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日本サッカーは、こう強くなった  文科系

2021年06月16日 14時42分05秒 | スポーツ

 サッカー日本は、現在世界28位だが、いつも言うようにその数字よりもずっと強くなっていると観てきた。アジアの東涯にいて強い相手となかなか戦うことができないから、順位が上がらないだけなのだ。18年ロシア大会で世界を驚かせたベルギー戦を観るまでもなく、チーム戦術で失敗した14年ブラジル大会辺りから世界20位以内には入って来たと僕は観てきたものだ。17、18、20年の川崎優勝、19年の横浜優勝、20年の川崎巻き返し辺りが、そういう日本強化を象徴する流れなのであって、この流れとともに対世界ではこんな強化現象が見られることになった。ちなみに本論の前にここで一言、前置きの解説がある。横浜の名監督ポステコグルーがスコットランド・セルティックの監督に引き抜かれた。これは実は大変なニュースなのだ。東洋辺境のサッカー後進国のオーストラリア人監督がスコットランド名門の監督になる。世界の観ている人は観ているものだと、思うばかりだった。この日本現在の強豪・川崎に唯一対抗できるかと言うチームを育てた名監督が引き抜かれたと考えたからだ。後は、鳥栖の金監督、浦和のロドリゲスらに期待することとしよう。

 日本強化の証はまずなによりも、10年近くしばらく負け続けていたACLにおける鹿島、浦和など日本クラブの復活。ついで、W杯アジア予選でも、昔見られていたこんな弱点がすっかり消えてしまった。弱い相手でも引いてゴール前を固められるとなかなか崩せなかった日本代表時代もあったのだ。さて、何が、どう強くなったのか。この点についてはこういう日本で現在常勝を誇っている川崎(の歴史)がそのすべてを教えてくれている。
「繋ぎ尽くすサッカーに加えて、潰して繋ぐサッカーを積み重ねたこと」
  ちなみに「繋ぎ尽くすサッカー」の典型がバルサで、「潰すサッカー」はドイツ発祥からリバプールを通じて全世界に広がっていったもの。パリ・サンジェルマンの台頭や、チェルシーの本年度CL優勝も、当然この流れの中に位置づけられるものである。

 こういう世界サッカーの流れという視点で日本サッカーの発展を観て初めて、こんな事もよく分かるのだ。一昔前の日本選手としては、中盤前目の攻撃的選手だけが世界に通用した。それがまず、長谷部、岡崎、大迫らの活躍で攻撃的中盤の前後からも「(外国人)助っ人」が現れたのである。
 ここで注意したいのはこの「助っ人」の意味である。日本でもそうであるように、本国の選手より役立つと観られなければ外国人をチームに置くことはしないし、数段チームの役に立っていなければ先発のレギュラーなどにはなれないということだ。そんな渡航日本選手の流れを見れば、次のことなどはまさに日本サッカー現在の世界的評価として極めて象徴的な出来事と言えよう。
 ドイツ2年目でレギュラーとして優勝して、ドイツ・ベストイレブンにも選ばれた長谷部誠は、リーグ最年長級になった今でも中堅チームのキャプテンに据えられて守備組織を任されている。このドイツでは最近また、遠藤航がリーグ全体でデュエル勝率ナンバーワン選手になった。岡崎がイングランド優勝チームのレギュラーとして、このサッカーの本場で「気品ある選手」とまで呼ばれたその意味は極めて大きい。この「気品ある選手」というサッカー文化的な意味が分かる日本人がどれだけ居るだろうかというような、岡崎の貴重な功績なのである。

 そしてついには、吉田が近年イングランドの中堅チームの先発CBを長く努めるに至ったのである。ちなみに、吉田が居たサウザンプトンは、リバプールに移って世界1のCBと呼ばれたフィルジル・ファン・ダイクや、世界有数のフォワードとして同じリバプールで活躍しているマネらを排出している。若手を見る目が世界有数のチームのその眼力に、吉田が若くして止まったという意味がどれほど大きいことだったか!

 来年のワールドカップで組み合わせさえ良ければ「とうとうベスト8以上」という結果が生まれるものと期待している。ロシアW杯のベルギー級は無理としても、日韓のトルコ、南アのパラグァイ辺りには今なら当然勝てると、目論んでいるところである。また同時に、今年のACLでは、川崎に是非優勝して欲しいし、各大陸代表が戦う世界クラブW杯で川崎・チェルシー戦が是非観てみたいものと、今からワクワクしているところだ。

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こんな美しい鳥、昆虫写真が・・・   文科系

2021年06月16日 14時15分05秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など

 ブログには本当に色々あるものだ。最近最もよく観るブログがこれ。『しんばし写真館 - Goo ブログ』

 鳥の写真が中心で、鳥が好きな人なら「こんな珍しい鳥の、得がたいような様子の写真、どうして撮れたの?」との声も上がるだろうし、夏が近づくと蝶など昆虫も入ってくる。その蝶がまた接写のような写真ばかりで、素人の僕でもため息が出たんです。

 このブログ、おおいに宣伝したいと思います。というよりも、「観なければ、損」というブログだと、僕は思っています。 

 

 

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