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いろは丸談判の際に紀州藩の宿舎となった円福寺へ。
少し坂を上って行くと到着しました。
福禅寺から徒歩数分の場所にお寺はあります。
所在地:広島県福山市鞆町鞆10
宗派:真言宗大覚寺派
御本尊:大日如来
創建:慶長15年(1610)頃
開山:不明
札所:鞆の浦 古寺めぐり
【縁起】
圓福寺の始まりは室町時代に遡り、当時の圓福寺は釈迦堂といって、
現在の沼名前神社の南、小松寺の東に位置していました。
圓福寺と号したのは、慶長15年(1610)頃、
住職の快音によって大可島城の跡地に移転した後のことです。
美しい瀬戸内の島々や四国の讃岐山脈が眺望できる景観を有し、
江戸時代には朝鮮通信使が来日した際の上官の常宿とされました。
山号扁額は正徳元年(1711)の朝鮮通信使の写字官・花菴が、
大書した圓福寺の山号を木片扁額にしたものです。
幕末のいろは丸沈没事件の談判では紀州藩の宿舎として使用されました。
【境内】
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山門は無くいきなり境内に入りました。
無愛想な猫が一匹居るだけの殺風景な境内です。
何というか居心地がとても悪い。
遠くから見ると大きな本堂があって、
なかなか良さげな感じだったんだけどな。
【本堂】
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当然のように閉まってました。
寛文年中(1661-1673)に再建されたもの。
後で知ったことだが本堂の裏手にある客殿の夾明楼は、
拝観料200円を支払えば入れるようです。
ということは本堂も拝観出来るはずなので、
惜しいことをしたな。
【御堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/cb/101c0ef9365777eaf6b3b76ad5527741.jpg)
委細不明。
【芭蕉句俳】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/e7/e4f03f826dac63729f78a46f8922059b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/15/0daf0a64a7f2915d3f204449e131eb30.jpg)
疑な うし保のはなも 浦の春
【石仏】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/1d/aab0bda5f459211f08ef6702fe8c0683.jpg)
【宝篋印塔】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/c1/e8128c558042bf25e591c48750fee69b.jpg)
【鎮守社】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/bd/ba8e49c68e83980a129bff8fcf32145f.jpg)
【石祠】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/ba/dd099014083f67acf63c9171c7777fa4.jpg)
【石仏】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/06/158a40bd0ec470083fe5e9211e426dd9.jpg)
【大可島城址】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/15/d7ec6f8599171bc5c6d74accd4c2c870.jpg)
【風景】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/2b/32cdc53f8b89f191ebb63dcba9fa0270.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/66/bab124ae051cbe7fbbaab9f9d1056cf6.jpg)
ここから見る風景はなかなか良かったです。
【鳥居】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/f1/65e0b6d0d5d13b6ff02a9b6b6daf24d4.jpg)
お寺を出てすぐの石段の下に、
何故か鳥居がありました。
御朱印はありますが、
ピンポンを押すことも無く退散しました。
このお寺はとにかく境内が殺風景過ぎ。
もうちょっと何とかしてほしい。
あと本堂と夾明楼は事前予約では無く、
随時拝観出来るようになれば少しは印象も変わると思う。