日の出山で夜景を見ながら一息ついて、コースポイントの写真を撮りました。
一旦軽く下ってから御岳山を目指します。やっとあたりが明るくなり始めました。
御岳山では、もみじ祭りが催されており、真っ赤に色付いたもみじの大木もありました。
まだケーブルカーも動いていないので、とても静かです。
杉並木の参道をつづら折りに降りていきます。するともの凄いスピードで登ってくるおじさんに会いました。
日課にしているような装備と登り方でした。
挨拶をしてすれ違います。
やがて国道と合流し、御岳駅に向かいます。
いきなり車の往来があり、現実へ引き戻された感が強いです。
だいぶ歩いて御岳駅に付きました。
御岳山へ向かうバスに乗るため、登山者がたくさん集まっています。
コンビニもあり、そこで今日一日の水分と食料を買い足します。
ついでにお腹にも補給してゴミはゴミ箱に置いていくことにしました。
おにぎりを2つ買いました。そしてどうしても食べたくなってしまった餃子を温めてもらい、外のテーブルでいただこうと思いました。
ところが朝露がひどく、結局テーブルは使わず、その辺にしゃがんで餃子を食べました。
パワーがみなぎってきました。
御岳駅には『関東ふれあいの道東京御岳案内所』が設置されていました。東京のふれあいの道はほぼ全てが山だからでしょうか。
まだ、時間が早いせいか開いてはいませんでしたが、ちょっと立ち寄ってみたかったです。
線路をまたいで高水三山の二つである惣岳山と岩茸石山を目指します。
惣岳山山頂にある青渭(あおい)神社がコースポイントとなっています。
いよいよラストポイントの棒ノ折山に向かっての登りに取り付きました。
そうそうこの道だったなー。
以前来たときの事を思い出しました。
あの時も高水三山を巡り、棒ノ折に縦走したんです。
今回高水山はルートに含まれていません。
アップダウンを繰り返し、惣岳山と岩茸石山を越えました。
岩茸石山には一人の登山者が食事中でした。
僕は2日間とも座ってお昼ごはんを食べることはなく、歩きながらパンをかじるだけでした。
この場もかるい挨拶を交わしてスルーします。
ところが下る尾根を確認せずに進んだため、戻るしかなくなってしまいました。
なんだか恥ずかしくなってしまい、すぐ下の巻き道で戻ることにしました。
ところがその巻き道がはっきりせず、またもや尾根に向かって這い上がる結果になりました。素直に戻れば良かったかな。
棒ノ折山までにはまだ遠く、雨沢山、黒山を越えて行かなければなりません。
さらにいくつもの小ピークが僕の体力を激しく奪っていきます。
途中、こちらを見つめる黒い物体が。
日本カモシカです。
美容学校時代の彼女が教えてくれました『カモシカってウシ科なんだよ』(笑)
しばし会話したのちサヨナラします。何度会っても目が怖いです。
そして、他のピークとさほど変わらない黒山に到着しました。
あっさりスルーします。
グッと高度を下げてまた登り返せば最後の峰『棒ノ折山』に到着します。
長い長いアップダウンともこれでお別れ出来るという安堵感が漂い始めます。
最後の急登は木の根の張りめぐらされた歩きにくい道です。本来の登山道は通行止めにして、荒廃を再生するために温存しています。
前に来た時もそうでしたから、きっと何年もかかるのでしょうね。
山頂に着くと賑やかでした。
良い山です。
視界がバーンと開けて気持ち良いです。
若者に挨拶すると『お疲れさまでした』と言われました。
いつもなら、そこから一言二言会話を交わすのですが、なぜかその気になることもなく通り過ぎてしまいました。
最後のコースポイントで写真を撮って、すぐに下山体制に入ります。
もう急ぐ必要もないのに、脚を止めたらもう根っ子が生えそうで心配だったからです。
さてさて、ここからは埼玉のコースに入っていきます。
その最初のコースポイントは白谷沢にある『白孔雀の滝』です。
白谷沢のコースは素晴らしいゴルジュ帯に沿って通過しますが、緊張する道でもあります。
でも…
今日は他の沢も水量が多いからなぁ…
