ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

テレビ局のみなさんへ

2020年04月11日 19時39分10秒 | 芸能スポーツ

 新型コロナウイルスの終息は、まだまだ先になりそうです。そんな中、4月のドラマが始まりましたが、撮影は本当に大丈夫なのでしょうか?エキストラ初め、俳優さんたちも危険にさらすことになります。どうか、4月スタートのドラマは、ワンクール先延ばしにして(もっと先かもですよ!)、今の時点ですべて中止にしていただけないでしょうか?

 しばらくは、今までのドラマの再放送でもいいし、もちろん、ドラマ以外でもバラエティー番組の収録も、正直NGでしょう。今いる人材を、一番に考えてください。お願いです、どうか無理せずに、すべてを中止してください。NHKはじめ、民放のみなさま、コロナ対策をしっかりしてください。もう、リアルタイムではニュースだけでいいと思います。それ以外は、どうか、命の事を最優先にしてください。

 過去のドラマやバラエティーを今、再放送したっていいじゃないですか。昭和、平成のばけもの番組を、再放送してくださいよ。無理に新しいものを制作して、コロナ感染をしないでいただきたいです!!

 私は、再放送の嵐を楽しみにしています。

 ドラマでいえば、向田邦子のドラマを見たい!ドキュメンタリーだって、大昔の「日本の名匠」(だったかな、うろ覚え)とか、それこそNHK「小さな旅」を昔からの放送を流してもいいし(父のことで放送してもらったのは、1997年です!)、どうかどうか、今いる人たちの安全を考えて、ニュースだけであとは再放送でいいですから!

 この状況は、本当に大変なことです。まさに、中世のペストと同じような・・。今日の100分で名著「カミュのペスト」一気放送を見ました。どんなに文明が進化しても、どうにもならないことは起きます。大災害は、その一瞬がピークですが(東日本大震災では原発事故で、そうもいきませんでした)、疫病はそうはいきません。オリンピックがやれるかどうかなんて、もうそんな場合じゃなくなっていますよね。一番のピークに、世界から日本に人が来ます?無理でしょう。世界恐慌以来、それ以上の大恐慌になっているというのに。

 私たちができること、それは、自己中心にならないこと。人の痛みを理解すること。感染するかもしれないのは、皆同じなのです。そして、感染させてしまうかもしれないということも自覚しなくてはいけません。だから、感染した人を差別するなんて、論外ですよ。もし、この先自分が感染したら、医療従事者を差別したなら、おそらく自分が発症したら治療を受けられないと思った方がいい。愚かな行為は絶対にやめてください。医療で頑張っている人たちを攻撃するのはやめてください。

 誰もが苦しい状況です。偏見や差別なんて、愚かな考えは絶対に持たないでください。想像力がない人間は、愚かだと私は思います。

 話は変わりますが、60年以上生きてきて、今までで一番印象に残っていることは、両親や夫の死は別として、ベルリンの壁の崩壊と、911ニューヨークテロと、東日本大震災かな。

 もしかしたら、この令和二年のコロナ騒動も、加わるかもしれませんね。

 生きるということ、そして、生きぬくということ、真摯に考えましょう。ともに生きることが一番大事なのです。

コメント (2)
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