ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

朝日俳壇4月19日

2020年04月19日 22時00分13秒 | 俳句

 公民館活動が中止になり、私たちの句会も開けないままになりましたが、数を減らして4句ずつを投句し、それを先生に添削してもらい、その結果を郵送するという形の郵便句会をはじめました。もちろん、作者の名前は伏せてあります。いつもと違うのは、ほかの人たちの句を見て選句はできません。それでも、続けることが大事なのかと思いますが、それぞれの状況が違うので、4句も無理という人もいれば、4句は少ないという人も。おそらく来月も、集まることはできないでしょう。

 さて、朝日俳壇、今回は、私自身がわさわさしていて気もそぞろなのか、心に引っかかる句がほとんどありませんでした。情けないです。

長谷川櫂選

逝く春や濃厚接触なき孤老        敦賀市 中井一雄

 私もですよ。

大串章選

自粛して誰はばからぬ朝寝かな      尼崎市 田中節夫

ウイルスに人奪われし桜かな       岡崎市 米津勇美

 一句目、その通りですね。が委縮できないんですから、朝寝坊も、し放題!二句目、福生桜まつりも中止になったし、満開の桜の下には人も少なく、今年は花見ができなくて、桜もがっかりしたのではないかしら。

 今回は、他にもたくさん、コロナ関連の句がありました。早く終息することを祈るばかりです。

 

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