原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

絵むすび 朝日新聞 2020.03.21編  プラス、たかがパズル解答に論理性が必要か??

2020年03月21日 | 自己実現
 (写真は、朝日新聞2020.03.21付 パズル「絵むすび」に原左都子が解答したもの。)



 朝日新聞「絵むすび」ファンの皆様、お待たせ致しました。


 とりあえず、解答のみを公開します。


 後程、解説を加えます。


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 それでは解説に入ります。

 と言うよりも、長年に渡り「絵むすび」に取り組んでいる原左都子としては、その経験則に基づいた方法論が既に脳内に確立している。

 そのため、四角四面の全体像を一見し、一瞬にして解答が目に浮かぶような感覚だ。

 我が方法論を語るならば、“他のアイテムの邪魔にならない道程を進む” これが鉄則だ。 その“邪魔にならない道程”を論理的に見定めることが叶うならば、短時間での解答が叶うだろう。

 (たかが“お遊び”に過ぎないパズルの解答に於いて「論理的」とは何とも大袈裟だが、そのような文言がネット上の「絵むすび」検索にて昔から閲覧可能だ。 故に、今回敢えてこの表現を使用してみただけの話だが。)


 解説だが、今回の場合、一番に着目したのは左下の「サンドイッチ」だ。
 これはとりあえず上に2コマ上げよう。 と言うのも、この2コマを他のアイテムが進む訳もないのが歴然故だ。  そしてついでに「鉛筆」の上をぐるりと回して結んでしまおう。

 これに一番に注目出来たらなら、ほぼ90%解答が叶っている。

 後のアイテムは、その合間を結ぶだけなのだが。

 “他のアイテムの邪魔をしない” との鉄則が脳内にあれば、「理容店」「桜」「鉛筆」「サッカーボール」 そして、「サメ」と順調に結べ解答完成に至ることだろう。



 追伸だが、我が「原左都子エッセイ集」は、あくまでも社会時事問題等々に関するオピニオンエッセイ発信を主眼としている。
 
 そんな「原左都子エッセイ集」にとって、「絵むすび」解答は“娯楽”の位置付けに過ぎない。

 そうだとせよ、これ程までに長年に渡りその解答公開を続行し、朝日新聞ファンの皆様よりご閲覧頂けることに感謝申し上げている。

 ここで上述の一部を繰り返すが。
 たかが“お遊び”に過ぎないパズルの解答に於いて「論理的」とは何とも大袈裟だが、そのような文言がネット上の「絵むすび」検索にて昔から閲覧可能だ。

 「絵むすび」解答に関する“論理性”議論にも、本気で受けて立ちたい“負けず嫌い”の私だが…😈 

 「たかがパズル解答に“論理性”が必要か?」
 その我が解答を述べるならば、それを欲する設問制作者側の“切なる願い”に過ぎないのではなかろうか???
 
 おそらく明日からはまた、我が思いは社会時事問題方面に向くことであろう。


森友公文書改ざん問題 無力ながらも再検証に加担したい!

