太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

3匹目の猫計画8 再び里親決まる

2021-06-28 16:28:50 | 日記


猫シリーズ、ここまで長引くとは。

4匹の仔猫の里親が決まったと思っていた矢先、うちの2件がまさかのドタキャン。
1匹は早々にお嫁入り。黒ちゃんは決まり、あとの縞々の双子の2匹。

夫とポスターを作り、近所に貼り、夫の車の後ろにも貼った。
神仏(?)にも祈った。
仔猫の斡旋をしてくれるという人を紹介してもらった。
猫のウェブサイトのアカウントを持っている同僚が、記事を投稿してくれた。
今朝、ケージをお掃除しているときに、ヤンママ ソフィアに話しかけていた。
「あんたの子供たち、絶対にみーんな超・幸せになるからね、大丈夫だよ」


休日の今日、ホノルルのコピー屋に行こうと支度をしていたら、韓国人の同僚から電話が来た。
「あとの2匹、決まったから心配しないで」
同僚の友達が、手分けしていろんな人に連絡をしまくってくれた結果らしい。

出かけたついでに、貼ったポスターをはがしてきた。

よかった。
胸をなでおろす。
家に戻り、ソフィアに報告。
「みんな決まったよ、よかったね」
当のソフィアはシラーっとして私を見ている。
仔猫がいなくなったら、問題はアンタだよ。

数日前、私がケージの入り口をしっかり閉めなかったために、一家が脱走。
お約束の、ベッドの下の隅っこに陣取り、出てこない。
仔猫たちを捕まえるのはワケがないが、ソフィアは大変。
夫と二人がかりでベッドのクイーンサイズマットを起こし、下のスプリングも持ち上げ、
逃げまくるソフィアを追いかけまわす。
ようやく窓枠のところに追い詰め、キャリーケースを差し出すと、文句を言いながらも自分で入った。

ケージの中にいないと、家庭内・野良状態。
ケージの中にいれば、体を触ることもできる。
ソフィアは嫌々なのがわかるけど。
こんな状態で、家猫になれるんだろうか。
先住猫たちと、うまくやっていけるんだろうか。

職場で、14匹の外猫を餌付けしていた同僚が、パンデミックを機会にすべての猫をキャットシェルターに移した。
そのシェルターは我が家のごく近所で、彼女は毎朝5時半から数時間、シェルターでボランティアをしている。
彼女いわく、

「外で暮らしていた猫が、外に行きたいのは当たり前。
私の猫たちも、窓から外を見て鳴いてばかりいたし、そのうちの2匹は逃亡しちゃったし。
でも1年たった今、みんな幸せな顔をしてるよ。
ほかの猫たちとも仲良くやってるしね」

1年か・・・

家猫になれば、清潔で、食べるものも困らないし、可愛がられて暮らせる。
長い目でみたら、それは猫の幸せなのだから、外に出たい猫に負けない気持ちが大事なのか。
それとも。

また同じところにたどり着く。

猫の幸せってなんだろう。


とにかく、仔猫たちを送り出し、ソフィアの去勢をして、
それから、考えよう。










あこがれの白い服

2021-06-28 07:35:52 | 日記
白い服は好きなのに、あまり持っていない。
数少ない白い服の出番も、それほどない。


それはなぜか。

私はここで、勇気をもって告白しよう。


特に汗をかいたとは思えない服は、私は洗わないで次回に持ち越す。
白いスラックスなど、気軽に洗えないものはともかく、
洗濯機で洗えるものも、さっと見て汚れていなかったら、しまってしまう。
1日着た、といっても、数時間。
袖を通したら必ず洗うのは、麻のシャツだけだ。

着ようと思って白い服を取り出すと、しまった時にはなかった小さなシミがついている。
たいてい、食べ物のシミだ。
料理するときに私はエプロンをつけないので、調理の際のシミもあるが、
たぶん、私の食べ方にも問題がある。
家でもレストランでも、気を付けて食べているつもりが、なぜか食べ物のハネが飛ぶ。
必ずナフキンを敷いているのに、ナフキン以外の場所に飛ぶから腹立たしい。

食べ方といえば、歩き方にも問題がある。
雨の日、私は足の後ろ側に盛大に水はねをしてしまうので、白いパンツなどもってのほか。
腰のあたりまでハネが飛んでいることもあり、いったい私はどういう歩き方をしているのか、と思う。

それに比べて、夫はとてもお行儀が良い。
服にシミがつくこともなく、雨の日に歩いても足の後ろ側は乾いたままだ。


夏らしくなってきて(常夏のハワイにも、それなりに季節はあるのだ)
白い服を着たいと思う機会が増えてきた。
太陽の日差しの元、目にもまぶしい真っ白なシャツやワンピースは、さぞやパリッとさわやかであろう。
が、突然降って来る雨、ドライクリーニングが必要なワンピース、ずぼらな私、
それらが、白い服を憧れのままにさせておくのである。