昨日は期せずして佐渡のケンさん(金鶴醸造元の加藤 健社長)がご来店。一部の蔵元で組織する団体の会議に出席するために本土に渡ってきたとのこと。
その団体の正式名称は「新潟清酒産地呼称協会」と言いまして、自分たちが設けた条件を満たしたお酒に対して「100%新潟産のお酒である」ことを保証するために数年前に発足した会なのですが、なかなか苦戦しているように見えます。
この件に関しましては、かつて言うだけのことは言いましたので、もう触れる気はありませんわ。まぁ何事も前向きなのは良いことですから頑張って下さいな。
てな訳で、ケンさんとは専ら踏み入った話しを。
実はケンさん、由緒正しいお家柄のため、当主として代々受け継がれてきた「長三郎」の名を襲名するかどうかで悩んで居るのです。 歴史は大切にするべきと、私は早く襲名することを進言しているんですけど、ご本人としては「ケンさんの名で親しまれているのに、チョーさんと呼ばれると思うと、ちょっとなぁ・・・」 まるでドリフターズみたいだと気乗りしない様子。そんな理由で悩むかなぁ、フツー?
このように、限られた時間を有意義に過ごせたのはいいのですが、問題は解決しないままで保留状態。う~む、イマイチすっきりしないんですけども、しょうがないですね。ケンさんには検討していただきたい事項をお伝えしましたし、あとはどう行動してくれるかを黙って見ていますわ。
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チョーさん・・・ いい響きですけどねぇ。