太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

どうってことない

2021-06-21 16:05:37 | 日記
4匹の仔猫のうち、最初の1匹が今朝、貰われていった。
ペットショップの店員さんの友達の高校生の女の子が、父親と一緒にやって来て、
迷った末、1匹を選んで、大事そうに抱いて帰った。
3歳になる三毛の猫を飼っていて、2匹目になる。
たった1週間あまりしか一緒にいなかったけど、寂しい。
あとの3匹もみんないなくなったら、どれだけ寂しくなることか。

今日は月曜日。
私は日曜、月曜が休みなので、ギャラリーの作品補充に行ってきた。
夫の運転で。
なぜ、月曜日に夫が家にいるかというと・・・・・


先週の土曜日に、失職したから。


ランドスケープの会社の仕事量が少なくなってきているところに、以前そこで長く勤めていた人が戻ってくることになり、
1番の新参である夫が辞めることになったのだ。
パートタイムなら、という話だけれど、週に1日か2日では仕方がない。

エーー! とは思う。
でも、なんか、慣れた。
すぐになにかの支払いに追われるわけでなし、
ほそぼそでも私にも収入があるし、
絵もまあまあ売れているし、
なんでそうなった、これからどうなる、と騒いでみても何にもならない。





せっかくの休みなので、昨日に続き、今朝も早起きしてビーチに行った。
くっきりした虹が、空にのびのびとかかっていた。
私がどんな気持ちで暮らしていても、自然はこうしていつでもあるがまま。
こんなにきれいな自然に囲まれていることを、普段は当然だと思っている。
うるさいぐらいの鳥の声は聴きなれたBGMで、
窓から見える青い空と濃い緑は、壁にかけた絵ぐらいの感覚。
だけどふと心に不安の影が落ちたとき、
空や山や海の圧倒的な存在感を前にして、自分の悩みの小ささを知る。


「また、明日から探すさ」

「そだね」

どうってことない。
なんとかなるさ。

海や山に遊びに来ているのに、嫌な出来事を繰り返し思い出したり、まだ起きていないことにクヨクヨして過ごすこともできる。

自分がどんな気分で過ごすかは、自分で選べるのだから、
心が軽くなるほうを、私は選ぼう。
それにしても、この練習、いったい何回こなせば卒業できるんだろう。
こんなに何度も繰り返し課題になるほど、私にとってこの宿題は大事なことなんだろうか。