2020年03月20日 | 時事論評
 本日のエッセイは、昨日公開エッセイの続編となるが。


 先程、ネットにて見つけた情報を以下に引用しよう。
 
 「森友学園」問題の闇はあまりに深い。 文書改ざんを強要され自殺した財務省職員の生々しい手記が明るみに出た。 妻が起こした訴訟で改ざんの実態や国有地売却の真相に迫らねばならない。
 「元はすべて佐川(宣寿(のぶひさ))理財局長の指示です。 パワハラで有名な佐川氏の指示には誰も背けないのです」-そんな言葉がつづられた手記や遺書を近畿財務局職員だった赤木俊夫さん=当時(54)=の妻が公表した。
 2017年2月に国会で国有地売却の疑惑を追及された安倍晋三首相が「私や妻が関係していれば首相も議員も辞める」と答弁した。 赤木さんが公文書の改ざんを始めるのは、ちょうどその後だ。
 手記には「学園に厚遇したと取られる疑いの箇所はすべて修正するように指示があった」とある。 国会で佐川氏が「(議員らからの)不当な働き掛けは一切なかった」と答弁した2日後だった。
 「こんな事をする必要はない」と上司に涙ながらに訴え「相当抵抗した」ものの、上席国有財産管理官だった赤木さんは決裁文書から安倍昭恵首相夫人や政治家らの関与を示す部分を削除する作業を強制された。
 国会が会計検査院に検査を要請した際には「検査院に資料を示さないよう本省から指示があった」とも。 上司からは「元の調書が書き過ぎているんだよ」とも言われたと記されている。
 「森友事案はうそにうそを塗り重ねるという、あり得ない対応を本省が引き起こしたのです」とも。 「最後はしっぽ切り」との言葉は何とも痛々しい。
 うつ病を発症し、18年3月に赤木さんは自殺。 同省は決裁文書の改ざんを認め、20人を処分したものの、検察は佐川氏ら38人全員を不起訴とし、闇が残ってしまった。 それゆえ妻は「本当のことを知りたい」と佐川氏と国に約1億1千万円の損害賠償を求め大阪地裁に提訴した。
 究明不足だったのは明らかだ それでも財務省は「新事実はなく、再調査しない」と国会答弁した。 「決着済み」などという不誠実な態度を許してはなるまい。 検証チームをつくった野党は徹底的に真相に迫ってほしい。
 もともと8億円の値引きという、ありえない国有地の取引が発端だった。 新設の小学校の名誉校長は安倍首相夫人。 もう一度、会計検査院などが不自然な経緯を洗い直すのも当然である。 調査再スタートの契機とすべきだ。

 (以上、ネット情報より某新聞 社説を引用したもの。)


 ここからは一旦、原左都子の“戯言雑談”だが。

 ノンキャリと言われている自殺に追い込まれた財務省職員氏に、文書改ざんの指示をしたキャリアの佐川氏だが。
 その後国税庁長官に昇格した後、2018年3月に森友学園問題における処分として、麻生太郎財務大臣により懲戒処分(減給20%3ヶ月)を受け、同日、依願退官することとなった。 2018年6月4日に停職3ヶ月懲戒処分相当。
 現在は、出身地いわき市の「いわき応援大使」を務めているらしい。 (以上、ウィキペディア情報参照。)

 この佐川氏、東大法学部卒業との噂もあるが、先程ウィキペディア情報を見るとどうやら東大法学部ではなく経済学部出身のようだ。 
 一応イケメンで髪の毛もふさふさしているが、何だか身長の低さが際立っているイメージがある…。
 目つきの鋭さも特徴的だが、2018年3月頃の国会答弁後はその目つきに“怯え”の表情が加わり、何だか端で見ていて痛々しい程だった。😱 

 話題が大幅に逸れるが。  如何なる業種にも階級差はつきものだ。
 例えば私が経験した医学界なども、医師をトップとした医療業種間での“ピラミッド構造”が燦然と存在していた。  私が過去に就職先として臨床医療現場を避け民間企業を選択した理由の一つとして、そんな“アプリオリ”かつ“窮屈な”ピラミッド構造現場を避けたかったとの思いも大きかったかもしれない。

 そんな世の中にして、特に国家職員間の「キャリア」「ノンキャリア」の階級差とは、一生に於いて下克上不能な絶対的な階級差が立ちはだかっているらしい。
 佐川氏は、その環境下にて勝利者の道を突き進んだのだろう。  その佐川氏とて、結果としては財務局長時代後(ほんの一時、国税庁長官を経験した以降)はもちろん安倍政権下の被害者ではあろう。  佐川氏はその国税庁内にて如何なる思いで長官を務めていたのか、他人事ながら実に気に掛かる……
 今現在は、「いわき応援大使」の身分のようだが、おそらく極秘に背後の安倍政権のバックアップを受けつつ、目立たずとも不自由のない環境下にあると推測する。

 それに比して、その佐川氏より文書改ざんを強要された挙げ句、自殺に追い込まれたノンキャリの赤木氏。

 
 話題が大幅に横道に逸れ、恐縮だが。

 今回の森友文書改ざん問題については、既に野党も国会論議の焦点に位置づけている。
 安倍政権側は、「再調査は考えていない」の一点張りだが。😨 
 
 この原左都子も、無力ながらも当該問題の再検証に陰ながら加担したいものだ!  

