九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

中山さん、「ごね得人種」はあなたですぞ!!!    まもる

2008年09月28日 20時56分45秒 | 国内政治・経済・社会問題
 在任五日間で辞任させられた中山さんとはどんな御仁なのか知りたくて、組閣経過の記事を読んでみた。(朝日25日朝刊)
 それによると、「森氏国際電話で談判」「ゴリ押し十年前に逆戻り」の見出しで
中山氏に行政改革相をお願いしたいという首相の要請に「派閥に相談します」と保留した。その理由は中山氏も妻の前拉致担当相も息子も家族そろって旧大蔵省出身なので行革相となって霞ヶ関解体の担当相は出来ないと、親分の森前首相をバックに「ごね」麻生首相を折れさせ国交相になった。そしてすでに国交相に内定していた甘利と交代させた。譲らされ甘利氏は不快感を口にしているという。

 ところでこの中山という御仁は『日教組の教育を受けた人間は、公のためにある程度は自己犠牲をすべきという精神に欠け、自分さえ良ければよいという「ごね得」の人が多い』と成田空港の反対闘争についての記者会見で主張したらしい。

 笑ってしまうではないか。公のためでなく一家が大蔵一族だからという私的な理由で我儘を抑えることもできず、親分に頼み込んで決定事項をひっくり返す。
 まるで子どもではないか。
 一度、鏡の前に立って自分の姿を直視するがいい。
 しかし、まあそんな説教はこの人には通じまい。超自己中なのだから。

 ところで、こんな問題の多い人物を大臣に任命した人の顔が見たいものだ。
 類は友を呼ぶか!!!!
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「国連を乗っ取る反米諸国」だって??!!   文科系

2008年09月28日 16時17分18秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
僕がそう言うのではない。国際政経問題専門家の田中宇氏(元、共同通信記者)が本日付で配信してきたニュースの題名である。折しもグローバリズム新自由主義経済・政治の世界体制がアメリカで悲鳴を上げているこのときに、それに対して世界の心ある人々が待ち望んだ動きだと思う。丁寧に紹介したい。

まず書き出しが、衝撃的だ。
【 9月16日、ニューヨークのウォール街で大手金融機関が連続破綻し、経済に関するアメリカ中心体制の崩壊が始まった日、ウォール街から6キロほど離れた国連本部では、政治に関するアメリカ中心体制の崩壊を宣言するかのような、国連総会の新議長の演説が行われた。
 この日、国連では年次総会が開始され、ニカラグアのミゲル・デスコト・ブロックマン元外相(Miguel d'Escoto Brockmann)が、総会議長に選任された。ブロックマンは就任演説で「安保理事会の中には、戦争中毒の国(アメリカ)がおり、世界の平和と安全を脅かしている」「(米軍のイラク)侵攻によって120万人もの人々が殺された」と、アメリカを酷評した】

次いでこのグロックマンの背後に、06年にニカラガ大統領に当選した元サンディニスタ解放運動議長オルテガやベネズエラのチャベス大統領の存在をクローズアップさせ、こう語られていく。
【 ブロックマンの国連総会議長への就任の裏には、世界的な策略がある。ベネズエラ、ブラジル、イラン、ロシア、そしておそらく中国までが絡んだBRIC+反米諸国という「非米同盟」による、米英中心の世界体制を変えようとする多極主義的な策略である。今この策略が加速しているのは、金融危機による米国の経済覇権崩壊との相乗効果を狙ったものだろう。】

そして、これらの勢力が世界政治で目指す方向性は、こうなのだそうだ。
【  国連総会の議長任期は1年間で、ブロックマンはこの1年間で国連改革を進め、「拒否権」など絶大な権力を持っている安保理の常任理事国(米英仏露中)の権限を減少させ、代わりに全加盟国が出席する総会の権限を拡大することで、国連を「民主化」したいと言っている。彼はまた、発展途上国に対して借金取り的な財政緊縮政策を強要してきた、米欧が支配する組織であるIMF(トップは必ず西欧人)と世界銀行(トップは必ず米国人)を改革したいとも表明した 】

