九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

こんな動きも   落石

2008年09月21日 19時32分50秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
田中宇さんのブログに、こんな話が載っていました。

   


金融危機への対策として、米政府が金融機関の不良債権を
買い上げる新機関を作る構想が出ている。
1980年代に米で多くの信用組合(S&L)が破綻したとき、
不良債権を買い上げたRTC(整理信託公社)のような機関を
作る構想が9月18日に出てきた。
しかし、米住宅価格の下落と金融危機が今後も続く可能性が高い以上、
不良債権の買取は、米政府の財政赤字を増大させ、
米国民の税負担を増やすだけだ。
米の財政破綻を早めてしまい、短期のプラスより
長期のマイナスの方がはるかに大きい。

 日本では、政府や自民党が、新RTCに日本も
金を出すことを検討していると報じられたが、
これは米の財政破綻の時期を少し遅らせるために、
日本国民の税金をつぎ込むことだ。
日本人の金が無駄に使われようとしている。
いまや「親米論者」は「亡国の徒」「非国民」そのものである。



そんな! 日本はアメリカの属国なのか?


 
コメント (2)
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グランパス、5連勝の分析  文科系

2008年09月21日 17時14分59秒 | スポーツ
グランパスが5連勝で、首位をきっちりと固めて見せた。これで名古屋の勝ち点48に対して、大分45、浦和が今日勝てばやはり45ということだ。あとは43以下である。
5連勝相手には鹿島や好調清水、ガンバが含まれているから、この28日の浦和戦に勝てば、当初の優勝候補を総ナメにするという勢いである。ここのところまた、強くなったと思う。どう強くなったのか。

ガンバ戦などをみるともっとも強化されたのは守備だと思う。この5連勝の間、得点10、失点4で得失点差+6。現在までの総得失点が38の26で+12だから、最近は今や、強豪相手にも「2点取って相手を1点以下に抑えて勝つチーム」になったとも見ることができる。前後一体となって高い位置でボールを奪うという守備から入って、「良い守備から良い攻撃が生まれる」というのがピクシーの戦略原則だが、それが強化されたということだろう。ガンバ戦を見ても分かるように、身方のゴール前も非常に粘り強くなった。楢崎を初め守備の要たちが「最近は、組織と各人の役割とが非常にはっきりしてきたので、点を取られる気がしなくなった」と語っている。

「守備から入って良い攻撃につなげる」というと、現在2位と破竹の勢いの大分も同じだ。名古屋と大分、今季急に伸びたこの二つを比較することによって、名古屋の特長がさらに鮮明になる。
ちがうのは二つ。大分は「人に付く」マンマークの守備、名古屋は「場所に付く」ゾーンディフェンス。攻撃のやり方も、大分は「攻めさせ、引きつけて、カウンター」だが、名古屋は「前後一体で、より高い位置で敵ボールを奪って逆襲」である。こうして名古屋の大分とのちがいはさらに、こんなふうにもなっていく。大分よりもやや前で戦って、ボール保持率がかなり高い。ショートパスをより多く使うが、大分よりもパス回数少なくシンプルにシュートまで持って行くと。ちなみに、名古屋のボール保持率はリーグ2位、パス数は同4位となっている。
こういう前後一体の守備の要は、二人のボランチであろう。中村と吉村だ。鹿島に0対4で負けた6月のゲームには中村がいなかったし、最近破れたリーグ戦としては7月の磐田戦、8月のFC東京戦に吉村が欠場だった。

攻撃では、前回のガンバ戦に続いて、昨日の新潟戦でも右サイドMF小川の活躍がめざましい。ガンバ戦は14日の投稿をお読みいただくとして、昨日の小川の活躍を見よう。後半3分の1点目は、マギヌンとのサイドチェンジで左からゴール前に入り込み、玉田のパスを向かってゴール左に決めた。2点目は後半ロスタイム、小川が長い縦パスを杉本に合わせ、杉本が敵キーパーと競り合って得点。この1ゴール1アシストを加えて、今や8得点7アシスト合計15は、ますますリーグ1位でそびえ立ち始めた。

玉田への評価が、評論家などでも割れているのがとても興味深い。得点が4しかないからだ。が、監督であるピクシーに聞けば分かるように、「玉田はウチのエースどころか、日本人ナンバーワンのFWであると思う」なのである。つまり、玉田を評価できない評論家やマスコミの視点がおかしいのだ。メリハリがあって、鋭角的な鋭い敏捷性で、しかも広範囲に動き、あちこちで何人もの敵を引きつけ、攪乱して、玉田が作ったスペースに走り込んでフリーになった味方にさりげなくアシストを出す。昨日の小川の得点もまったく上記のようなものであって、半分以上は玉田のものなのである。玉田は言う。「ヨンセンは良いFWだ。自分がチャンスでもフリーの味方がいたらそこにパスを出すし、味方のシュートを助けるために自分が潰れることもぜんぜん厭わない。外人には珍しい人」と。これは間違いなく、玉田自身のFW像でもあるということだろう。こういうタイプのFWは、周囲のヨンセン(10得点)、小川(8得点)、杉本、マギヌン(各6得点)のそれぞれの得点に平均3分1ずつに絡んでいるとして計10点で、自分自身の4得点を加えて合計14得点と、こういう見方をしてあげるのが正しいのであろう。また、このヨンセン他4名がこのことをよく知っていて、評価しているからこそ、こういう仕事を玉田が気持ちよくし続けていられるのだろう。最も近い敗戦、ナビスコカップの大分戦では、欠場した玉田がいてくれたらなーと思っていたものだ。

