大変だ！
昨日の新聞に、日本の番組を放映しているテレビ局がなくなる、という記事をみつけた。
これは、コロナウィルスのせいではなく（「なにしろコロナで」の記事はコチラ）経営不振らしい。
平日の夜６時半からと７時からの日本の旅番組は、私と夫の憩いの時間だった。
４～５年前の古い番組を繰り返し放送するので、同じ番組を何度も見る羽目になるが、
それでも日本のいろんな地域を垣間見られるのは楽しいし、
日本に行けるようになったら、ここに行こう、とメモしたりもする。
水曜日はミステリーシアターで、懐かしい渡瀬恒彦さんが出てくるミステリーなどをやっている。
どの番組も英語の字幕付きで、夫も楽しめるのがいい。
最後の放送は６月２７日で、他の局が番組を引き続き放映する可能性は低そうだ。
日本人の友人は、有料で日本の番組をみられるというのに加入していて、毎日そればかり観ているというのだけれど、
私は旅番組以外は特に興味もないし、テレビ自体、じっくり観る時間もない。
日本のテレビ番組を観なくなってからの１５年の歳月で、
画面に出てくる人たちは世代代わりをし、もう誰が誰やらさっぱりわからなくなった。
キングストリートの焼き鳥屋でかかっていたお昼の番組をみたら、
元・貴乃花が、北野武の若い頃に見えたり、
「笑っていいとも」が終わったのを何年も知らなかったり、
子役だった坂上忍が番組を持っていたり。
だから、何年も前の古い番組のほうが、まだ見覚えのある人が出てきて、私にはちょうどよかったのに。
最近、ドラマ『北の国から』が始まったところで、このドラマが大の苦手な私は「ウエー・・」と思っていたのだったが、
『北の国から』を放送してもいいから、生き残ってほしかったと思う。
こうして私はますます日本の情報から疎くなってゆくのだろう。