さらに具体的には
【  このほか、昨年秋に就任したアルゼンチンのキルチネル政権も反米的な色彩があり、ブラジルのルーラ・ダシルバ大統領も、最近は米を突き放したような発言が目立つ。アルゼンチンとブラジルは最近、両国間の貿易決済に米ドルを使うことをやめると決めた。中南米全体の反米傾向の中、中南米諸国は、今回の国連総会議長の選出にあたってニカラグアのブロックマンを結束して推挙し、当選させた。】
【 中南米諸国は80-90年代、財政難に苦しみ、米国の政府や金融界、IMFなどから金を借りる条件に、徹底的な民営化や市場原理主義を「ワシントン・コンセンサス」「米英式モデル」として押しつけられ、苦労した。しかし今、米の金融界は破綻し、米政府は市場原理主義とは正反対の金融大救済を進めている。「もはや米国は、途上国・新興市場国に対して偉そうに市場原理主義を押しつける権利はなくなった。今後の途上国は、自分たちの独自のやり方で経済政策を進める」という趣旨の発言が、ブラジルやアルゼンチン、中国などの政府関係者から発せられている 】
【 米金融が崩壊したら、基軸通貨ドルが下落して国際決済もできず、中露や中南米や産油国などの非米同盟も大損害を被り、米から自立して発展することはできないと思う人が多いかもしれない。しかし、ドル以外の諸通貨を使う国際決済は、やや不便だが可能だ。金融で大儲けできた米英式のレバレッジ金融システムは崩壊したのだから、欧米自身、預金を集めて融資する昔ながらの非効率な銀行システムしか持っていない。金融経済をめぐる欧米の優位は失われている。金融以外の分野となると、製造業や資源エネルギーの分野があるが、これらはすでに欧米ではなく、中国や中東、ロシアなどに握られている。金融の崩壊は、経済面での欧米優位の喪失と、BRIC+産油国という非米同盟の台頭を意味する 】

こういう動きこそ、僕が喉から手が出るほど望み、ここにも書き続けてきた世界の希望だと思う。なんせIMFや世銀の批判、改革までが明確に存在するのだから。新自由主義、格差社会は間違っているといくら世界に向かって叫んでも、この経済・自然史的な流れは1国ではどうしようもないのだ。国際金融資本を規制し、世界の経済を彼らの思うがままにすることを規制しうる機構(IMF、世銀)を動かさない限りは。

乞う、ご期待。今後の国連に注目しよう!

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私の戦争体験⑧    中野寂音

2008年09月28日 12時56分13秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
   南京第四航空通信連隊

四月七日やっと南京光華門の第四航空通信連隊に着いた。
ここは元中国軍の防空学校であった。
煉瓦づくりの兵舎が並び、広い敷地で見晴らしはとても良く、
光華門から城壁も、遠くには紫金山も見える。
兵隊達は長い貨車旅行を終わってやっとたどり着いた。

一週間程過ぎてから転属部隊の身体検査が城内の病院で行われた。
兵営を出て病院まで徒歩で一時間ぐらい、町の中を歩いていて突然気を失った。

気がつくと二~三人の兵隊の顔が見えてきた。
まわりを見ると中国の床屋である。
鏡の前の椅子に座らせられていた。
そこからは部隊の車に乗せられて、部隊の休養室に運びこまれた。

一週間程この休養室に入っていた。
その間に幹部候補生合格の通知が送られてきた。
兵長の階級を命ずという命令書であった。
通常は中隊長に申告して受領するが、
入室中なので新しい階級章を受けとった。

休養室を出て来ると、部隊はすべて各地の通信所に展開していた。
部隊の幹部候補生は全部で四名。
中隊では私ひとりである。
内地にいれば集合候補生教育が原隊で三ヶ月実施される予定であるが、
外地では不可能である。

昭和二十年五月転属した第四航空通信部隊に、四月入営の三十名の初年兵が到着した。
この初年兵の内務班に入ることになった。
内務班は少年飛行兵出身の兵長がひとり、私がその補助となる。
ただし通常の勤務は特に無く毎日下士官室で勉強を命じられた。
初年兵の中にどこかで見たような顔をみつけた。
話して見るとそれが志村君であった。
志村君も話を聞いて思い出したようである。
志村君は私の小学校の二年下の妹と同級生で、家はすぐ近くのブリキ屋の息子である。
同じ内務班で数ヶ月生活を共にした。

特別待遇の候補生は、中隊でただひとりだけ、勤務もなく
毎日だらだらとしていると下士官からも、古兵からもにらまれた。
部隊内ひとりで甲種幹部候補生の試験があった。
軍人勅諭の清書であった。
見習士官は二名いたが、香田見習士官に目をかけられ
暇があると士官室で話をしていた。
六月甲種幹部候補生合格の命令があり伍長の階級章が与えられた。