“森友・加計問題”も“桜を見る会問題”も何ら解決していない!

2020年03月19日 | 時事論評
 森友問題に於ける財務省公文書改ざん問題の発生時に、同省近畿財務局職員が自殺した問題で。
 昨日3月18日に故職員氏の妻より損害賠償請求を求める訴訟が起こされた。


 この訴訟に対して本日麻生財務相が出したコメントに関するネット情報を、以下に引用しよう。

 麻生太郎財務相は19日の閣議後会見で、森友学園問題の財務省の公文書改ざんをめぐり、自殺した近畿財務局職員の妻が「夫の自殺は改ざんを強制されたためだ」として国や同省の元理財局長を提訴したことに関して、「再調査はいま、考えていない」と述べた。
 公文書改ざん問題をめぐっては、一昨年6月に財務省が調査報告書を公表。 だが、調査内容が不十分だとして当時から再調査すべきだとの声があがっていた。 麻生氏は訴訟については「訴状が届いていないのでコメントしない」と話した。
 訴訟に関連して、遺族側の記者会見や一部報道で、亡くなった元職員が手記を残していることが明らかになった。 麻生氏は手記について週刊誌を通じて読んだことを認めたうえで、「手記と調査報告書の内容に大きな乖離(かいり)があると考えてはおりません」と述べた。
 公文書管理を担当する北村誠吾地方創生相も同日の会見で、「すでに財務省の責任において詳細な調査が実施され、関与した職員に対しては厳正な処分が行われた。調査をすべきだとの声があるが、さらなる調査の必要があるかについては私はそのようには考えていない」との認識を示した。

 (以上、ネット情報より引用したもの。)


 一旦、私見だが。

 新型コロナウィルス騒動に世間が翻弄される中、どうしても表題の各件に対する国民の関心が薄らがざるを得ないこの頃だが…

 よくぞ、森友問題公文書改ざんに加担させられた職員の妻氏が、自殺後3年の年月を経て、損害賠償請求訴訟に踏み切られたものだ。
 妻氏によれば、改ざんの詳しい経緯を明らかにしたい、との願いのようだ。

 この私ですら忘却しそうになっていたが、表題の通り安倍首相が元凶であることが明白な “森友・加計問題” “桜を見る会”問題は、何ら解決に至っていない。😨 
 このまま放置してはならず、国民はこれらの事件に関し安倍政権へ徹底追求を続けるべきだ。!

 森友問題に関しては、誰が如何に考察しても、安部氏が当時自分の“お友達”だった森友氏の小学校設立に際する国有地売却の便宜を図るべく特別扱いせんとして発生した事件である事実が明白だ。
 森友氏側に有罪判決が下り現在服役中と把握しているが。
 片や安部氏側の責任に関しては、闇に葬られたままとなっている状態だ…

 上記のごとく、安部氏本人は元よりその側近どもや安部政権はこれらの件に対し、白を切り通すつもりのようだが。 
 それを許容する姿勢が国民間に未だあるのも、嘆かわしい…
 選挙の都度、安倍政権は勝利する。  何故?????  誰がこんなインチキ首相に投票するんだ??  といつも信じがたい思いに駆られる…😱 


 我がエッセイ集内で、そんなインチキ首相をバッシングしたバックナンバーは数多いが。
 その中から2018.03.15公開の「長過ぎた“デタラメ安倍政権をこれ以上続行させないために」と題するバックナンバーの一部を、以下に引用させていただこう。