なお、陰の重要人物の重みをさらに増した阿部の名をあげておこう。中村、吉村の代役には山口、米山がいるし、玉田、ヨンセンの代役には巻、杉本がいるけれど、阿部の代役はいない。後ろから攻撃の狼煙となるパスを前に供給する仕事人・阿部。中村憲剛に次いでリーグでパス数第2位の彼が欠けたときには、即困るのだ。確か、チームただ一人の今季全ゲーム出場者ではなかったか。よく走るし、鉄人でもある。
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朝鮮日報より   落石

2008年09月21日 14時26分58秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
こんな記事があってので、紹介します。

  

米国発の金融危機に乗じて世界的な金融機関を安値で買収しようとする
中国と日本の競争が激しさを増している。

先鋒(せんぽう)に立ったのは中国だ。
中国銀行業界3位の中国銀行は18日、
フランスでユダヤ系資本を代表する投資銀行ロスチャイルド・グループ傘下の
エドモンド・ロスチャイルド銀行の株式20%を
2億3630万ユーロ(約368億円)で買収する契約を結んだ。

18日のロイター通信は、投資銀行世界2位のモルガン・スタンレーが
中国の国富ファンドである中国投資(CIC)に株式の49%を
売却する交渉を進めていると報じた。
中国工商銀行は昨年、南アフリカのスタンダード銀に
56億ドル(約6000億円)を投資し、株式の20%を取得。
インドネシア、香港、マカオでも相次いで銀行を買収した。
中国の国家開発銀行は失敗に終わったものの、
7月に独ドレスナー銀の買収戦で株式の取得代金を全額現金で支払うという
思い切った提案を行った。

中国は今回の金融危機を人民元の国際化に向けた絶好の機会ととらえている。


日本の銀行も積極的な攻勢を見せている。
19日の時事通信によると、日本のみずほコーポレート銀行が
アジア市場進出に向け、バンク・オブ・アメリカ、メリルリンチとの
提携を強化する方針を明らかにした。

    

いや困った国があれば、これを好機とする国もあって
世はさまざまですね。


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私の軍隊生活①     中野寂音

2008年09月21日 09時44分55秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
中野さんの記事、玉音放送に続いて
軍隊生活を連載します。      落石



昭和十九年十二月一日三重県斉宮の第七航空通信連隊に入営した。
昭和十八年十二月徴兵年齢が十九歳に引き下げとなり、
昭和十九年は十九歳と二十歳の徴兵検査が実施された。 
私もこの年四月に徴兵検査第一乙種合格となった。
昭和十九年十一月三十日夕方、東京都品川区の小学校に集合した私達、
入営者は、入営部隊も目的地も軍事機密であると知らされず、
品川駅からブラインドを下ろした客車に詰め込まれ、
真夜中の鉄路を東京から西に向かって走り続けた。

翌朝夜が明けると三重県伊勢駅で降ろされた。
ここで近鉄に乗り換えて斉宮駅で降りた。
駅から歩いて十分ここが私の入営する三重県斉宮第七航空通信連隊である。
戦後、斉宮村は明和町となり、今は史跡斉宮跡の斉宮歴史博物館で有名である。
 
戦後五十年が経った頃、私のNHK時代の先輩宮城孝行さんから、
五十ページのワープロ原稿が送られてきた。
「自分史を書き始めた。軍隊の記録から始めるので読んで欲しい」
宮城さんは大正十二年生まれ、第七航空通信連隊に昭和十九年四月入営。
この年十一月三十日に部隊から仙台教育隊に出発した。
これは戦後宮城さんと話をして知った。
送られた記録を読んで驚いた。
宮城さんには戦後公私ともお世話になったが、
一日違いで同じ部隊の中隊に入ったという偶然には驚いた。
この記録は第七航空通信連隊に入隊から、部隊を去るまでの六ヶ月間の生活が、
詳細にまた克明に記録してある。
戦後五十年、私はこの部隊の三ヶ月はほとんど忘れて記憶になかった。
この記録により私は五十年前に一気にタイムスリップした。

   


部隊は教育隊であるので常に初年兵を迎える。
三ヶ月の初年兵教育を終わると各地の航空通信連隊に配属される。
私が入隊したのは前日まで宮城さんがいた第五中隊、
隊長も変わらず朝倉中隊長であり、
幹部下士官も変わらず第五中隊に入隊した。

宮城記録の最初のページに第七航空通信連隊の所在地図があった。
戦後発行の地図に宮城さんの記憶している連隊の場所を赤くマークしてある。
私の記憶する部隊の所在地とは違っていると感じた。
戦後五十年初めて三重県斉宮に確認のため出かけた。

