太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

連休

2012-05-26 19:34:05 | 日記
日本はGWが終わったけれど、ハワイは月曜日がメモリアルデーのため、今日から三連休。

初日の今日は、朝、いつものビーチで泳いだ後、用事があってノースショアまで行った。




今日もいい天気




ノースショアの先には、スカイダイビング用の飛行場がある。

写真に、3つのパラシューターがいるけど、全部見えるかなあ。

右下の黒いのは、カメラについたゴミだと思う。


夫が、33歳の誕生日に自分にスカイダイビングをプレゼントしたのだという。

ありえないスピードで落ちてゆくから、口を閉じているのが大変らしい。

3月だったので、空から鯨が見えたと言っていた。

ビルの上とか、中途半端な高さだと怖いけど、飛行機ぐらいの高さになると、意外とそうでもないのかもしれないし、

空を飛ぶ感覚って味わってみてもいいかな、と思っていたら、飛行場の隅に十字架があり、花がたくさん掛かっていた。

「あれはスカイダイビングの事故で亡くなった人の慰霊だよ」

それを聞いて、即やめた・・・・









どこもかしこも、のんびりおだやか。

空はどこまでも青く、海はターコイズブルーに澄み切っている。





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オムライス

2012-05-25 10:19:12 | 食べ物とか
最近、一人のお昼ご飯に、オムライスを作ることがある。


ケチャップのかけかたに、何のセンスも感じられん


子供だった私がはじめて一人で作ったメニューは、ケチャップご飯だった。

その日、大好きな叔母が遊びに来ていて、私は母と叔母にケチャップご飯を作ろうと思い立った。

奮闘してできたものは、ご飯がベタっとして、けして美味しいとはいえなかったけれど、叔母は「おいしい、おいしい」と言ってたいらげた。


夏休みのたびに、叔母の家に泊まった。

叔母の家では鶏を飼っていて、朝、産みたての、まだぬくもりの残る卵で、よくオムレツを作ってくれた。

形はオムレツでも、食べるとほんのり甘くて、それは卵焼きなのだった。

あの卵焼きも、叔母に作ってあげようと思ったのだが、うまくできなくて、炒り卵になってしまった。

しかも塩を入れなかったから、ぼやけた味の炒り卵。

それも叔母は、「おいしい、おいしい」と言って全部食べた。



もう80歳ほどになるであろう叔母は、今も健在だ。

こうして、むしょうにケチャップご飯や、卵焼きが食べたくなって作るのは、

私も正しくホームシックになっている、ということなのだろうか。



レストランで、オムライスを見かけたことはなく、ケチャップ味のご飯もない。

でも、もしあったとしても、私が食べたいのはプロが作るようなチキンライスではなく、

「ふわとろ」の、中身がとろーっと出てくるオムライスの卵でもなく、

しっかり出汁をひいて焼いた卵焼きでもなく、

いかにも家で作りましたという、安っぽいものだ。



たぶん今日のお昼もオムライス。

私の中にいる、小さかった頃の私が、「オムライスが食べたい」と言い、

それを食べると、「おいしい、おいしい」と言って食べてくれた叔母の顔が、

鶏の鳴き声で目覚めた、叔母の家で過ごした夏の日が、なつかしく思い出されるのである。





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スカイツリークッキー

2012-05-25 09:19:07 | 日記
夫の父が、日本に行った患者さんのお土産だといって、クッキーを持って帰ってきた。



TOKYO SKYTREE HISTORY COOKIE


「スカイツリーって有名?」

という夫の父の質問に、私はあいまいに笑いながら「たぶん・・」と答えた。

なぜならば、私は昨年、友人から知らされるまで、スカイツリーの「ス」の字も知らなかったのだ。


昨年の3月ごろだったか、アメリカ大使館に行くと友人に話したら

「じゃあついでにスカイツリーを見てきたら?」

「スカイ・・・、なに?」

私をよく知る友人も、さすがに絶句していた。日本人で、スカイツリーを知らない人がいるなんて、とも言われた。

結局、時間がなくてスカイツリーを見に行けないまま、ハワイに来てしまったのだが、

まさかハワイで、こんなふうにスカイツリーに会えるとは・・・・



この写真によると、2008年から建設が始まっていたのだなあ。

東京タワーよりも高いらしいじゃないか。