 少し前のネット情報より、立憲・枝野氏「国家や社会がぶっ壊れる」 森友文書問題  と題する文面を紹介しよう。
 (森友学園問題をめぐって)公文書を改ざんするという、とんでもない疑惑が出てきた。 民主主義とか国家とか社会というものがぶっ壊れてしまいます。 役所はそういうことをしないと思っているから、例えば、皆さんも納税の通知書がくれば、「正しいだろう」と思って税金を納めるんじゃないですか。
 改ざんなんてあってはいけないことだから、(国会で質問されれば)「そんなことあるはずがありません」と普通は答えますよね。(政府が)そう答えられないと見ざるをえない。 5年続いたおかしな政治が、ようやく「おかしい」と気づかざるをえないような状況に追い込まれつつある。 しっかりと今の政権のおかしなところにメスをいれて、政治をまっとうな方に戻していくために全力を挙げる。(3月4日、横浜市内の党会合で)
 更に、昨日(2018.03.14)朝日新聞記事「改ざん 政治的な圧力か」及び、「デモ『首相も財務省も辞任を』」より一部を要約して以下に紹介しよう。
 財務省の公文書改ざん問題では、行政を取り仕切る各地の知事からも厳しい声が上がった。
 静岡県知事は旧大蔵省の官僚と親交があるが「公文書を改ざんするとは想像できない立派な人たち。政治的な圧力があった可能性は否定できない」とみる。 省庁出身の知事からは「国会に対する冒瀆。財務省の組織自体のあり方というか、改ざん行為は極めて悪質だ」 「誰が指示をし、どこまで情報が共有されていたか。事実関係を明らかにして。 

 原左都子の私論だが。   安倍さんて、究極“天然質”なのだろうか?
 安倍政権発足後数年間、国政選挙の都度、確かに貴方が率いる安倍政権はあくまでも表向き「勝利」している訳だが。 それを自己の“真の勝利”と勘違いし切って、自己満足する日々なのだろうか??  これぞ貴方が“天然質”である証拠だ。 
 とにもかくにも、この度の「森友学園に関する財務省決済文書改ざん問題」に関して、世論は安倍政権批判に傾いているのは揺るぎない事実だ。
 しかも、自民党内からも“安倍続投”に関し反論があるとも聞く。
 安倍氏ご本人が今一度ひとりの人間としての“良心”を取り戻し、当該文書改ざん問題に於ける国家トップとしての責任の重大さを冷静に振り返って欲しいものだ。
 
 (以上、本エッセイ集バックナンバーより一部を引用したもの。)

 
 森友文書改ざん問題をめぐり自殺に追い込まれた財務相故職員氏の妻氏が昨日提出した損害賠償請求訴訟の「勝利」を、心より応援申し上げます!

小惑星リュウグウはスカスカ、 私の脳内もスカスカ…

2020年03月18日 | 雑記
 (冒頭写真は、昨年末訪れた つくば宇宙センター内に展示されていた 小惑星探査機 はやぶさ2の模型。)

      



 冒頭より、小惑星リュウグウに関するネット情報を引用しよう。

リュウグウは「極めてスカスカ」の岩──はやぶさ2の調査で見えてきた太陽系天体の形成過程
2020年03月17日 14時16分 公開 

      
   





