原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

「歩数計」での体調管理を 日々続行しています。

2023年04月09日 | 自己実現
 (冒頭写真は、我が2個目の「歩数計」。 まさに「歩数」のみ計測可能な歩数計で、軽量かつ簡易な計測が叶い日々重宝している。)


 この歩数計は、私が使用するものとして2個目なのだが。
 一体、1個目はどうしたのかを正直に話そう。

 決して酔っ払っていた訳でも無いのに、洗濯時にスカートのポケットに入れたまま洗濯機で回してしまったのだ! 😵 
 安価な商品だったため、そのまま蘇ることも無く…
 捨て去る運命にあった…… 😭 

 すぐさま2個目(1個目と同一商品)を購入して、現在使用している。




          
 ついでに、こちらは同様のミスをまた繰り返すであろう事を予測して、あらかじめ購入してある3個目の「歩数計」だ。

 それ程までに、「歩数計」は我が日々の健康管理に大いに役立っていると自己評価している。


 特に昨秋の左膝複雑骨折後の我が健康管理法とは、この「歩数計」に依存するしかないと言っても過言ではない。
 何分、未だ左膝に手術にて挿入した針金が入ったままであり。(これを外すのは、早くて夏頃、通常は手術より1年後との主治医の話であり11月になる恐れもある。)

 それまで、どう転んでも我が趣味の“ランニング”は無理そうだ。😰 
 いつもウォーキングのついでに少し“走る真似”をしてみるのだが、未だ左膝が自由には動かせないため。 ランニングと言えども、歩くよりも遅いスピードとならざるを得ず、結局“運動をした気になれない”のだ…

 こうなると、やはり「歩数計」に依存してそのウォーキングの歩数を稼ぐしか我が運動の方策は無い。

 自宅にて、毎晩「ダンスエクササイズ」も実行してはいる。
 これをやらないことには、ウォーキングでは脚以外の運動量が極端に少ない故だ。

 約40分間の“自己流エクササイズ”(まあ一応、20歳代に通った「ジャズバレエスタジオ」にてのプロ指導エクササイズを思い起しつつ、我が好みの楽曲でダンスをして全身運動をしている、との訳なのだが。)
 不思議なのは、結構ハードなエクササイズであると自己評価している割には、「歩数」があまり伸びない。

 これに関しては、おそらく「歩数計」の特質なのであろう。
 巷情報によれば、歩数計とはあくまでも“上下運動の動きを検出”しているらしいのだが。
 ダンスの動きとは、かなり複雑だ。 特に激しい腕の動きなどはおそらく検出されないことと推測する。

 今現在は左膝複雑骨折の関係で、どうしても左脚の動きがたどたどしいため。
 それをカバーするべく、両腕の動きに全身全霊を込めているといっても過言でない。 それが残念ながら歩数計では検出不能なのであろう。


 まあとにかく、秋頃の「左膝挿入針金」の摘出手術まで 激しい身体運動を我慢する訳にはいかないため。 
 私は今後も、腕振り中心のダンスエクササイズを続行する予定でいる。


 今後は「歩数計」のみならず。
 身体総合運動の成果を計測可能な簡易機器の開発に期待したいものだ。

 (ジム等へ通えば、そんな機器が既に整備されているのだろう…。 過去に民間ジム通い経験があるが、会員たちのマナーの悪さ等々に辟易として退所して以降、行く気にならない私だ… )


「絵むすび」 ー 朝日新聞2023.04.08 編 ー

2023年04月08日 | 自己実現
 (冒頭写真は、2023.04.08付パズル「絵むすび」に原左都子が解答したもの。)



 最近の「絵むすび」は、どうやら全般的に難易度を下げているようですね。

 今回の回答も、わずか1分程で解答終了しました。

 おそらく「絵むすび」ファンの皆さんも、すぐに解答が叶ったことでしょう。


 後程、解説を加えさせていただきます。


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 それでは、解説を付け加えさせていただきます。

 と言うよりも、その必要が無い程に今回の「絵むすび」の解答が容易だったように察します。

 と申しますのも、いつも午前中に解答のみを公開して放置してありますが。
 解答が難解な場合、編集画面におそらく「絵むすび」ファンと思しき方々のアクセスが押し寄せて来ているのです。
 本日はその現象が見られないため、おそらくファンの皆さんもご自身での解答が叶ったことでしょう。


 念のために、簡単な解説を記しておきましょう。

 まずは他のアイテムに対して何らの障壁とならない「ケトル」を結びます。

 次なる対象は左上の「ケーキ」、これを結びましょう。

 そして、「ケチャップ」を「毛虫」の上をぐるりと回して結びます。

 もう、完成が見えてきました!

