Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

チャンバリン<強巴林>(2018年8月25日参拝)

2018年09月13日 | 仏閣
倶利伽羅不動寺から見た異形の建物。

どう見ても日本建築では無い。

これは確かめなければと思い走って行ったよ。

こちらには大型の無料駐車場がありました。


所在地:愛知県名古屋市守山区青葉台101
宗派:チベット仏教ゲルク派
御本尊:釈迦牟尼
創建:平成17年(2005)
開山:強巴曲珍(チャン・バ・チュ・ドゥン)



【縁起】
名古屋の守山の地に建立された日本初の本格的なチベット仏教寺院です。

森下永敏大住職はチベットの地に修行の場を求め苦難の末、
活佛と呼ばれていたボミ・チャンバ・ロドロ高僧より、
日本人女性として初めての受戒を受けさせて頂き、
強巴曲珍(チャン・バ・チュ・ドゥン)の法名を賜りました。

チベットで最も古い歴史を持ち聖なる寺院と呼ばれる大昭寺より、
御本尊、諸尊の佛像、佛画、佛具、建築資材等の細部に至るまで指導を受け、
4年という歳月をかけて、チャンバリンを建立しました。

御本尊は12歳の釈迦牟尼像を安置し、
チベット佛教の教えの真髄である大蔵経を所蔵しています。

チャンバリンの屋根に輝く法輪と2頭の鹿はその証です。

平成17年3月23日の落慶法要には、
チベットより僧侶をお招きし、入佛開眼落慶法要を厳修しました。

寺院名の強巴はチベット語で弥勒菩薩、林は寺院を表す。


【全景】


建物や祈願タルチョと呼ばれる旗を見ると、
これはチベットかネパールの寺院のようですね。


【カフェ パルコル】


壁の文言を見るとチベットのお寺のようだ。

タイの寺院は成田で参拝したことはありますが、
チベットの寺院は初めてですね。


強巴林というのが寺院名のようだけど読めないけど、
チャンバリンと読むらしい。(^^;


拝観自由ということで参拝するのは言うまでもない。


ちなみにカフェ パルコルではチベット料理やコーヒー、
カレー等いろいろ楽しめるようです。

ネタ的に入ってみたかったけど、
入る勇気がありませんでした。(^^;


【悪因縁落としの鐘】



【山門】




色彩がカラフルですね。

日光東照宮もド派手だし嫌いではありません。(^^


【釈迦堂】





【回廊】





【マニ車】





【焼香炉】




線香3本分として200円を支払うと堂内を拝観出来ます。

線香は太く日本では見たことが無いモノでしたね。


【釈迦堂内陣】


内陣は撮影不可でしたので、
画像はネットで拾ったものです。

煌びやかな堂内に御本尊釈迦牟尼と、
後ろに控える十二菩薩が祀られていました。

色使いはチベット寺院と同じようですね。


仏様も見た感じはやはりチベット風であり、
日本の渋い印象はありません。

しかし、そこは同じ仏教です。

素直に拝むことが出来ましたよ。(^^


一階から二階に上がり見学。

二階は展示室のような感じでした。


それにしても堂内はクーラーが無いので暑い。

夏場の参拝は暑さを覚悟してくださいね。


【釈迦堂】





【雪山獅子】


チベットの旗である雪山獅子旗にも描かれ、
スノーライオンと呼ばれています。

仏教においてスノーライオンはブッダの守護者で、
日本の狛犬の原型では無いかと言われています。


【レリーフ】


日本人だと直感で鯛か鯉と思ってしましますが、
さすがにチベットで鯛は無いだろうね。(苦笑)


【仏塔・金龍美大天龍王堂】


上に仏塔らしきものが見えます。

行くしかあるまい。




向かって右側のお堂は日本らしからぬ色使いですね。


【仏塔】




ボミ高僧のお舎利を安置する仏塔。

ボミ高僧は亡命中のダライラマ14世法王に代わって、
チベット仏教を纏めた高僧です。


【金龍美大天龍王堂】




財福の神様である金龍美大天龍王が鎮座。

この龍王は何でもカナダから来られたそうだ。

何でカナダなの?(苦笑)


【釈迦堂】



【カフェ パルコル】




【石仏】





【御朱印】


ここはさすがに御朱印は無いだろうなぁと思ったけど、
書置き対応ですけど、まさかの御朱印有りでした。

初めてチベット寺院で御朱印をいただきました。(^^


異国情緒溢れる寺院を感じられるので、
参拝されることをお勧めします。

ちなみに倶利伽羅不動寺と同じ宗教法人とのこと。


あと、日本唯一のチベット寺院ということでしたが、
広島の龍蔵院にデプン・ゴマン学堂日本別院があります。

ここもいつか参拝したいですね。


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