今どのぐらいできたか、きっと日本の人たちは見守っていたんだろう。


・・・・私はそのとき、何をしていたんだろ???私も日本人で日本にいたのに。




中身はこんなふう。

あっさりした甘さの、懐かしい、日本のクッキーの味がした。


「日本って、こんなふうに観光場所独自のお菓子があるんだねえ」

そうです、そうです。

ハワイが日本にあったら(ありえないが)、ワイキキクッキーとか、ノースショアに行ってきましたクッキーとか、

ホノルルまんじゅうとかたくさん生まれるのだ。


スカイツリーに行かなくとも、おいしいクッキーを食べながらスカイツリーの歴史を知ることができるなんて、ヤルなあ日本人。






それにしても・・・・


今、いったい私はどんなたいそうなことを知らずに暮らしているんだろうか。

ちょっと気になる。







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習い事

2012-05-24 16:24:02 | 日記
じつは習い事に向いていない。

何かを体験したり、知識を得ることは大好きだが、

それを発表する場があることが嫌なのだ。

せっかくハワイにいることだし、フラダンスでも習ってみたいと思う気持ちはおおいにあるけれど、

行動に移せないのは、そういう理由からだ。



子供の頃のピアノの発表会も憂鬱だったし、魚拓も、ダンスも、シュガークラフトも、定期的に発表する場があった。

運動系ならいいかと思っていたら、エアロビクスを習っていた友人によれば、それにも大会なるものがあるらしいと知って驚いた。

教える立場になれば、成果を発表することで生徒の士気も上がるし、宣伝にもなるわけだし、そういう場を持つのは当然だろうと私も思う。

しかし私の場合、士気が上がるどころか、その反対なのである。


何が嫌だといえば、

たとえば衣装をそろえて練習して、リハーサルして当日は1日費やして、というのが面倒だとか。(出た、めんどくさがり)

何月何日までに何かを制作する、と強制されることとか。




自分の創ったものを人に見せるのは好きなのに、みんなで発表しましょう、というのは嫌なのは、これいかに?



ただ、だらだらと楽しく習って、「私が見せたいときだけ」「私が見せたいものを」見せるのがいい。

こう書くと、やっぱりただの面倒くさがり、というよりも、面倒くさい嫌なやつ、というところか・・・・・

いったいこの偏屈ぶりはどうしたものか。



人間は、年を重ねると丸くなってゆくという。

確かにうら若き頃よりは丸くなったとは思うけれど、うら若い頃にはなかった場所が、少々とがってくる気がする。





そういう発表の場に参加しない、という選択もある。

しかし、そこまでして意地を張って、輪を乱すことも私にはできなくて、

あぁ、フラダンス習いたいなァー、と指をくわえているばかりなのである。







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遭遇!軟体人間

2012-05-23 10:38:16 | 日記
車を運転していた時、隣りのレーンに並んだ車を何気なく見て、

思わずもう一度見直してしまった。

腕や肘を出して運転している人はよく見かけるが、なんとその車の窓からは



裸足の足が出ていた!



助手席じゃなくて。

それを見た時、行儀が悪いうんぬんよりも、

一体、どんだけ柔らかい身体をしているんだ。 と感動した。

ヨガの行者なのだろうか。



自慢じゃないが、私は大変体が固い。

まっすぐ立って、膝を伸ばしたまま指を床につける、という動作を試みた時、

「早くやりなよ」と言う夫に、

「もうやってるってば!これが限界なんだよ」

というぐらい固い。

だから運転しながら足を窓から出すなんて、ひっくり返ったって私にはできない。


それに、オートマチック車とはいえ、片足だけではバランスが取れない気がするけどどうだろう?

右足でアクセル、左足でブレーキを踏む人もいる。

ゴーカートならいいけど、車だとそれも私には無理。


日本にいた時、運転中に、アクセルとブレーキがどっちがどっちだったか不安になったことがあり、

その時は本当にわれながら自分に同情したものだ。(幸い一瞬だけですぐに記憶が戻った)

同じ時に、何十年と住んだ実家の番地を忘れてしまい焦ったから、このとき私の中身はどこか彼方に飛んでいたに違いない。



そんな程度の私だから、片足で運転するなんて100年早い。ま、やろうとしても不可能だけども。








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