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沖縄知事選:基地の島の永久化と県民の飼い殺しの生活に戻るのか自主自立へさらに踏み出すかの分岐点

2018-09-14 23:07:32 | 沖縄

 沖縄知事選は、沖縄県が、これからも安倍自公政権により半永久的にこれまで以上の基地の島要塞の島とされ奴隷のように飼い殺しにされる生活に再び逆戻りする(佐喜真氏を選択した場合)のか、それとも、基地の島要塞の島から脱し自主自立への道を大切にし真に県民の意志を反映できる将来を選ぶ(玉城デニー氏を選択した場合)のかを決定する分岐点である。この決定は今後再びやり直しはできないし、後戻りもできないものである。なぜなら、安倍自公政権が辺野古に建設しようとしている米軍新基地は、その耐用年数を200年としているからである。また、新基地は本土の日本国民全員の将来を決定するものでもあり日本国民全員が無関心でおれるものではない事も認識しておかなければならない。それは例えば、移設、建設、維持費が日本国民の税金で賄う事が決められているからである。

 知事の選択で沖縄県民が最も重要視しなければならないポイントは、佐喜真氏が安倍自公政権の手下であるという事をはっきりと認識する事であり、彼自身がどんな事を訴えていようが彼は安倍自公政権の意思に沿った県政しか行わないという事が明白である事を認識する事であり、そういう意味で佐喜真氏を何がなんでも知事にさせない事が重要なのである。そして、玉城氏を核とする県政に積極的に参加し責任を自覚し創り上げていく姿勢を持続する事なのである。

 佐喜真氏は「対立や分断からは何も生まれない」と言うが、沖縄県民を分断し対立させる狡猾な政策を実施した張本人こそ安倍自公政権ではなかったのか。

 また「対話を通して県民の思いを伝える」と言うが、安倍自公政権こそ翁長知事との「対話」拒否という差別的対応をしたのではなかったのか。

 そのような安倍自公政権の全面支援をうける佐喜真氏にできる事は、安倍自公政権に対する「追従」しかないではないか。佐喜真氏は辺野古新基地を建設し、沖縄に基地を置いておく事こそが「県民の暮らしを最優先する政策」だとしているのだ。そして、安倍自公政権の意向に沿ったその政策に不満を言わず「和をもって沖縄の未来へ進」む事が大切であると訴えているのである。

 佐喜真氏が辺野古新基地建設に「賛成」している事が明白であるにもかかわらず、賛否を表明しない手法は、狡猾な「詐欺手法」である事は明白である。目的を達成すると豹変するのである。この手法は外でもなく神聖天皇主権大日本帝国政府や陸軍の常套手段であったものであるが、それを沖縄県民に対して行っているのである。

 佐喜真氏は普天間飛行場について、「宜野湾市民が一番苦しめられ、悩み、苦悩した」と返還の実現を訴えるが、それは「沖縄県での基地のたらい回し」を当然として認めているのである。

 保育や給食費の無料化などを訴えているが、安倍自公政府からの交付金を頼みとするもので、沖縄県民の自主自立を阻止し、沖縄県の歴史を逆戻りさせようとしている。沖縄県の現状や沖縄県民の意志を無視するものである。

安倍自公政権は、沖縄県民を「飼い殺し」にして利用しているのであり、佐喜真氏も同じ体質を持つ。「類は類を呼ぶ」「同じ穴の狢」 

 

 

 

 

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