無事に富士見台に到着しました。
ここがコースポイントとなります。
写真を撮って先に進みます。
この先で大岳キャンプ場に下る道があるはずです。
あらかじめ入力してきた軌跡データには通行を規制した作業道があるだけです。
『おかしいな…』
思えばここで関東ふれあいの道の道標があったので、それ通りに進めば問題なかったのです。
地図データによると、その先には道の表示がありません。
ここでわざわざ少し戻って、データ通りに作業道を進んでみることにしました。
そして作業道はどんどん別の尾根を下り始めました。
そして完全に踏み跡は消えました。
こんな時は戻る。
このブログでも再三訴えかけてきた事です。
慌てずに… といってもやはり時間がどんどん過ぎていくので、自分に焦りはあったと思います。
ところが、戻る道すら見失っていました。
… いったいどうしちゃったんだ自分。
冷静に考えてみろ、こんな道をふれあいの道として指定するはずがないだろ…
幸いすぐ上に尾根があるのが見えます。強引に這い上がってコース復帰します。
さきほどのポイントまでもう一度進み、今度は道標通りに大岳方面に行ってみることにしました。
大岳山頂方向に行ってしまうとキャンプ場には降りられません。
(大岳山頂と大岳キャンプ場はぜんぜん違う場所になります)
でも行けないならキャンプ場をキャンセルするだけだと心に決めて進みました。
地図にはあるはずのない道が目の前に現れました。地図と実際とは大きく違っていました。GPSに搭載されたデータもずれています。
あと少し登りの階段を登れば大岳キャンプ場に行ける道があったのに。
なんということだ。
とんだ一人芝居をしてしまいました。ロスタイム30分でした。
こういう事もあるというのは、過去の経験から充分承知していたはずなのに…。
やはり、疲労感からくる勝手な判断だったと思います。
気を取り直して大岳キャンプ場に向かって下山していきます。
標高差は550mのダウンです。
この道、なかなか険しく小滝、天狗の滝、綾滝と足元が濡れた岩場や滝つぼのすぐ脇を通ったりする危険度が高い道でした。
富士見台を越えてからの下りは大岳沢に沿った道になり、かなり急な傾斜となります。
最後に大滝に出会って林道に吐き出されます。
このぶんで行くと16時30分には到着できそうです。
ちょっとホッとしました。
やがてキャンプ場が見えてきました。
一組の男女が立派なテントを張っています。受け付けは大岳鍾乳洞へ行きます。200mほど下って受け付けしました。
『こんにちは-、予約したものです』
『あ、はいはい確か登山でしたよね』
『そうです。明日早いので清算しちゃって下さい』
『どちらから登ってきたんですか?』
『山梨の上野原からです』
『は? えーーーっ』
(笑)
『そういうのが好きなんです』
『で、どちらまで?』
『埼玉の飯能に抜けます』
『えっ? えぇぇーーーっ』
ウケが良かったみたいです。
お茶2本と炭酸飲料が欲しかったのですが、ジュース類が無かったのでノンアルコールビールを買いました。
受け付け時間にまに合わなかったら沢水でしのぐところでした。(キャンプ場の水も沢水を引いているだけのように見えました)
真っ暗になる前にテントを張ります。
地面は砂利なので尖った石を取り除いて、グランドシートを敷きます。
テントは非自立型の薄くて軽いものなので破かないようにするための配慮です。
持参したラーメンにキムチをトッピングして晩御飯にしました。
デザートは持ち運びにとっても軽ーいウエハースのチョコレートでした。
受け付けより下側のサイトに陣取りました。星降る夜はまったくの孤独で、落ち着きました。
明日の確認をしたら、やることがないので19時には寝ます。
寝たら起きる。当たり前ですが、最初の目覚めは22時30分、当然二度寝します。
次は0時30分、まだ起きるには早過ぎます。さらに三度寝します。
次は1時30分(笑)。
もう寝れないので、起きます。
テント内は少々結露していました。
それだけ気温が落ちたということですね。
シュラフも湿ってしまったので帰ったら干さなくちゃ… なんてことを考えながら、スポンジタオルで結露を拭いて、朝食?夜食(笑) を作ってゆっくりと支度をしはじめました。
今朝のメニューはコーンスープにプラス粒コーンとパンとコーヒーでした。
出発の準備が整ったのが午前2時20分でした。
あまりにも早いのですが、昨日の疲れもかなりあるのでここはゆっくり進むためにも早出することにしました。
しばらく下ってから日の出山に向かって登り始めます。700mアップです。もちろんあたりは真っ暗闇です。
重いです。身体が重いです。
でも時間はたっぷりあります。
ゆっくりと高度を稼いで日の出山で日の出だなーなんて思っていましたが、早く着きすぎました。
到着したときの夜景がこれです。(画像)
