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保安院の大罪(16) 「官僚主権よりも、菅直人続投派」   文科系

2011年07月05日 22時39分47秒 | 国内政治・経済・社会問題
保安院の大罪(16) 「官僚主権よりも、菅直人続投派」   文科系

 これは、本日のコメントを投稿に格上げしたものです。一部加筆修正していますが。よろしく。


【 諸行無常さんへ
 僕も菅直人続投派と言えば、そうですし、らくせきさんも僕と同じような理由でそういうコメントを書いていたと記憶しています。
 こんな国家の非常時に名前が挙がっているような新しい人に替えても、大悪化以外は何も望めないというのが理由です。それよりも、官僚と闘った薬害エイズ実績のある菅直人の、その微かな名残に期待した方がはるかにマシと思うのですよね。当時官僚と闘った姿勢の名残が、かすかだがまた出てきたという理由です。送電分離、浜岡停止「要請」にその名残を感ずるのですよ。たとえ近く、この二つで官僚に敗北しても、それは、彼らの力が強く、菅の力が足りなかったからとさえ言っておきたい。嘘ではないという直感です。

 官僚が陰に回って次々と閣僚を替えるなど、内閣の威信を落とそうと必死な時でもあります。官僚こそ日本を支配するものという威力を政治家に見せつけて、これから政治家が官僚を制御できないようにしようという違法を働いている真っ最中と観ています。長妻に対する厚労省官僚の反抗、サボタージュなどは、国民に選ばれた内閣、議院内閣制というものをそもそもどう考えているのか。小沢を執拗に追い落としにかかってきたのも官僚。普天間で鳩山内閣を解散に追い込んだのもそう。なによりも民主党マニュフェストを骨抜きにした元凶こそ、彼ら。官僚利権を守るためには、弱い内閣が良いという戦略なのだとすら思います。こうして、今の日本国民の「当面」最大の敵は、巨大資本家でも自民党でも、まして民主党でもなく、官僚です。「短中期的に」日本国家を観れば、彼らこそ最大の国民搾取者だと観ています。自民党が下野したのに、彼らを影で使っていたも同然の官僚の力は何も削がれず、国民から与えられた仕事・立場・高い給料をつかって民主党マニュフェストを変えてしまった。とてつもなくおかしいことです。誰がこの今、彼らをほんの少しでも牽制できる可能性があるのでしょう。検察が小沢のことを諦めれば、多少情勢は変わって来ると思いますが。逆に、だからこそ小沢が検察によってズルズルと叩かれ続けているのだ。

 官僚たちを上手く使うつもりが逆に「シテヤラレタ」と、菅直人、身に染みて感じている今のはずとも観ています。彼はもう、何も失うものはないですよ。それだけに必死に総理の椅子にしがみついている彼を観て、僕はこう考えていますね。福島原発を国民の要求にほんの少しでも近く解決すれば、多少は名誉挽回できるかと、そんなふうに必死のはずだ。あと2年やらせても良い。今名前が挙がっている他の誰よりも多少は何かをする可能性ありです。】
コメント (3)
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