  研究者たちの予想に反し、小惑星リュウグウは隙間だらけの物質でできた天体だった── 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3月17日、小惑星探査機「はやぶさ2」によるリュウグウの探査活動の研究成果を発表した。
 小惑星リュウグウの1日の最高温度の分布(左)と、各地点で観測された一日の温度変化(□マーク)と理論計算に基づく予測値(実線と破線)の比較(右)
 リュウグウのような炭素質の小惑星は、46億年前の太陽系形成時の情報を保存している“化石”のようなものと考えられている。 研究チームは今回、赤外線カメラでリュウグウを1自転分撮影したサーモグラフィーから熱の分布などを解析することで、リュウグウの地形や地質構造を調べた。
 データを解析すると、地球の石や炭素質の隕石と異なり、リュウグウが「極めてスカスカ」で凸凹が激しい構造をしていることが分かった。
 こうした観測結果から、研究チームはリュウグウの形成シナリオを次のように推測している。
 リュウグウの形成シナリオ
(1)ふわふわのダストが集まって成長
(2)微惑星(ダストから成る小さな惑星)が形成
(3)さらに微惑星が成長、スカスカな母天体が形成(中心部は圧縮されて密度が増大していた可能性あり)
(4)天体衝突で母天体が破壊。 母天体の外側の物質が拡散し、中心部も露出
(5)再度集積し、密度のやや高い岩も表面に露出。 自転が速いために赤道付近がふくらんだ形状に
(6)その後、何らかの理由で自転が遅くなり、軌道も変化。 現在のリュウグウに
 研究チームは、「隙間だらけの小惑星リュウグウは、原始太陽系でふわふわのダストから密度の高い天体が形成するその過程を具現しているのかもしれない」と考察している。
 研究成果は、科学論文誌「Nature」に3月16日(英国時間)付で掲載された。

 (以上、小惑星リュウグウに関するネット情報より引用。)


 昨年末に訪れたつくば宇宙センターだが。
 新型コロナウィルス騒動で鬱々とした日々が続くせいか、何だか、もの凄い昔に行ったような気がする。

 そう言えば彼の地でイスラエルからの留学生兄弟と一期一会の出会いをした。 新型コロナウィルス騒動で、急遽日本での留学を中断して母国に戻られただろうか??
 展示物も充実していて、思わぬ良き旅となったものだ。


 その展示の一つだった小惑星探査機はやぶさ2が宇宙から持ち帰ったリュウグウの岩が…
   なんと、 スカスカ…

 上記説明文を読むと、リュウグウがその状態になるのも必然の時期のようだ。


 片や、我が身に話題をズラすと。

 我が脳内も現在、スカスカ状態と表現出来よう。😵 
 とにかく、収拾のめどが全く立たない“新型コロナウィルス騒動”に翻弄される日々だ。

 3月上旬にはてっぱく(大宮鉄道博物館)へ再び訪れる予定だったのに、閉館…
 上記つくば宇宙センターへも今一度訪れたいものだが、こちらも閉館…
 ならばせめて近場の博物館や美術館を訪れたく考えても、そのほとんどが閉館…
 小旅行を企てようが、混雑した電車や飛行機等の交通機関を利用するのはほぼ自殺行為に近いし…

 まったく身のやり場がない状況下で、監獄にでも入れられている気分の日々だ。
 これじゃあ、我が脳内がスカスカ状態になるのもやむを得ない。😫 
 
 せめて暖かく晴れた本日の午後は、ランニング練習に励んで憂さを晴らして来よう。

 それと並行して文化的活動も早く再開したいものだが、いつの日のことやら…

安倍首相G7声明「東京五輪を完全な形で実施」は完全論理破綻!

2020年03月17日 | 医学・医療・介護
 当該エッセイは、本日午前中に公開した「東京五輪を完全な形で実施?? ……」の続編の形となるが…


 本日昼間視聴したテレビニュース内で、安倍政権内閣官房長官の菅氏が今一度同様の内容を繰り返した。
 菅氏は、 2020東京五輪は“日程を延期することなく、正規の日程にて「完全な形で実施する」”、と明言した。


 安倍晋三首相はG7テレビ会議で、夏に開催予定の東京五輪・パラリンピックについて「準備を全力で進めており、人類がウイルスに打ち勝った証しとして、完全な形での開催を目指したい」と表明。各首脳から支持を得たという。

