旧正丸峠から名前の付いている山を7つ越えて、さらにその倍はあるアップダウンを繰り返し、さらに顔振峠(かあぶりとうげ)を目指して登って行きます。
突然目の前に飛び出してきた女性が一人。
『ここを行けば吾野駅に行けますか?』
『あ、ああ行けますよ。林道と平行して山道がついています』
あーびっくり。
こんなところであんなとりあえずの恰好で出てくるなんて。
迷わないでね。
笑いながら去って行きました。
しかし、単独でこことはやりますね。もしかしてふれあいの道歩いているのかな?なんてその時は思いました。
さらに登って行くと、また二人組のマダームに会いました。後から追うようにもう一人。
なんだろ今日は。
人気あるのかな?このルート…。
さらに顔振峠が近くなると何人もすれ違います。
そして顔振峠。
騒がしいです。
そこには「〇〇〇茶屋」がありました。すごい賑わいです。
へ~、この辺りの人はここを目指してハイキングコースに組み込んでいるのか…。
茶屋の中には誰もいません。
ここで僕は炭酸飲料が飲みたくなりました。
奥武蔵コーラ… だったかな? 全然違ったらごめんなさい。
とにかく見たことないコーラがありました。
『こんにちはー』大きな声で中に入ります。
暖かーい。
『はい、いらっしゃいませ』
年配のパーマヘアのおばちゃんが出てきました。髪も染めてパーマかけてお洒落にしてます。
ここで聞いた話をします。
これは問題提起です。
僕らハイカーにとって考え直していかなければならないことです。
それも人生の先輩、山の先輩方にとって耳が痛い人がいるかも知れません。
決してこういう集団ばかりではないと思いますし、それは分かっています。
おばちゃんの言うことには…
『ああやって皆座って騒いでいるけど、一言もここを使って良いか声もかけてもらっていないのよ』
ええっ?
『何も買うわけでも無く、注文する訳でもなく、山やる人はみんなそうなのよ』
本当に?
『それもみんな定年を迎えたようないい大人ばかりなのよ』
確かに…。
『私、何も言わないけれど…』
僕は思わず『ごめんなさい』と言っていました。
同じように山に登る者として恥ずかしくなってしまいました。
リーダーは何をやっているのだ。
あとで気が付きましたが、あちらこちらにルートを示す張り紙がありました。
どうやら某ハイキングイベントらしいです。どうりでたくさんの人とすれ違うはずだ。
企画運営は大変でしょうし、準備や片付けもありますからね。ご苦労さまです。
こういう企画はおおいに結構です。
でもね、ここに茶屋があり、席だけ利用したくなる気持ちはよーく分かりますし、それは企画側にも容易に想像できるのではないでしょうか。
高い山の山小屋じゃないのですから、同じ感覚ではまずいですよ。
小屋というネーミングはありますが、今では車でも来れる場所です。
つまりもう現在は営業店舗です。
まずいですよ。本当にまずいです。
せめて事前にこうなるかもしれないから、よろしくお願いしますと心付けを持って挨拶ぐらいしておかないと、このイベント続けられなくなってしまいますよ。
しっかりしなきゃ、今の大人たち。
子供たち以下ですよ。
見ていられなくなって、その場を後にしました。
気持ちを入れ替えて、傘杉峠に向かいます。
ここもただの林道を無理やり山道へと通しただけのルートです。
そこまでこだわらなくても、ふれあいの道としてもっと安全にかつ意味のあるルート取りでも良かったのにと思いました。(勝手なつぶやきです。気にしないで下さい)
さて、ルートは黒山三滝へ向かいます。
僕の今日の予定は、ここから黒山バス停で終了となります。
黒山三滝、男滝女滝へは細い道を上がり、また下って行きます。
画像がそうですが、この手前に東屋がありました。ここで最後の休憩をしようかな。
そう思ってコーヒーと甘いパンを出しました。
えーと、バスが来る時間は…
え?あと20分?
