今現在この原稿を書いているのは、カッパドキアのホテル。ソファに座って、時にパソコンを膝に乗せるような感じで、その重みを感じるようにして書いている。一昨日の朝、パムッカレのホテルで前回同様に廊下を走った。約25分4キロ弱のことだが。そして昨日夕方にはコンヤのホテルに小さなジムがあって、そのランニングマシンで50分7キロちょっとだった。ホテルの空調が高めだったらしく、珍しいほどの大汗をかいた。帰ってから、せっかくここまで回復してきた走力が落ちていたという「ガッカリ」が嫌だという我ながら涙ぐましい努力なのだが、あらゆる生活に自分の活動を持ち込むのが僕のスタイルということでもある。旅先にもギターを持ち込んで短時間だが日々練習しているし、ブログもこの通りだ。だから気分はすこぶる良い。ただ、食事が美味すぎて今日の午後すぎから消化器系が故障。これはかなり多数の参加者が僕よりも重くなっている。ただ僕としては、以上の無理が響いたのかも知れない。
トルコ料理はフランス、中国と並んで世界三大料理に入るとか。野菜と果物が濃厚な味で、所により魚もうまい。また、どこでもスープ、パンがうまい(ただ、ご自慢の肉料理は日本よりもかなり落ちると思う。というか美味さの感じ方が異質な感じだ)。それでつい食べ過ぎるのだが、美味い生野菜の食べ過ぎがアタルらしい。皆が水には十二分に注意してきたのだけれど、多分軽症の下痢は参加者の半分近くに起こっているのではないか。長距離バス旅行も重なった1週間ともなれば、疲れも出るのだろう。
明日は首都のアンカラ、明後日がイスタンブール泊で、次の日にイスタンブール空港から帰国だ。アブダビで乗り継ぎ、北京着陸・機内待機経由から、中部国際空港着は11日13時50分である。機中では十分に寝そべって腕脚の上げ下げ運動などを欠かさないことにしよう。飛行機には多く乗ったが、生まれて初めてビジネスクラスとやらにしたのだから。糖尿病がある連れ合いともども、年をいたわるように改心したのである。