 「毛虫」と「消しゴム」をその間を結べば、終了です。



 このように、今回の「絵むすび」は“難易度4”にして、レベルがさほど高くなかったですね。

 朝日新聞の意図としては、たかがパズルの難易度が高すぎると“客離れ”を起こすと察したのかもしれません。

 そうでなくとて、現在紙面新聞の販売が激減・大不振中であることでしょう。

 とにかく“年寄り読者”はパズルを好むだろうし、せめてその層を確保しておきたいとの趣旨で、パズルの難易度を下げたとも推測可能です。



 原左都子個人的には、特にパズル「絵むすび」の難易度は高くあって欲しいのですが…

 上に記した通り、パズル「絵むすび」へのアクセスは難易度が高い程 わんさか押し寄せて来る現象があります。 
 編集画面でそのアクセスの上昇度合いを見ていて、面白おかしい程なのです。😁 

 その楽しみが一つ減っていくようで、何だか残念です… 😰 


「卓越大学」制度の発足で日本の研究力が向上するとは思えない…

2023年04月07日 | 時事論評
 冒頭より、2023.04.06付朝日新聞「社説」を要約引用しよう。


 世界トップレベルを目指す「国際卓越研究大学」の公募に、10校が応募した。 政府が数校を選び、10兆円規模の大学ファンドの運用益で、1校あたり年数百億を支援する。
 この制度が作られたのは、日本の研究力が落ち続けているからだ。 例えば文科省が昨年発表した指標によると、引用された数が各分野のトップ10%に入る論文数はG7諸国で最低になり、韓国、スペインにも抜かれた。
 今回の公募は、抜本的に大学を変革する狙いがある。 政府の支援とともに年3%の事業成長で資金力を高め、世界から多様で優秀な研究者や博士課程の学生を集め、設備や研究支援も充実させる。 
 しかし研究力低下の原因と指摘され続けてきたのは、実用に繋がる応用研究の優先や、若手を中心とした研究者の雇用の不安定化などだ。(中略)
 この施策の検証や反省なしに、一部の大学に資金を集中する政策を進めては、これまでの二の舞となりかねない。 (途中大幅略)
 イノベーションを起こすような飛躍的な成果は、予想できないところから芽生える。 自由な発想や多様性、裾野の広さが欠かせない。 今回応募した側の危機感も強く、研究の多様性を確保する指標の設定、地方大学への支援を考える大学もある。 (途中大幅略)
 選考を担う有識者会議は、科学技術政策の「司令塔」である政府の総合化学技術・イノベーション会議のメンバー、国内外の大学関係者や財界人らで構成される。どんな目利きができ、何を注文するのか。
 従来のように、目先の成長への貢献を求める方向で計画を改めさせることはないか。 政府や産業界から資金を得やすい分野、論文の引用数が期待できる分野だけを重視しないか。 懸念は尽きない。 大学の自治や研究の自由を損なっては元も子もない。 政府や有識者会議は、過度な介入を慎むべきだ。

 (以上、朝日新聞「社説」より一部を引用したもの。)



 今回この「国際卓越研究大学」への認定を目指して申請をした大学名を、以下に列挙しておこう。

 東京大、東京科学大(東京工業大と東京医科歯科大が統合予定)東北大、筑波大、東京理科大、早稲田大、名古屋大、京都大、大阪大、九州大。
 以上の10大学だ。
 今後文科省は大学側へのヒアリングや現地視察などの審査を進め、秋以降に数校を認定する見通し。 大学側に年3%程度の事業成長を求めており、その具体策も評価する、との事のようだ。
 国立大学が8校、私立は東京理科大学と早稲田大学のみとなっている。


 この原左都子も過去に医学関係業務に従事していた時代に、独自の研究に加えて大学との共同研究を幾度か経験している。 
 研究成果を学会発表等の手段で、公に示すのだが。 
 日々研究室にこもって地道な実験等々を幾度も繰り返した挙句の、学会発表だった記憶が未だ新しい。

 上記に引用した朝日新聞「社説」によれば、日本の研究力が落ち続けている、と書かれている。 引用された数が各分野のトップ10%に入る論文数はG7諸国で最低、とあるが…
 私は以前から訴えているが、“引用された論文数”で科学研究の順位付けを成すのはどうだろうか???
 引用されない論文の中にも、世に貢献する研究はいくらでも存在するはずだ。


 今回の「国際卓越研究大学」の公募に於ける、選考有識者会議とやらの“能力”の程も懸念材料だ。
 国内外の大学関係者はまあともかく、財界人に研究内容の選考力があるのだろうか??
 とにかく、いつも怪しく思ってしまうのはその辺の不透明さである。😱 


 10兆円規模の大学ファンドの運用益にて、一校あたり年数百万円もの支援をすると言うが…

 どうかその大金が“あぶく銭”とならないような「国際卓越研究大学」公募構想であることを、一般国民の一人として願いたいものだ。


小学校入学準備金が10万円もかかるの!?!?