その5へ続きます。
ここがコースポイントとなります。
写真を撮って先に進みます。
この先で大岳キャンプ場に下る道があるはずです。
あらかじめ入力してきた軌跡データには通行を規制した作業道があるだけです。
『おかしいな…』
思えばここで関東ふれあいの道の道標があったので、それ通りに進めば問題なかったのです。
地図データによると、その先には道の表示がありません。
ここでわざわざ少し戻って、データ通りに作業道を進んでみることにしました。
そして作業道はどんどん別の尾根を下り始めました。
そして完全に踏み跡は消えました。
こんな時は戻る。
このブログでも再三訴えかけてきた事です。
慌てずに… といってもやはり時間がどんどん過ぎていくので、自分に焦りはあったと思います。
ところが、戻る道すら見失っていました。
… いったいどうしちゃったんだ自分。
冷静に考えてみろ、こんな道をふれあいの道として指定するはずがないだろ…
幸いすぐ上に尾根があるのが見えます。強引に這い上がってコース復帰します。
さきほどのポイントまでもう一度進み、今度は道標通りに大岳方面に行ってみることにしました。
大岳山頂方向に行ってしまうとキャンプ場には降りられません。
(大岳山頂と大岳キャンプ場はぜんぜん違う場所になります)
でも行けないならキャンプ場をキャンセルするだけだと心に決めて進みました。
地図にはあるはずのない道が目の前に現れました。地図と実際とは大きく違っていました。GPSに搭載されたデータもずれています。
あと少し登りの階段を登れば大岳キャンプ場に行ける道があったのに。
なんということだ。
とんだ一人芝居をしてしまいました。ロスタイム30分でした。
こういう事もあるというのは、過去の経験から充分承知していたはずなのに…。
やはり、疲労感からくる勝手な判断だったと思います。
気を取り直して大岳キャンプ場に向かって下山していきます。
標高差は550mのダウンです。
この道、なかなか険しく小滝、天狗の滝、綾滝と足元が濡れた岩場や滝つぼのすぐ脇を通ったりする危険度が高い道でした。
富士見台を越えてからの下りは大岳沢に沿った道になり、かなり急な傾斜となります。
最後に大滝に出会って林道に吐き出されます。
このぶんで行くと16時30分には到着できそうです。
ちょっとホッとしました。
やがてキャンプ場が見えてきました。
一組の男女が立派なテントを張っています。受け付けは大岳鍾乳洞へ行きます。200mほど下って受け付けしました。
『こんにちは-、予約したものです』
『あ、はいはい確か登山でしたよね』
『そうです。明日早いので清算しちゃって下さい』
『どちらから登ってきたんですか?』
『山梨の上野原からです』
『は? えーーーっ』
(笑)
『そういうのが好きなんです』
『で、どちらまで?』
『埼玉の飯能に抜けます』
『えっ? えぇぇーーーっ』
ウケが良かったみたいです。
お茶2本と炭酸飲料が欲しかったのですが、ジュース類が無かったのでノンアルコールビールを買いました。
受け付け時間にまに合わなかったら沢水でしのぐところでした。(キャンプ場の水も沢水を引いているだけのように見えました)
真っ暗になる前にテントを張ります。
地面は砂利なので尖った石を取り除いて、グランドシートを敷きます。
テントは非自立型の薄くて軽いものなので破かないようにするための配慮です。
持参したラーメンにキムチをトッピングして晩御飯にしました。
デザートは持ち運びにとっても軽ーいウエハースのチョコレートでした。
受け付けより下側のサイトに陣取りました。星降る夜はまったくの孤独で、落ち着きました。
明日の確認をしたら、やることがないので19時には寝ます。
寝たら起きる。当たり前ですが、最初の目覚めは22時30分、当然二度寝します。
次は0時30分、まだ起きるには早過ぎます。さらに三度寝します。
次は1時30分(笑)。
もう寝れないので、起きます。
テント内は少々結露していました。
それだけ気温が落ちたということですね。
シュラフも湿ってしまったので帰ったら干さなくちゃ… なんてことを考えながら、スポンジタオルで結露を拭いて、朝食?夜食(笑) を作ってゆっくりと支度をしはじめました。
今朝のメニューはコーンスープにプラス粒コーンとパンとコーヒーでした。
出発の準備が整ったのが午前2時20分でした。
あまりにも早いのですが、昨日の疲れもかなりあるのでここはゆっくり進むためにも早出することにしました。
しばらく下ってから日の出山に向かって登り始めます。700mアップです。もちろんあたりは真っ暗闇です。
重いです。身体が重いです。
でも時間はたっぷりあります。
ゆっくりと高度を稼いで日の出山で日の出だなーなんて思っていましたが、早く着きすぎました。
到着したときの夜景がこれです。(画像)
その5へ続きます。