韓国における男女格差の水準は世界115位で、カンボジアやネパールなどよりも低くランクされていることが分かった。
「ダボス・フォーラム」などで知られる世界経済フォーラム(WEF、本部はスイスのジュネーブ)は19日(現地時間)、2015年度版の「世界男女平等指数」を発表したが、それによると韓国の指数は0.651で、調査対象となった世界145カ国の中で115位と非常に低かった。韓国よりも低かった国はカタール(122位)やイラン(141位)など中東諸国が多く、経済協力開発機構(OECD)加盟国で韓国よりも低かったのはトルコ(130位)だけだった。この指数は1に近くなるほど男女格差が小さいことを示し「経済活動の参加と機会」「教育」「政治的エンパワーメント」「健康と生存」の4分野の点数を合計して求められる。
韓国で男女格差が最も大きい分野は経済(125位)だった。韓国における女性の平均所得は2万2263ドル(約274万円)で、4万ドル(約490万円)を記録した男性 のほぼ半分だった。教育は102位、政治も101位といずれも下位だ。政治に関しては韓国の大統領は女性だが、議員や閣僚に占める女性の割合はそれぞれ16%と6%でどちらも下位だ。健康と生存分野では79位だった。
男女格差が小さい国はアイスランドやノルウェーなど北欧諸国が多かった。ちなみに1位となったアイスランドでは、女性の収入が男性の89%と非常に高く、また議員や閣僚も半分近くが女性で、その上女性の専門職従事者は男性の1.3倍と逆に多かった。この調査で開発途上国のルワンダが6位、フィリピンが7位に入ったことは注目を集めた。ルワンダは議会で女性議員の割合を一定以上とすることが定められており、フィリピンでは女性は男性よりも教育を受ける期間が長く、専門職従事者も男性より多かったという。
日本は?
「ダボス・フォーラム」などで知られる世界経済フォーラム(WEF、本部はスイスのジュネーブ)は19日(現地時間)、2015年度版の「世界男女平等指数」を発表したが、それによると韓国の指数は0.651で、調査対象となった世界145カ国の中で115位と非常に低かった。韓国よりも低かった国はカタール(122位)やイラン(141位)など中東諸国が多く、経済協力開発機構(OECD)加盟国で韓国よりも低かったのはトルコ(130位)だけだった。この指数は1に近くなるほど男女格差が小さいことを示し「経済活動の参加と機会」「教育」「政治的エンパワーメント」「健康と生存」の4分野の点数を合計して求められる。
韓国で男女格差が最も大きい分野は経済(125位)だった。韓国における女性の平均所得は2万2263ドル(約274万円)で、4万ドル(約490万円)を記録した男性 のほぼ半分だった。教育は102位、政治も101位といずれも下位だ。政治に関しては韓国の大統領は女性だが、議員や閣僚に占める女性の割合はそれぞれ16%と6%でどちらも下位だ。健康と生存分野では79位だった。
男女格差が小さい国はアイスランドやノルウェーなど北欧諸国が多かった。ちなみに1位となったアイスランドでは、女性の収入が男性の89%と非常に高く、また議員や閣僚も半分近くが女性で、その上女性の専門職従事者は男性の1.3倍と逆に多かった。この調査で開発途上国のルワンダが6位、フィリピンが7位に入ったことは注目を集めた。ルワンダは議会で女性議員の割合を一定以上とすることが定められており、フィリピンでは女性は男性よりも教育を受ける期間が長く、専門職従事者も男性より多かったという。
日本は?