ここから20分かかるかかからないかのところにバス停があります。
なんだなんだ、行くしかないかー(笑)
また走りだなー。
そう思いながら、一度出した甘いパンとコーヒーのボトルを再びザックに放り込みました。
ほどなく到着したバスは越生駅に向かいます。乗客は僕一人でしたが、次の停留所でハイカーが3人乗り込みました。
帰りの乗り継ぎも上手くできて、今回は上野まで行ってグリーン席を確保し、甘いパンとコーヒーをやっと口にしました。
パンは帰りの走りが激しかったのか、ぐちゃぐちゃでしたが…。
おしまい。
所要時間 8時間
歩行距離 24.2km
累計標高差 2070m
47300歩
突然目の前に飛び出してきた女性が一人。
『ここを行けば吾野駅に行けますか?』
『あ、ああ行けますよ。林道と平行して山道がついています』
あーびっくり。
こんなところであんなとりあえずの恰好で出てくるなんて。
迷わないでね。
笑いながら去って行きました。
しかし、単独でこことはやりますね。もしかしてふれあいの道歩いているのかな?なんてその時は思いました。
さらに登って行くと、また二人組のマダームに会いました。後から追うようにもう一人。
なんだろ今日は。
人気あるのかな?このルート…。
さらに顔振峠が近くなると何人もすれ違います。
そして顔振峠。
騒がしいです。
そこには「〇〇〇茶屋」がありました。すごい賑わいです。
へ~、この辺りの人はここを目指してハイキングコースに組み込んでいるのか…。
茶屋の中には誰もいません。
ここで僕は炭酸飲料が飲みたくなりました。
奥武蔵コーラ… だったかな? 全然違ったらごめんなさい。
とにかく見たことないコーラがありました。
『こんにちはー』大きな声で中に入ります。
暖かーい。
『はい、いらっしゃいませ』
年配のパーマヘアのおばちゃんが出てきました。髪も染めてパーマかけてお洒落にしてます。
ここで聞いた話をします。
これは問題提起です。
僕らハイカーにとって考え直していかなければならないことです。
それも人生の先輩、山の先輩方にとって耳が痛い人がいるかも知れません。
決してこういう集団ばかりではないと思いますし、それは分かっています。
おばちゃんの言うことには…
『ああやって皆座って騒いでいるけど、一言もここを使って良いか声もかけてもらっていないのよ』
ええっ?
『何も買うわけでも無く、注文する訳でもなく、山やる人はみんなそうなのよ』
本当に?
『それもみんな定年を迎えたようないい大人ばかりなのよ』
確かに…。
『私、何も言わないけれど…』
僕は思わず『ごめんなさい』と言っていました。
同じように山に登る者として恥ずかしくなってしまいました。
リーダーは何をやっているのだ。
あとで気が付きましたが、あちらこちらにルートを示す張り紙がありました。
どうやら某ハイキングイベントらしいです。どうりでたくさんの人とすれ違うはずだ。
企画運営は大変でしょうし、準備や片付けもありますからね。ご苦労さまです。
こういう企画はおおいに結構です。
でもね、ここに茶屋があり、席だけ利用したくなる気持ちはよーく分かりますし、それは企画側にも容易に想像できるのではないでしょうか。
高い山の山小屋じゃないのですから、同じ感覚ではまずいですよ。
小屋というネーミングはありますが、今では車でも来れる場所です。
つまりもう現在は営業店舗です。
まずいですよ。本当にまずいです。
せめて事前にこうなるかもしれないから、よろしくお願いしますと心付けを持って挨拶ぐらいしておかないと、このイベント続けられなくなってしまいますよ。
しっかりしなきゃ、今の大人たち。
子供たち以下ですよ。
見ていられなくなって、その場を後にしました。
気持ちを入れ替えて、傘杉峠に向かいます。
ここもただの林道を無理やり山道へと通しただけのルートです。
そこまでこだわらなくても、ふれあいの道としてもっと安全にかつ意味のあるルート取りでも良かったのにと思いました。(勝手なつぶやきです。気にしないで下さい)
さて、ルートは黒山三滝へ向かいます。
僕の今日の予定は、ここから黒山バス停で終了となります。
黒山三滝、男滝女滝へは細い道を上がり、また下って行きます。
画像がそうですが、この手前に東屋がありました。ここで最後の休憩をしようかな。
そう思ってコーヒーと甘いパンを出しました。
えーと、バスが来る時間は…
え?あと20分?
ここから20分かかるかかからないかのところにバス停があります。
なんだなんだ、行くしかないかー(笑)
また走りだなー。
そう思いながら、一度出した甘いパンとコーヒーのボトルを再びザックに放り込みました。
ほどなく到着したバスは越生駅に向かいます。乗客は僕一人でしたが、次の停留所でハイカーが3人乗り込みました。
帰りの乗り継ぎも上手くできて、今回は上野まで行ってグリーン席を確保し、甘いパンとコーヒーをやっと口にしました。
パンは帰りの走りが激しかったのか、ぐちゃぐちゃでしたが…。
おしまい。
所要時間 8時間
歩行距離 24.2km
累計標高差 2070m
47300歩