太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

3匹目の猫計画3~まんまとヤラれたの巻~

2021-06-14 08:57:03 | 日記

義両親がヨーロッパ旅行に旅立った翌日が、ジャックジャックを捕獲するXデー。
私は仕事だが、同僚たちも気にしてくれているので何とかなると思う。
同僚が持っているトラップを床下にセットしようと、朝、見に行ったら・・・


ジャックジャックの隣に仔猫が2匹いた |д゚)


「え・・・・!!!あんたオスじゃなかったの?てか、これ、あんたの子?」

すぐさま夫に電話したら、そういうことなら仕方がないから、みんな連れてくればいいと言う。
午後3時半ごろになったら、夫もここにやって来る。
そしてお昼前、同僚が慌てて走ってきて、言った。

「ちょっと!2匹増えてるよツ!!!!」

なに!!!!!
仕事が一区切りしたところで見に行ったら、確かに4匹の子猫がジャックジャックにまとわりついていた。

「また増えて、今は4匹いるんだけど・・・」
夫に電話。
夫はしばらく絶句していたが、
「だからってやめるわけにいかないし、引き離すこともできないだろう」
それはそうなんだけど。

夫がやって来て、捕獲開始。
ジャックジャックは割とすんなりトラップに入って、あとはちりぢりになった子猫を探して、キャリーケースに入れてゆく。
最後の子猫を見つけるまで、3時間かかった。



それにしても、だ。

今まで、ジャックジャックは仔猫がいることなどおくびにも出さず、いつも一人でフラフラ出歩いていて、
先週、同僚が見つけた仔猫も、どこか遠くの草むらだったし、あれはきっとほかの猫の子供なのだろうと思った。

私は確かに毎日、ジャックジャックに、
「12日に一緒に家に行こうね。それでいいよね。」
と話しかけていた。
そしてまさに、その12日の朝になって、いきなり仔猫を連れて、すました顔で座っているなんて、これは偶然ではないと思う。
ジャックジャックはわかっていて、

この子らも( `・∀・´)ノヨロシク

ということじゃないんだろうか。
友人に顛末を話したら、こう言った。

ヒッチハイクしようと車を止めたら、背後から家族がゾロゾロ出てきたってとこだねえ

ああ、ほんとにその通り。
まんまとヤラれた。



とにかく無事に1匹プラス4匹を連れて帰り、義両親側の家に用意しておいたケージに入れた。
どんな病気があるかもしれず、先住猫たちにそれが移らないように細心の注意を払わねば。



翌日の日曜日、動物病院に連れていった。
予約をしようとしたら、来週の金曜まで一杯で、診察する前にチップが埋め込まれていないか確認しなくてはならないという。
ジャングルに住んでいたんだから、100%チップなんかないけど、そういう決まりらしいので、チップ検査に連れてゆくのだ。
もちろん、チップはなかった。
そこで夫が粘りの交渉をして、なんとか今日、全員診てもらえることになった。

ジャックジャックは6か月。
仔猫たちは3週間。
全員、かなりよくない状態で、ジャックジャックのお腹には3種類の虫がいて、
仔猫たちは胎内でそれを受け継ぎ、全員がノミだらけ。
1時間かけて手当をしてもらい、3週間後にチェックすることになった。


今でも私たちは途方に暮れている。
人間二人に、猫7匹って・・・・・・
猫カフェか!


猫たちに振り回される日々の記事は続きそう。