Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

千光寺(2018年3月10日参拝)

2018年04月01日 | 尾道七佛めぐり
文学のこみちを抜け本日のメインの一つである千光寺に到着。

尾道といえば千光寺、千光寺といえば尾道といえる程、
超メジャーなお寺です。

非常に楽しみです。


所在地:広島県尾道市東土堂町15-1
宗派:真言宗系単立
御本尊:千手観世音菩薩
創建:(伝)大同元年(806)
開基:弘法大師
札所:中国三十三観音霊場、山陽花の寺二十四か寺、尾道七佛めぐり、
尾道社寺めぐり、備後西国三十三観音霊場


【縁起】
広島県尾道市、大宝山の中腹にある真言宗系の単立寺院。

大宝山権現院と号する。

大同元年(806)の創建と伝えられ、多田満仲が中興したという。

33年に一度御開帳の本尊は千手観世音菩薩は聖徳太子の御作と伝えられ、
火伏せの観音として親しまれている。

現在の丹塗りの本堂、毘沙門堂、護摩堂等は江戸中期以後のもので、
断崖上に建っている。

風光明媚な港町を一望する千光寺には多くの文人墨客が訪れています。
一帯は千光寺公園とよばれ桜の名所でもある。


【鏡岩】


玉の岩の宝珠、太陽、月の光を鏡のように反射していたというが、
さすがに岩が鏡のように反射することは無いと思う。

現在のはこれがまた的当てのようにしか見えない。(^^;


【守り仏】





【岩屋観音】


先に進んで行きます。

まず最初に出てくるお堂が大師堂です。

こちらはこじんまりとしたお堂で、
当然のことながら弘法大師が祀られていました。

堂内は撮影不可で、
お堂の外観も観光客が多くて撮影するチャンスは無し。

大師堂の隣が客殿となりますが、
こちらは閉まっていました。

客殿には大日如来、弘法大師、愛染明王が祀られているそうです。


【驚音楼の鐘】


客殿の前には崖沿いに鐘楼堂。

これはとても絵になりますね。(^^

撮影する人が多い撮影スポットの一つです。


【愛染明王】


客殿の前にある御前立です。


【風景】


まぁ、写真は撮りますわな~。

鉄板の撮影スポットです。




先ほど参拝した浄土真宗の福善寺です。

やはり巨大寺院ですね。


【梵字岩】


円形の中に光明真言、大日如来真言の梵字が刻まれており、
光明真言曼荼羅となっています。


【本堂】


寒さ除けのビニールシートが邪魔して、
本堂から景色を楽しむ事は出来ませんでした。

とりあえず本堂にお参り。

それにしてもお守り等が大量に陳列してあり、
商売に熱心だなと悪い意味で感心した。

完全に観光客向けのお寺だと分かりました。

でも、檀家が居る訳でも無いので、
生き残る為には仕方ないよね。

入山料を取って無いし。


【石仏】



【宝篋印塔】



【護摩堂】


三百余年前までは多聞天を祀った三重の宝塔があったそうだが、
山上から大石が落下して倒壊したそうです。

こんな場所に三重の塔があったとは、
よく造ったよな。

昔の人はスゲー。

この護摩堂はその跡に建立されているとか。


【玉の岩】



【修行大師】



【地蔵尊】



【稲荷社】



【鳥居】



【鎮守社】



【夫婦岩】



【男鎖跡】





【石鎚山鎖修行】


千光寺に鎖場があることを此処で知った。(^^;




本来なら軽く登っているはずだが、
ラオウの状態と同じく首と右肩がまだ痛むので無念の回避。


【大仙堂】


大山智明大権現はニコニコ地蔵と呼ばれているそうです。


【本堂】



【三十三観音堂】



【芭蕉歌碑】





【石仏】





【毘沙門堂】



【御朱印】


四体あるうち二体をいただきました。


尾道随一といえるほど風光明媚な場所にある千光寺。

ここにお寺を建てたのが勝ちですね。

何度も見たいと思う素晴らしい風景があるお寺だから、
そりゃ年がら年中観光客が訪れるというもの。

普段、お寺や仏様に触れていない観光客達が、
千光寺に訪れることはとても良いことだ。


観光寺院は時に馬鹿にされることもあるが、
観光寺院は観光寺院なりに価値がありますね。