日本酒に詳しい方はご存知と思いますが、この季節になると「ひやおろし」と呼ばれるお酒がチラホラとお目見えします。うちには有りませんが。
ひと言で表現しますと、「程よく熟成した飲み頃のお酒」のことでして、冷蔵設備・技術が整っていなかった時代は、外気温の影響でお酒が変質してしまう心配も薄れる初秋こそが新酒の季節として定着していたそうです。今や新酒と言えば晩秋の「しぼりたて」が一般的になりつつありますが、これは科学の進歩のお陰で成し得たことなんですなぁ。ありがたいですねぇ。
さて、田んぼの稲穂が頭を垂れて程よく色も枯れてきた光景は、酒蔵さんで今期の仕込みの準備が始まる合図。十月一日は「日本酒の日」、十月三日は「中秋の名月」ときたら私もこうしては居れませんな。
早々に出かけてきますわ。何処へ?何しに? それは後ほどのお楽しみってことで。