太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

3匹目の猫計画5 里親決まる

2021-06-20 16:01:04 | 日記


昨日で、ソフィア一家を保護して1週間。
4匹の仔猫たちの里親が、みんな決まった。
1匹はペットショップの店員さんの友達に、あとの3匹は、私の同僚の親友と、同僚の姉妹たちに。
7月3日に動物病院でフォローアップがあるのだが、ペットショップ店員の友達は待ちきれずに、明日、引き取りに来る。
どこの誰かわかっている人たちにもらってもらえて、よかった。
あの子たちはこれで、みんな幸せな人生を送ることができる。
安心したけど、寂しいのも確か。

昨日、夫がケージの掃除をしようとしたら、ソフィアが隙を見て脱走した。
ガラス張りのダイニングルームの、掃き出しの窓から外に出ようと必死で、
夫が捕まえようとしたら暴れて引っ搔いたという。
そこに私が帰宅して、二人がかりで捕獲した。

野良の時には食べ物を探すのも苦労して、見つけた食べ物も栄養なんかないもので、
埃だらけで不衛生で、仔猫たちは目やにで目が半分見えないような状態だった。
今は、お腹の虫も退治して、ノミもいなくなって、仔猫たちの目も治って、
食べたいときに栄養のあるものが食べられて、衛生的。
ガリガリだったソフィアも毛艶がよくなり、仔猫たちも大きくなった。



私はそれはソフィアにとっても幸せなことだと思っていたけれど、
人間の勝手な思い込みなんだろうか。




せめて広いところにしてあげようと、ケージから出して、ゲストルームに全員を移したら、
ベッドの下の一角に全員が集まって、1日の大半をそこで過ごしている。
食べ物も水も、ふわふわのベッドも爪とぎもトイレも用意してあるのに。
トイレは、必要なときに出てきて使い、またすぐに戻る。
仔猫たちは時々出てきて、遊びまわっているが、また戻る。
ソフィアは、私たちがいないときに食事をしているようだ。

今はまだ、仔猫たちに授乳をしなければならないから、ソフィアは仔猫と一緒にいなければならない。
それなのに、ケージを飛び出して外に行けたら、そのまま失踪してしまうつもりだったんだろうか。
ヤンママだから、母性が薄いとは感じていたけど。


仔猫たちが貰われていったら、ソフィアをどうするか夫と話し合った。
できることなら、チーズケーキ達と仲良くなって、家の中で安心して暮らしてほしいと思う。
でも、もしそれがソフィアの望むことじゃなかったら?
あるいはチーズケーキたちが幸せじゃなかったら?


去勢手術をしたら、外に離す。
この辺りは住宅地だから、残飯も、旅行者が捨ててゆくプレートランチの容器もない。
玄関先か、裏口ドアの外に食べ物を置いて、お腹がすいたらそこに来て食べられるようにする。

それが今、二人で考えているプランBだ。
ソフィアはまだ6か月で、野良歴も長くないから、家猫になるのに時間はかからないと高をくくっていた。

ソフィア

猫と話ができたらいいのにと思う。