その6へ続きます。
一旦軽く下ってから御岳山を目指します。やっとあたりが明るくなり始めました。
御岳山では、もみじ祭りが催されており、真っ赤に色付いたもみじの大木もありました。
まだケーブルカーも動いていないので、とても静かです。
杉並木の参道をつづら折りに降りていきます。するともの凄いスピードで登ってくるおじさんに会いました。
日課にしているような装備と登り方でした。
挨拶をしてすれ違います。
やがて国道と合流し、御岳駅に向かいます。
いきなり車の往来があり、現実へ引き戻された感が強いです。
だいぶ歩いて御岳駅に付きました。
御岳山へ向かうバスに乗るため、登山者がたくさん集まっています。
コンビニもあり、そこで今日一日の水分と食料を買い足します。
ついでにお腹にも補給してゴミはゴミ箱に置いていくことにしました。
おにぎりを2つ買いました。そしてどうしても食べたくなってしまった餃子を温めてもらい、外のテーブルでいただこうと思いました。
ところが朝露がひどく、結局テーブルは使わず、その辺にしゃがんで餃子を食べました。
パワーがみなぎってきました。
御岳駅には『関東ふれあいの道東京御岳案内所』が設置されていました。東京のふれあいの道はほぼ全てが山だからでしょうか。
まだ、時間が早いせいか開いてはいませんでしたが、ちょっと立ち寄ってみたかったです。
線路をまたいで高水三山の二つである惣岳山と岩茸石山を目指します。
惣岳山山頂にある青渭(あおい)神社がコースポイントとなっています。
いよいよラストポイントの棒ノ折山に向かっての登りに取り付きました。
そうそうこの道だったなー。
以前来たときの事を思い出しました。
あの時も高水三山を巡り、棒ノ折に縦走したんです。
今回高水山はルートに含まれていません。
アップダウンを繰り返し、惣岳山と岩茸石山を越えました。
岩茸石山には一人の登山者が食事中でした。
僕は2日間とも座ってお昼ごはんを食べることはなく、歩きながらパンをかじるだけでした。
この場もかるい挨拶を交わしてスルーします。
ところが下る尾根を確認せずに進んだため、戻るしかなくなってしまいました。
なんだか恥ずかしくなってしまい、すぐ下の巻き道で戻ることにしました。
ところがその巻き道がはっきりせず、またもや尾根に向かって這い上がる結果になりました。素直に戻れば良かったかな。
棒ノ折山までにはまだ遠く、雨沢山、黒山を越えて行かなければなりません。
さらにいくつもの小ピークが僕の体力を激しく奪っていきます。
途中、こちらを見つめる黒い物体が。
日本カモシカです。
美容学校時代の彼女が教えてくれました『カモシカってウシ科なんだよ』(笑)
しばし会話したのちサヨナラします。何度会っても目が怖いです。
そして、他のピークとさほど変わらない黒山に到着しました。
あっさりスルーします。
グッと高度を下げてまた登り返せば最後の峰『棒ノ折山』に到着します。
長い長いアップダウンともこれでお別れ出来るという安堵感が漂い始めます。
最後の急登は木の根の張りめぐらされた歩きにくい道です。本来の登山道は通行止めにして、荒廃を再生するために温存しています。
前に来た時もそうでしたから、きっと何年もかかるのでしょうね。
山頂に着くと賑やかでした。
良い山です。
視界がバーンと開けて気持ち良いです。
若者に挨拶すると『お疲れさまでした』と言われました。
いつもなら、そこから一言二言会話を交わすのですが、なぜかその気になることもなく通り過ぎてしまいました。
最後のコースポイントで写真を撮って、すぐに下山体制に入ります。
もう急ぐ必要もないのに、脚を止めたらもう根っ子が生えそうで心配だったからです。
さてさて、ここからは埼玉のコースに入っていきます。
その最初のコースポイントは白谷沢にある『白孔雀の滝』です。
白谷沢のコースは素晴らしいゴルジュ帯に沿って通過しますが、緊張する道でもあります。
でも…
今日は他の沢も水量が多いからなぁ…
その6へ続きます。