2023年04月06日 | 教育・学校
 (冒頭写真は、2023.04.04付朝日新聞「体操服 算数セット 防災ずきん ランドセル 家庭の負担、重すぎない? 小学校準備 全部で10万円も」より転載したもの。)


         
 同じく、朝日新聞記事より転載したもの。)



 60年以上も前に小学校へ入学した原左都子が、当時の入学時と比較しても埒が明かないであろうが…。

 今思い出してみるに、私が昭和30年代に公立小学校へ入学した頃には。
 ランドセル、教科書にノート、筆箱、鉛筆、色鉛筆、消しゴム、学年が進むと三角定規に分度器。 体操服セット、縦笛、 附属教材とは、そんなものかな???

 あっそうそう。 小3頃に、そろばんが必要になった。
 これに関しては嫌な思い出がある。
 親がどうしても私専用のそろばんを買ってくれず、姉のを借りて使えと言う。
 それを親が姉に伝えて、「お姉さんのあなたが、妹の教室までそろばんを持って行ってあげなさい」と指導するのだが。
 元々我がままでサービス精神に全く欠ける姉が、「嫌だ! 貸さない!」と言い張る。
 それでも親が私専用のそろばんを買ってくれないため、私が姉の教室まで取りに行かねばならない。 性格の悪い姉は私が姉の教室まで取りに行っても貸してくれないため、一人で姉のロッカーを捜してそろばんを持って来た記憶がある。
 (子供時代からそんな調子の姉妹で私は苦労の連続だったのだが、ずっと後に私側から姉に絶縁宣言をして現在に至っている。)

 

 話題を朝日新聞記事に戻して、記事の一部を以下に引用しよう。

 政府の少子化対策の議論では、子育てや教育にかかるお金を誰が負担するのかが一つの論点になっている。 義務教育である小学校でも、体操服や算数セットなど様々な物を保護者が買いそろえる必要があり、入学時にランドセルと合わせて10万円近くかかる例も。 一方、共有物として公費で買い、保護者の負担を減らしている自治体もある。 (途中大幅略)
 学校の中で誰が責任をもってこの問題を改善していくかが明確でないこともあり、見直しが明確でない。 学校の予算も十分でなく、家庭で購入してもらわざるをえない事情もある。 (中略)
 某大学教授(貧困・格差論)は、「毎年新品をそろえることは、環境の観点からも問題では」と言う。 (中略) 各自で購入すると、買えない家があったり、買った物に家の経済状況の差が表れたりして子供の世界に影響する可能性もある。 (中略) 「教育現場ではそうした差を見せてはいけないという配慮の視点も必要」と某教授。 「学校で使う物はすべて学校に準備してあり、鉛筆1本も持って行かなくてよいとすることが、シンプルで平等では」 

 (以下略すが、以上朝日新聞記事より一部を引用したもの。)



 全くその通り! と原左都子も最後の某教授氏のご意見に賛同申し上げたい。

 勉強(学習・学問も含めて)とは、教材で成すものでは決して無い。
 大袈裟に言えば、一冊の本があれば十分な場合も多い。

 いやまあ、“そろばん”や“ピアニカ”などはそれが無ければ学習不能だろうが…
 極論を言えば、そんなもの義務教育現場で指導せずとて、各自各家庭の自由意思により実行すれば済む話だ。

 
 特に小学校段階の学習に於いて、それ程の教材を児童生徒皆が一斉に揃えねば成立し得ないのか??? に対しては、大いなる疑問ありだ。


 参考だが、上記の如く小学校時代に“そろばん”に不自由させられたこの私だが。
 30歳を過ぎて再び入学した2度目の大学・大学院時代に「経営法学修士」取得経歴がある。
 その際の一学問であった「簿記論」に於いて、周囲の若き学生たちが皆電卓にて計算していたのを尻目に。
 私は計算手段として “そろばん”使用で徹底した。 その結果だが、全学一の高得点100点満点を上げるに至っている。