 本日午前中に発表されたネット情報より、この件に関する記述を以下に引用しよう。                                                                                    
 G7首脳との緊急テレビ会議を行う安倍晋三首相=16日夜、首相官邸(内閣広報室提供)                 
     (上記)首相の発言は、無観客や規模縮小などの形での五輪実施は想定していないことを示唆したとみられる。 一方、首相は会議後、記者団から開催時期について問われたが、明言を避けた。 日本政府によると、各首脳からも開催時期について具体的な言及はなかった。
 首脳声明は、新型コロナウイルスの感染拡大について「人道的な悲劇や世界的な衛生上の危機であり、世界経済にも大きなリスクを与える」との認識を共有。治療法の確立やワクチンの開発を急ぐことを確認したほか、20カ国・地域(G20)に連携を求める方針も示した。 
 (以上、ネット情報より引用。)


 私見だが。

 それにしても、安倍発言のまったく専門力を欠いた“向こう見ず”さには驚かされる。
 「人類がウイルスに打ち勝った証しとして、完全な形での開催を目指したい」ですって??
 まるで“正義のヒーロー”気取りだが、安部氏の何処にそれを実行出来るバックグラウンドあると言うのだろう?? 😨 


 この安部発言に比して、メディアで垣間見る今現在まさに“新型コロナウィルス騒動”の真っ只中で必死の思いで闘っている医学・医療関係者達のコメントには、切羽詰まった臨場感と正義感、そして信憑性が感じ取れる。

 本日某民放テレビにて視聴した番組内で、ドイツにて医学・医療を長年経験したとの医師のコメントを聞いたのだが。 
 それによれば、ドイツにて新型コロナウィルスによる死者数のパーセンテージが日本も含め諸外国より桁違いに低いのは、ドイツでは「ホームドクター制度」があるのが一番の理由との話があった。  ドイツ国内では、全国民が「ホームドクター制度」に加入し、まずはそのホームドクターの診断を仰ぐ医療システムとなっているらしい。 
 そのため我が国のように、自分の身体がコロナウィルス肺炎に感染したと思しき場合に何処の病院へ行けばよいのか分からなかったり、それがために複数の病院を彷徨い歩く等々のマイナスの事態が避けられるとの事だ。  そして、そのホームドクターが後々の処置まで専門医師と相談するシステムとなっているらしい。 
 要するに、新型コロナウィルスを巡る現在の我が国のごとく、患者本人が素人考えであたふたと素人行動を取る事態が避けられ、医療措置が迅速に進展するシステムがドイツでは完成しているとの談話だった。

 また我が国に於いては、新型コロナウィルス患者のためのベッド数がとてつもなく足りていない話題も、日本人医療現場医師より出た。
 それに対する行政よりの対策がこの期に及んでも何ら進展せず、医療現場では四苦八苦状態からまったく解放されない事態であるようだ。 陽性患者皆を病院で抱え込む訳にもいかず、やむを得ず、陽性にして症状が軽い患者には自宅で待機してもらうしかないとの談話もあった。


 最後に私見だが。

 まさか国内の医療現場の切羽詰まった事態の対応策として、安部首相が国内(特に東京都)の新型コロナウィルス感染者数の隠蔽工作手段や、敢えて“PCR検査を受けさせない政策”を執っているとは思いたくもないが…

 それにしても安倍首相は一体どれ程、国内の医療現場が置かれている“新型コロナウィルス肺炎対応”患者対応の厳しさを把握出来ているのであろう??

 まったくもって今に至って一国の首相が、 「人類がウイルスに打ち勝った証しとして、完全な形での開催を目指したい!」 などとの夢うつつの戯言を語り、ヒーロー”気取りをしている場合ではなかろう。😱 

 少しは医療現場の受容能力範囲をはるかに超過する負担にも少しは視野を移し、現実を見つめ直し、一国の首相こそが新型コロナウィルス騒動と闘う姿勢を国民に見せるべきだ。

 安倍首相には今夏の東京五輪開催に関しては早々に「延期」か「中止」の判断に持ち込み、今は一国家首相として、真摯に新型コロナウィルス騒動と向き合う事に是非とも期待したい!