近鉄斉宮駅いまは近代的な駅に変わっている。
駅前の案内板は三重県明野町斉宮である。
戦後史跡の発掘が進み斉宮博物館が建設され、歴史の町に発展した。
入営した兵舎は史跡の上に建てられていたが当時は全く知らなかった。
駅から歩き出すと兵舎から毎日ながめていた給水塔がみえた。
地図の赤いマークとは違いもっと駅から近い。
給水塔は兵舎の北端にあった、今は明野町役場の駐車場となっている。

通信連隊を確認のため明野町役場で聞いてみた。
暫くすると担当者がコピーを手にして現れた。
一枚は連隊の場所の地図、一枚は兵舎の建物配置図である。
戦後、戦友会が開かれると、ここを訪ねる人も多いので資料として保存してある。
戦争中、空襲のためほとんど焼けてしまった。
現在残っている建物は給水塔と炊事場、これは今も使われている、
「この配置図で歩いて下さい」と説明を受けた。
北側から見るとこの土地は戦後開拓地となり
畑が作られたが今は少なくなり空き地が多い。
所々に住宅が建てられている。
道路は真っ直ぐに広いまま残っている。
歩き出すと五十年後の浦島太郎であることを実感する。
表門のコンクリート歩哨塔三個残っている。弾薬庫もそのまま残っている。
何回もお世話になった医務室も壊れかけて残っている。
兵舎のコンクリートの基礎はそのままであり、
特に便所のコンクリートは変わらず残っていた。

昭和十九年十二月一日から、翌二十年三月まで四ヶ月この部隊にいたが、
この部隊のことは記憶に残っていなかった。
宮城さんの記録を読み、斉宮を訪ねたことで一挙に五十年前にタイムスリップした。
この日から自分史に挑戦することを決心した。



平成十八年三月「記録 激動の昭和を生きて 宮城孝行著」の本が送られてきた。
B4版上、中、下三巻千ページを越える本である。
宮城氏は私のNHK時代、そして軍隊の先輩でもあり、
戦後も終生の友人であった。
二〇〇一年七十七歳の生涯を閉じた。
七十歳から毎日ワープロでこの記録を書き残した。
四〇〇字原稿祇で四三〇〇枚の記録であった。
残された奥さんがこの記録の出版を考えられ、
今年になり「記録 激動の昭和を生きて」が出版された。

私の自分史もやっと軍隊生活に入るところ、
この本は宮城氏の無言の励ましであることを強く感じた。
戦後六十一年目を迎える今年、苦しかった軍隊は忘却のかなたである。
面白かった記憶のみ残ってしまつた。

                       つづく
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裁判員制度は国民にとって危険で迷惑?

2008年09月21日 00時29分50秒 | 国内政治・経済・社会問題
★「平権懇」=平和に生きる権利の確立を目指す懇談会という会の友達から。その会が主催した連続学習会「裁判員制度を考える」での「平野喜一」氏の報告の一部を伝えてくれたので紹介したい。以下講演会の一部です。詳しくはJANJAをご覧ください。http://www.news.janjan.jp/living/0809/0809157240/1.php

                             (ネット虫)

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 「国民にとって危険で迷惑な制度」      平野喜一

 西野さんは、この制度は国民にとって危険で迷惑な制度であると断じました。身体的負担に加え、精神的負担を強いられるからです。

 裁判員に選ばれると、期日の6週間前に呼出状がきます。ウイークデイに3日間も仕事を休むのは大きな負担です。自営業なら会社がつぶれるかもしれません。サラリーマンの場合も、上司には理由を告げることができますが、ほかの人たちには話すことができません。裁判員に選ばれたことを公にしてはいけないというのが最高裁の解釈だからです。

 1つの裁判につき、50人か60人ぐらいから100人ぐらい呼び出されます。必要なのは6人、補充が2、3人なので、苦労して時間をつくっても、選任されるとは限りません。補充の裁判員は、裁判員と同じようにずっと付き合わなければなりません。

 西野さんは、裁判員制度は良心の自由を侵害する、と指摘します。ほかの憲法上の義務(納税、教育、勤労)と異なり、「判断」を強要する義務を新設し、「お前は何を考えているのか」と人の内心へ踏み込む制度だからです。国家機関(裁判官)が国民の思想の当否を判断し、「裁判所が、不公平な裁判をするおそれがあると認めた者」(法18)は裁判員には選ばれません。

 西野さんは、国家が国民の思想を判断する機関を堂々とつくったことが問題であると述べ、その危険性を訴えました。

 また、裁判員は守秘義務があり、違反した者は刑罰(罰金50万円、懲役6ヶ月など)が科せられます。西野さんは、政府は国民をまったく信用していないことが、このような重い刑で脅していることからもわかると述べ、「国民にとって危険で、迷惑な制度」は不要であるとの考えを強調しました。

★皆さんはこの裁判員制度をどうお考えでしょうか?
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