 所詮、道具とは道具に他ならない。
 学業(学問)の目指すべき真の方向性とは全く異なるところにある、と豪語させて頂きたい。


私も独身最終期に“遠恋”を経験している…

2023年04月04日 | 恋愛・男女関係
 とにかく長き独身時代に、主体的に仕事も遊びも恋愛もとことん謳歌して来ている私だ。


 そんな我が独身時代の最後の締めくくりとも言える出来事が、まさに“遠恋”だった。
 その“遠恋”、ただ事じゃなかった。 
 相手が米国人男性だったのだが…

 この“遠恋”物語に関しては、「原左都子エッセイ集」バックナンバーにて2部構成「彼の名はジョニー」「ジョニーと別れた理由」に於いて綴り公開している。

 そのごく一部のみを、以下に引用しておこう。

 そして、帰り道でジョニーが少し真剣な話を始める。この頃にはわずか一日で私の英会話力は相当上達していた。その話によるとジョニーはある深刻な身体的事情を抱えているということである。それは「睡眠障害」なのであるが、若かりし頃のドラッグ経験の後遺症であるらしい。今後もずっと抱えていく事情であるという。
 補足説明をすると、1960年代後半頃のアメリカではベトナム戦争反戦運動をきっかけにヒッピーが流行り若者の間でドラッグが蔓延していた。その頃ジョニーはちょうど学生でやはりドラッグを経験したらしいのだ。このドラッグ問題は当時のアメリカでは大きな社会問題であった。今尚その後遺症で苦しむ人達は多い。 
 
 ジョニーの口からその話を聞いた直後は、私は米国人としては考え得る話程度に捉え軽めに受け流していた。
 ところが、その後そのジョニーの後遺症が二人の関係に大きな影を落とすことになる。(続編へ続きます。) 

 (以上、ほんの少しだが我がエッセイ集バックナンバーより引用したもの。 “ジョニー”はあくまでも仮名です。)



         
 この写真は、1991年秋頃ジョニーが来日した際に新宿新都心にて撮影してくれた30代後半頃の原左都子。 高校教師をしていた時期で、いつもスーツスタイルだった。)



 話題を大きく変えよう。

 今現在、日本国内の結婚の出会いのきっかけとして “マッチングアプリ”が一番多いらしい。

 その辺の国内事情に関する情報が2023.04.03付朝日新聞「天声人語」に掲載されていたため、それを以下に要約引用しよう。

 そう口に出してつぶやくだけで、何か少し、やりきれない気持ちになってしまう。 遠距離恋愛、略して“遠恋”である。 この春もまた、幾多の恋人たちがつらい恋路をたどるのだろうか。 (途中大幅略)
 時代は進み、いまや恋愛はスマホが舞台である。 昨年、結婚した人の出会いのきっかけは学校や職場よりマッチングアプリが多かった、との調査結果もあるとか。 遠恋は多様化し、コロナ禍で「オンライン同棲」という言葉さえ生まれた。
 ただ、それでも数年前の朝日歌壇にはこんな一首がある。 <春からは遠き距離恋愛をはじめます 心を君で全部みたして> 深く、うなずく。 ときは移れど、切なさは変わらない。

 (以上、朝日新聞「天声人語」より一部を引用したもの。)




 我がジョニーとの遠恋話に戻そう。

 ジョニーとの出会いは、決して“マッチングアプリ”ではない。 
 出会ったのが1990年代頃だったため、携帯電話すら無かった時代背景だ。
私が夏に米国の姉に会いに行った時に。 私を愛車のポルシェでドライブに連れて行ってくれると申し出たジョニー(当時システムエンジニアとして活躍していた)が、姉の家の玄関先で待っていた私に“一目惚れ”して恋愛が始まった。
 その後、秋にはジョニーが日本へやって来て(上記写真参照)、その後冬になって私が再び米国を訪れて、恋愛関係が続行した。

 一時は、(私は近い将来、サンフランシスコで暮らすことになるんだなあ…)などと、淡い夢を抱いたりもしたものだが。
 国際恋愛に加えて遠距離恋愛とは生易しいものではないことを、痛い程に思い知らされたジョニーとの恋愛騒動だった。😭 

 
 最後に“マッチングアプリ”に無理やり話題を振るならば。

 そんな七面倒臭くて回りくどい手段で、相手と出会わなくとて。

 アプリよりも現実世界での出会いの方が、よっぽど刺激的で手っ取り早いと私など思うのだけど。