六月中隊は通信所展開の配置移動を始めた。
香田見習士官が飛行場通信所長となった。
下士官見習いとして私を分隊長に命令した。
この通信所は飛行場内の指揮所と、地下にある格納庫との連絡で、
携帯型九四式通信機での定時通信が仕事で、トンツーでなく言葉の暗号通信であった。
一日一回朝の通信が終わると、仕事は終わり要領良く適当にという生活となった。
分隊員は五名ほど、古参の上等兵が分隊の仕事は適当に処理してくれた。

軍隊にもこんな楽しい生活があったことに驚いた。

                       つづく


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サッカー、本日、天王山!!   文科系

2008年09月28日 11時22分13秒 | スポーツ
サッカー・グランパスは本日天王山。浦和戦が7時、瑞穂競技場でキックオフです。分かっている人には不必要でしょうが、「天王山」の解説をしてみます。

現在の勝ち点順位はグランパス48、大分同。浦和と川崎が45,鹿島が43、FC東京が42です。
今後の対戦はこうです。
グラのこのあと7戦は、東京ベルディ、横浜マリノス、ジュビロ磐田、柏レイソル、京都サンガ、コンサドーレ札幌、そして大分トリニータです。怖いのは、マリノス、トリニータぐらい。対してまず大分は、川崎、鹿島、名古屋と当たる。浦和は、清水、ガンバ、横浜戦があります。川崎は大分、清水、ガンバですね。小笠原がいない鹿島は落ちてくるでしょう。こうして今、清水、横浜が好調に見えたりして、これからの相手から見ると、名古屋は俄然有利です。

こうして、大分、川崎は昨日ゲームが済んでいる今節、名古屋が今日浦和を破れば勝ち点は51、優勝確率5割ぐらいに跳ね上がるというところ。つまり今後に、強敵以外との取りこぼしをしなければ、グラは優勝できるという所まで来ていると考えます。しかも、今年の名古屋は攻守の型も決まっていて、ボールキープ率も高いから、これからの取りこぼしは少ないと思うのです。阿部、小川、竹内、バヤリッツァなど、レギュラーに日進月歩の新人も多くて、杉本、巻、山口、吉田とリザーブもしっかりしています。

なお僕は今の日本サッカーに、グラ優勝以上の望みがあります。Jリーグ全体を強くして欲しい。そして、それができる時期でもあると考えています。ここでもいつも述べているように、集団球技では監督が最も大切。名古屋のピクシー、大分のシャムスカ、浦和のエンゲルス、鹿島のオズワルドに、若い日本人監督、高畠(川崎)、城福(FC東京)、長谷川(清水)らが加わって、Jリーグは戦国時代に突入しており、ここから抜け出た監督・チームが、Jリーグの水準を飛躍させてくれると、そう信じています。中でも、名古屋、大分、川崎、清水に注目しています。東京ヴェルディ、磐田、ガンバ、浦和、鹿島など昔の名前は通用しないと、そういう時代に入ったということでしょう。

なお、同趣旨を書いた次の拙稿もご参照ください。9日の「ピクシーとシャムスカ」、15日の「日本サッカー急進の予感」です。



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あくまでも自衛隊アフガン派兵に固執する米共和党政権                 ネット虫

2008年09月28日 09時10分37秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
★政府にアフガン派遣の再検討迫る 米大統領特使 (共同通信)
 http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008092301000689.html
 http://www.asyura2.com/08/senkyo53/msg/874.html

関係筋によると、大統領特使はボビー・ウィルクス国防副次官補(中央アジア担当)。ウィルクス氏は外務、防衛両省幹部らと会談し、日本政府の本土派遣断念に不満を伝えた上で、自衛隊による新たなアフガン支援を検討するよう求めた。

《備考~オバマ政権は憲法改正や自衛隊派兵について米側の意向を押し付けるべきではないとの立場》

★日本の役割拡大で温度差=両大統領候補の外交顧問が討論-米 (時事通信)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080923-00000060-jij-int
 http://www.asyura2.com/08/senkyo53/msg/857.html

これに対し、オバマ陣営のジャヌージ上院外交委員会事務局幹部は「日本が世界でどの程度の役割を果たすのかは、ワシントンにいる人間ではなく、日本国民自身が決めることだ」と指摘。「日本国民が望まない領域もあるかもしれない」と述べ、憲法改正や自衛隊派遣について米側の意向を押し付けるべきではないとの立場を示した。


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